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ジョジョ5部ディアボロは小物じゃねぇ〜ぞ〜!!奴がいかに優秀だったかを語り尽くす

ジョジョ5部ディアボロ

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なぜ今更ジョジョ5部の話を書こうと思ったのか?

実は鬼滅を批評した際、無惨は小物だと切り捨てたわけだが、それ対しこんなコメントをいただいた。

鬼滅の刃コメント
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なるほど、世の中には無惨とディアボロを同列に並べる、あるいはそのように見えている者もいるようだ。

それに、ジョジョファンなら耳タコの「ディアボロ小物説」も同意しかねるので、これを機にディアボロの魅力をいま一度整理し、無惨とはまるで違うとハッキリさせようじゃないか。

ちなみに俺は、ディアボロに対し特別な思い入れはないが、ヤツから学んだことはネット社会に生きる現代人こそ参考になると思うので、最期まで楽しんでもらえれば幸いだ。

ジョジョの奇妙な冒険5部

ジョジョ5部
  • 作者:荒木飛呂彦
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:ジャンプ
  • 発売日:1996-05-31
  • 完結:モノクロ10巻
    カラー版:17巻

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目次

ディアボロが小物扱いされている所以

ジョジョ5部ディアボロ最期
©ジョジョの奇妙な冒険5部

まずディアボロとはどんな人物なのかをおさらいしておこう。

ディアボロの特徴
  • 全17巻中、真の姿を現すのは15巻以降
  • 死に様が滑稽なほど無様
  • 見せ場が少ない&詰めが甘い

他にも思うところはあるかもしれないが、概ねこんなところだ。
確かに字面(じづら)だけ見れば、小物極まりない。

またジョジョ別シリーズのラスボスと比較され、小物扱いされている(ふし)もある。

吉良吉影やディオ信者によるディアボロsage

例えば「ディアボロ 小物」でググった結果、Yahoo!知恵袋には以下のように書かれている。

ジョジョのディアボロって、なんであんなに小物臭がするんでしょうか?
スタンド能力は強力ですが、精神的に完全にジョルノやブチャラティに負けていて、役不足なラスボスだったと思いませんか?

①おっしゃるとおりですね。 黒幕としての宿命でしょうか。
他のボス役は皆自ら絶対君主として、あるいは絶対の戦士として、戦いの場面に臨む者たちでしたが、ディアボロは元々がボスだけど常に影に隠れていて、黒幕としての生き様を身上としていたから、そんな奴が表に出て戦っても今一と言う感は残りますね。

②確かに。 ラスボスとしては、その存在感を描ききれていない感じがありますねぇ。 設定はかなり好きなんですけどね。 個人的にそうなった理由は、本人よりもスタンドの方が印象強かったのが一因だと思います。 能力に目がいってしまったこともさることながら、本人よりもスタンドの顔出しが非常に多かったんですよね。 中盤の教会もスタンドオンリー。 終盤の戦闘もポルナレフとジョルノとの対峙以外もスタンド像でしたから。 やはり、ディオ、吉良、神父のように、顔出して自分の価値観をとことん主張してくれた方が印象力あったんだと思います。 吉良なんか特にそうですね。

引用:Yahoo!知恵袋

また「ディアボロ 小物感」では「あにまんch」がヒットする。

【ジョジョ】ディアボロってディオより小物感ない?

①良くも悪くも帝王感のあるディオと比べると、どうしてもディアボロは小物に見える

②ディオも小者なんだけど、ディアボロはそれ以上だよなぁ

③ボスはすぐ始末するとか使い捨てるって感覚がよくない。
DIOを見ろ!裏切る寸前だったホルホースを効率よく手駒に戻したぞ!

④ディオはスタンド使いでも吸血鬼でもない子供のころから、周りを従えてまとめ上げたりする才覚見せてるからな

⑤一人でコソコソ逃げてる吉良より小者感ある

⑥ディオは肉の芽洗脳する時でもすごく甘い言葉で誘ったり、裏切ろうとしたホルホースも最小限の労力で服従させたり、要所要所を見ると悪のカリスマってのは伊達じゃないと思える描写結構あるんだよね。それに比べてボスときたら…

引用:あにまんch

やはり世の中は、圧倒的なカリスマキャラに惹かれるようだ。
もちろん俺も例にもれず、以前こんな記事を書いた。

しかし、ことディアボロに関しては、上述に出てくるような分かりやすいカリスマ性ではなく「姿を見せない」からこそ奴が圧倒的なボスであることを表している。

優秀すぎるがゆえに「無様なほど生への執着(凡人とは見ている世界が違いすぎるため)」もするし、見せ場=リザルトではなく、それまでの過程=プロセスで魅せる男なのだ。

ようは表ではなく裏、陽ではなく陰でこそ能力を発揮するタイプである。
視点を変えれば、別シリーズのボス達と比べても、なんら遜色はない。
ということで、彼の生い立ちを追っていこう。

ディアボロのサイコ性はガキの頃から開花

ジョジョ5部ディアボロ幼少期
©ジョジョの奇妙な冒険5部

母親は銀行強盗と傷害の罪で収監されている犯罪者であり、服役して2年目に出産されたのがディアボロだ。
当然刑務所内で育てることはできないため、小さな村の神父に引き取られた。

特に問題を起こすこともなく、19歳まで順調に成長しているかに見えた矢先、彼の部屋の隣から「口を接合され、衰弱した女性」が床下より発見される。
母親だった…。

いい加減な母を憎んでいたのか?はたまた(ゆが)んだ愛情表現なのか?
詳細については読者に(ゆだ)ねられるが、彼がまともな精神状態でないことは間違いない。

その夜、村は大火事に見舞われ、父親がわりの神父はもちろん、ディアボロ自身も死者として処理された。
このことからもディアボロは良心をまったく持たない、サイコパスであると断定できる。

そして、10代の少年が表向きは鈍臭い男を演じつつ、誰にもバレず裏で実母を監禁し、拷問していたのだ。
よほどクレバーな奴でなければこんな芸当はできやしない。

後にポンペイの帝王まで上り詰める序章の話である。

ディアボロはたった一代でポンペイ最大のギャングを作り上げた男

ジョジョ パッショーネ
©ジョジョの奇妙な冒険5部

ディアボロは、村を焼き払ったのち、金を稼ぐためエジプトで発掘バイトをしていた。
その時にスタンド能力を覚醒させる「矢」を手に入れたのだ。

そこからわずか4年で、麻薬取引を主とするギャング組織を構築、23歳にしてボスとなった。
そして10年後には構成員756名からなるポンペイ最大のギャング組織にまで成長させている。

確かに「キング・クリムゾン」の能力は強力だ。(後ほど解説)
しかし、いかに強大な力を手に入れようとも、それだけで多種多様な人間をましてや闇社会の屈強なギャングたちをコントロールできるほど世の中甘くはない。

やはりこの「ディアボロ」という男は、トップに立つべくして君臨している帝王なのである。

キング・クリムゾンの能力は作中でも最強クラス

ジョジョ5部キング・クリムゾン
©ジョジョの奇妙な冒険5部

「キング・クリムゾン」とはディアボロのスタンド能力だ。
ジョジョ未読の方は超能力とでも思ってくれ。

能力は2つ

時間を数十秒間消し飛ばす
未来を予知できる

①例えば、相手からの攻撃が当たる瞬間に”時間を消し飛ばす”と本来は直撃していた部分の時間の中を動くことができるため、能力解除後、相手側からは避けたようにしか見えない。

つまり能力発動中は、完全無敵状態となる。
※時間を飛ばしている最中、相手に直接攻撃はできない。

キング・クリムゾン
©ジョジョの奇妙な冒険5部

②おでこにいるもう1つの顔、名は「エピタフ」
これは未来予知を脳内に映像として映し出すことができる能力だ。

※自分に都合が悪い場合、自ら回避策を考える必要あり。

チート能力である反面、バカでは使いこなせない能力なのだ。
こうしたことからも「ディアボロ」はキング・クリムゾンに自惚れることなく、能力をよく理解し、最大限活用した切れ者であったと言える。

あなたは暗殺チームの猛者共をマインドコントロールできるか?

さてさて、ここまではディアボロ本人に焦点を当ててきたが、部下の話もしておこう。
なぜなら、どんな部下を従えていたのかがわかれば、おのずとディアボロの実力も見えてくるからだ。

ポンペイ最大のギャング組織「パッショーネ」の中でも、ぶっちぎりにヤバイのが「暗殺チーム」である。

軽くメンバーの特徴を紹介しておこう。

ジョジョ ホルマジロ
©ジョジョの奇妙な冒険5部
名前ホルマジオ
能力斬りつけた対象を小さくする
性格洞察力に長けた知略家
エピソード

全身火だるまになっても立ち向かってくる

ジョジョ イルーゾォ
©ジョジョの奇妙な冒険5部
名前イルーゾォ
能力鏡の世界に引きずり込む
性格傲慢で詰めが甘い
エピソード

殺人ウイルスにより生きたまま溶かされ死亡

ジョジョ ペッシ
©ジョジョの奇妙な冒険5部
名前ペッシ
能力釣り竿で対象物を釣り上げる
性格小心者だがやる時はやる
エピソード

兄貴分が殺されたことにより自身の甘さを克服

ジョジョ プロシュート
©ジョジョの奇妙な冒険5部
名前プロシュート
能力生物を老化させる
性格兄貴オブ兄貴
エピソード

全身の骨がバラバラになろうとも獲物に喰らいつく

ジョジョ メローネ
©ジョジョの奇妙な冒険5部
名前メローネ
能力生物を別の物質に変化させる
性格他人の情報が大好きな変態
エピソード

スタンドが強すぎるためときおり主を無視して暴走

ジョジョ ギアッチョ
©ジョジョの奇妙な冒険5部
名前ギアッチョ
能力マイナス273.15℃の超低温スーツ
性格執念深くすぐキレる
エピソード

些細なことでも納得いかないと周囲に当たり散らす

ジョジョ リゾット
©ジョジョの奇妙な冒険5部
名前リゾット
能力血中の鉄分を操作
性格冷徹非道なザ・殺し屋
エピソード

あと一歩のところまでボスを追い詰めた

ジョジョを読んでない方でも一目でヤバそうな雰囲気は伝わったのではないだろうか?
特にリーダーのリゾットは「暗殺」をするために生まれてきたような能力と面構えだ。

ディアボロのもう一つの人格「ドッピオ」とタイマンを張り、あと少しで仕留めていたほどの実力者である。

こんな二癖どころか、三癖も四癖もあるようなイカれ集団を姿を全く見せずにマインドコントロールしていたのは、圧倒的な才能以外何者でもない。

ここでもう一度あなたに問う。

「どんな方法を使っても良いから、コイツらを従わせる自信はあるだろうか?」

もしあると言うならば、あなたは非凡な者だろうから本当にディアボロが小物に見えているのかもしれない。
しかしないのなら、ヤツの実力が少しずつ見えてきたのではないだろうか?

読者の我々ですら、ディアボロ状態のボスを初めて目視できたのは全17巻中15巻である。

徹底して己の存在を消す、過去を残さない。
これは卓越した予測力がないとできない芸当であり、小心者の自分をよく理解しているからこそできる組織マネジメントと言えるだろう。

マニオ

ちなみに無惨は、2巻で炭治郎に発見されている…。

視覚情報を排除した組織運営は天才にしかできない

ジョジョ5部パッショーネ
©ジョジョの奇妙な冒険5部

アメリカの心理学者「アルバート・メラビアン」が推奨した「メラビアンの法則」によると

話す内容=言語情報:7%
話し方や声色=聴覚情報:38%
表情や仕草=視覚情報:55%

という結果が出ている。

これは被験者に、矛盾させた行動(怒りながら楽しい話をするなど)をさせた場合、相手がどう受け取るのか?という実験だ。

この法則を割り当てるなら、ディアボロは人を従える上で最も有利なコミュニケーション方法「視覚情報」を一切使わずに組織を管理していることになる。

だからこそ、冒頭で「姿を見せないことこそが、彼の能力値の高さを示している」と言ったのだ。
書面や音声だけで、人を従えるのは並大抵のことではない。

例えば「パッショーネ」のように恐怖で組織を統治することは、一種の洗脳だ。

では、現実世界のカルトやギャング(マフィア)などで、教祖やボスの面が割れていない者はいるだろうか?

カルトで言えば…

オウム真理教|麻原彰晃
万民中央教会|李載祿(イ・ジェロク)
人民寺院|ジム・ジョーンズ
マンソン・ファミリー|チャールズ・マンソン
ラジニーシプーラム|バグワン・シュリ・ラジニーシ

ギャング(マフィア)で言えば…

コーサ・ノストラ|ジョー・マッセリア
ジェノヴェーゼ一家|ヴィト・ジェノヴェーゼ
シカゴ・アウトフィット|アル・カポネ
ガンビーノ一家|カルロ・ガンビーノ
コルレオーネシ|サルヴァトーレ・リイナ

などなど著名なトップの面は基本的に割れている。

あくまで自らが先頭に立ち組織を動かしてきたのだ。
それだけ人間の視覚情報が占めるファクターは大きい。

マニオ

You TubeやTikTokに依存している人が多いのも頷けよう

暗殺チームに裏切られたのは信頼や信用ではなく「金」

とはいえ、ディアボロの落ち度といえば「暗殺チーム」に金をケチったことである。
そもそも奴らが謀反(むほん)を起こしたのは、金銭面への不満が原因だからだ。

ただし、それは組織図を俯瞰できる我々読者側の視点であり、普段から直接コンタクトを取らないディアボロ自身は知る由もないことである。

このあたりは、相手の機微を察知できない「姿を見せない組織マネジメント」の限界なのかもしれない。

マニオ

暗殺チームは超優秀だったからこそ、ここは最大の誤算やね

いつでも表舞台に立てるよう外見は疎かにするな

ジョジョ5部ディアボロ初登場
©ジョジョの奇妙な冒険5部

基本的に姿を見せないディアボロだが、初登場した時のこの鍛え上げられたボディを見よ!!

この肉体美は、普段から相当に鍛え込んでいなければ不可能だ。
隠居生活をしているからと言って、決して怠けているわけではないのである。

現在はコロナ禍により、リモートワークや在宅勤務が急速に拡大している。
その結果、以前より人に会う機会が減り、自堕落な生活スタイルを送っている人もいるだろう。

しかし、生きていれば表舞台に立たなければいけないときは誰しもあるものだ。
そんなときに、豚のように太った身体、ボサボサの髪の毛、だらしない服装を晒すのだろうか?

ディアボロを見ていると、誰のためでもなく、己のための自己研鑽は常にしておきたいと思わせてくれる。

マニオ

ポルポのように権力にかまけ、顎で人を使うようになったら終わりだ

孤独を好む者はいるが、孤独に耐えられる者はいない

孤独

少し改変しているが、この言葉はフェアリーテイルのマカロフが敵だったガジルに言った言葉である。
読んで字のごとく、孤独の世界とは想像以上に耐え難いということだ。

そんな中、ディアボロは、たった一人誰とも会わず戦略を立て組織を運営してきた。
肩で風を切って歩くだけの実力者でありながら、己を誇示することもなく陰に潜んでいる。

豪遊できる大金を所持していれば、時には派手に遊びたい時や女を囲いたい夜もあるだろう。

何者かになりたいとSNSに依存し、毒にも薬にもならぬ世迷い言を発信している者たちに、一体ディアボロの何を理解できるというのか。

そうした人間ならば誰もが持つはずの欲望を消し去り、誰とも交わらず孤独に生きていける真の強さ…。
だからこそ、ディアボロの絶頂とは凡人には到底理解されず、多くの読者に小物呼ばわりされてきたのだと俺は思う。

もちろん俺も完全に理解したわけではない。
しかし、少なくとも理解しようと努めてはいる。

愚者とは自分が理解できないことを拒絶し、否定する生き物なのである。
その延長線上に「老害」という二文字が大蛇のごとく大口を開けて待っているのだ。

ジョジョの奇妙な冒険5部

ジョジョ5部
  • 作者:荒木飛呂彦
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:ジャンプ
  • 発売日:1996-05-31
  • 完結:モノクロ10巻
    カラー版:17巻

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正体を隠すために自ら作り出したドッピオという別人格

ジョジョ5部ドッピオ
©ジョジョの奇妙な冒険5部

ディアボロは身長190cm以上と非常に大柄であり、端正な顔立ち、引き締まったボディの持ち主である。
彼がボスだと知らなくても、あまりに目立ち過ぎる容姿だ。

そこで「ドッピオ」という骨格、年齢、性格もまるで違う別人格を作り出した。
具体的には、身長170cm前後、15〜6歳の気弱な少年に変貌する。

日常はこの姿で活動しており、誰もこの少年が暗黒街のボスであることは見抜けないだろう。
この行き過ぎたまでの危機管理はもはや狂気ともいえる。

だが、ディアボロは「人は簡単に裏切る」ことを知っているのである。
ましてギャングのような無法者たちなら尚更だ。

別人格を作り出すのは無理にしても、現代のネット社会では、危機管理能力は必要不可欠であり、安易に個人情報を晒さない良い教訓ではないだろうか。

マニオ

ディアボロって普通にイケメンなんだよな

不確定要素が強いなか最後は逃げない選択をした

最後の戦闘では、主人公ジョルノのスタンドが覚醒する。
そのため、一度引いて戦略を練り直す選択肢もあった。

いや、むしろあの場はそうすべきだったし、いつものディアボロならそう選択したはずだ。
しかし帝王たるプライドがそれを許さなかった…。

そして案の定、覚醒後のGER(ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム)は、想像を絶する能力を備え、完膚なきまでに敗北した。

死ぬという結果に永遠にたどり着けないため、死んだ瞬間に死ぬ前に巻き戻され、また殺されることを無限ループする地獄。
疑心暗鬼になり、最後には話しかけてきた幼女ですら、恐怖の対象として映る…。

こうした最後も多くの読者からバカにされている所以だろう。
それでもなお、敵にすがってまで生き延びようとしている無惨より、遥かにマシな最後ではなかろうか。

鬼滅の刃23巻
©鬼滅の刃

冒頭でも言ったとおり、ディアボロに対し特別な思い入れはない。
だが無惨と同じ小物レース枠に参加させられるとあっては、イチ読者として異議を唱えさせてもらう。

マニオ

両者は似ても似つかぬと思うのだが…。

ディアボロと無惨、最大の違いは年齢である

33年VS1000年

両者は”永遠の絶頂”を求めた点こそ同じであれ、その実「能力や才能はまるで違った」ことは、ここまで読んでくれた方なら理解できたはずだ。
さらに補足するならば、年齢の違いも見逃してはならない。

ディアボロは、漫画だと33歳、アニメだと35歳という設定だ。
一般的には伸び盛りであり、ある程度人生設計が見えてくる頃だろうか。

いずれにせよ、この歳ですでに人生のゴールが目前にあった強者の人生と言える。
過去を消し去り、姿を見せず、ここまで己の人生設計を達成した男には感服せざるを得ない。

一方、無惨は平安時代から生きている設定だ。
仮に平安初期(794年〜)から生きているのであれば、最終巻にクラシックカーが出てきた時代背景と合わせると、1923年(大正12年)頃=1000年以上生きていることになる。

マニオ

ファンブックなどは持っていないため、すでに正解が出てたらすまぬ

三十路のギャングボスVS齢1000年を超す長寿悪鬼

両者はそれだけ”時間”という普遍的なものに違いがあり、逆に言えば1000年もの時間がありながら、15歳や20代そこそこの若人に出し抜かれるほど、無惨はマヌケなのである。

考えても見てほしい。

仮に脳も肉体も衰えず、平安の世から1000年の時を生きられるとしたら作中で起きた失態の数々はいったい誰の責任なのだろうか?
鬼殺隊の小僧どもに遅れを取ることなどあり得るだろうか?
赤子同然の者たちに血相を変えてまでブチ切れたりするだろうか?

否、あり得ない。

だからこそ(わめ)けば(わめ)くほど小物に成り下がり、己の無能さを(さら)し、他責にしているだけのワガママ老害なのである。

もちろんディアボロが生きた1900年代後半と平安や大正時代では情報量やテクノロジーといった取り巻く環境が違うので、単純な比較ができないのは承知だ。

しかし、それは味方側も同じ時間軸に生きており、未来人が作中に出てこない以上言い訳にはならない。

永遠の絶頂」という目的こそ同じであれ、1000年という与えられた時間に対し、無惨の行動はあまりにも無能であったことは疑いようがないだろう。

マニオ

そろそろ「無惨との違い」わかっていただけたかな?

ディアボロの生き様こそSNS時代に学ぶべき教訓

ジョジョ5部ディアボロ過去
©ジョジョの奇妙な冒険5部

ここで時を現代に戻そう。

昨今は何かと炎上してしまう世の中であり、その火種は一般人ですら例外ではない。
そして燃え広がった先に有象無象の暇な雑種がいれば、個人を特定されてしまうこともある。

その原因の多くは、安易に個人情報を晒していることだ。

炎上で叩かれたり、素性がバレても、気にもとめない強者として生まれてきたのならそれも良いだろう。

他を寄せ付けない絶世の美女であれば、その容姿は莫大な富を生み出し、多くの名声が手に入り、上流階級の仲間入りをできるかもしれない。

その一方で、無慈悲の誹謗中傷により自ら命を断ってしまった者もいる…。

今一度よく考え、リスクを天秤にかけて欲しい。
自分をさらけ出し、物語の主人公として生きていきたいのか?
それとも黒子のように陰で誰かを支える立役者の方が向いているのか?

俺は後者であり、田舎で吉良吉影のように静かに暮らしていければなんの不満もない。

左ききのエレン」という漫画の中で、こんなセリフがある。

左利きのエレン
©左ききのエレン

スターを照らす側の人生」ってめちゃくちゃ刺さらん?

学校の先生、飲食店、配達員、土方ほかにも色々あるだろう。

あなたが教えた生徒の一人が将来スターになるかもしれない。
あなたが作ったその料理はスターが口にしているかもしれない。
あなたが運ぶその荷物はスターが注文したものかもしれない。
あなたが作ったその家はいつかスターが住むかもしれない。

このようにスターを照らす側が9割いるからこそ、世の中はバランスが取れているのである。
無理をしてまで、自分自身がスターになる必要はないのだ。

それにこれだけ個人の「能力」を発揮できるプラットフォームが充実している中で、自分自身(プライベート)を売り出す必要が本当にあるのだろうか?

そこにあなたの「人間性やビジュアル」は本当に必要なのだろうか?

左ききのエレン

左ききのエレン
  • 原作者:かっぴー
    作画:nifuni
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:少年ジャンプ+
  • 発売日:2017-12-31
  • 既刊15巻:連載中

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マニミ

弱者には弱者の戦略があるのよ

特にメリットがないならネットに本名や顔出しは控えろ

ネットの顔出しNG

例えば、ブログで小銭を稼ぐなら「文章力、デザイン、SEO」などを学べば、匿名でも十分勝負できるし、当然自分を晒す必要性はまったくない。

ブログに限らず、イラストレーター、漫画家、小説家、Vtuberなど、本人の情報が不要な戦場はいくらでもあるだろう。

にもかかわらず、ネットという全世界に向けて安易に自分や家族を晒している方をよく見かける。
今の炎上騒動を見ていると、ネットを軽視し過ぎのように感じるのだ。

特にまだ自己判断ができない「子供の写真や動画」を勝手に載せるのは、リスクしかない。
芸能人や親子YouTuber?などのネットリテラシーの低さは、令和においても顕著である。

ネットの発信力をうまく駆使すれば、不特定多数にアプローチすることが可能だ。
その半面、使い方を誤れば、無数の刃となり自身や家族に降り注ぐ、諸刃の剣であることは理解しておかなければならない。

デジタルタトゥーを一度刻めば、生涯消えない傷物になる可能性やリスクは常に肝に銘じておくべきだろう。

俺が好きな映画「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」にこんなセリフがある。

現代の監視社会では匿名性こそが自由だからさ

承認欲求をコントロールせよ

SNSは人間の脳を破壊する

そもそも安易な自分晒しの原因は「承認欲求」をコントロールできていないことにある。

承認欲求は誰しも持っているため、その欲求自体が悪いわけではないし、それ自体をなくすのも難しい。
しかしこの欲求との向き合い方こそが、ネットの世界では明暗を分ける。

その際たるものが「SNS」だ。

俺は「才能1%・駄菓子99%」の世界だと勝手に決めつけていて、糞の掃き溜めのような空間だと思っている。
勝手に他人と比較され「いいね」という無意味な数字に一体何の価値があるのだろうか。

そんなこんなでSNSからは約3年ほど離れていたのだが、当サイトを新設するにあたって、2020年11月にアカウントを立ち上げた。

久方ぶりだとしてもやはり反応があれば、面白い。
頭ではゴミだと分かっていても、いざ触れてみると抗えないものなのだ。

世界の名だたる頭脳を集結させ、いかにユーザーを依存させ、抜け出せないようにするかを設計した技術の結晶を相手に、いち個人の意志力などクソほども役に立たないと改めて思った。

であれば、仕組みで解決するしかないだろう。

  • スマホからSNSアプリを消す
  • タイムロッキングコンテナを購入し、仕事中はぶちこんでおく
  • それでも必要な人はPCからしか確認できないようにする

最近俺がTwitterにほとんどいないのは、こうした仕組みを構築したからだ。

SNSは麻薬だ。
中毒になる前に、仕組みを考えられる余裕があるうちに、適度な距離感を保つことを推奨する。

マニオ

承認欲求が暴走してしまう人こそSNSとの向き合い方は真剣に考えるべきだ

結論:自己開示せずに人を動かす術をディアボロから学べ

以上、ディアボロの魅力を俺なりの視点で語ってみた。

ヤツの生き様には、我々現代人がストレスレスで生活するためのヒントが多分に散りばめられている。
小物だと嘲笑するだけでは、あまりにももったいないキャラクターだ。

自身のプライベートを切り売りせずとも、世間の役に立つ能力を身につければ、十二分に飯を食っていける時代である。
今一度、人生の展望を考えるキッカケになれば幸いだ。

ジョジョの奇妙な冒険5部

ジョジョ5部
  • 作者:荒木飛呂彦
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:ジャンプ
  • 発売日:1996-05-31
  • 完結:モノクロ10巻
    カラー版:17巻

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ジョジョ5部ディアボロ

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