鬼滅の刃【感想】アニメと漫画を全部見たけど面白くないしつまらない理由

「鬼滅の刃」ブームが異常なので、今(2019・12月)になってようやくアニメ全部見て、漫画も既刊(18巻→19巻→20巻→21巻→22巻)まで読んでいる。
当方は普段からアホみたいに漫画を読んでる30過ぎのおっさんだ。
ぶっちゃけ最近はジャンプ系を読む機会はほとんどない。
ただワンピースの不敗神話を破ったってんでどんなもんか見とくかなと。
参考:中国サイト「捜狐」
まず「U-NEXT」でアニメを見ていたんだが、しょっぱなから全然面白くなくて、いつ盛り上がるのかなぁと思っていたら26話終わっていた……。
続きは漫画の「7巻〜」だったので、最新刊まで読んでいるものの……う〜ん、つまらない。
「これ社会現象になるほど面白いか?」ってのが正直な感想だ。
このままほっておくと、あまりにもハマらなすぎてゲロ吐きそうなので
「何でハマらないのか?どこが面白くないのか?」
を一度しっかり考え、吐き出しておこうと思う。

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鬼滅の刃

- 作者:吾峠呼世晴
- 出版社:集英社
- 掲載誌:週刊少年ジャンプ
- 発売日:2016-06-02
- 完結:23巻
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\マンガ読むならココ一択!!/
ジャンプ黄金期を読んできた人はハマらないと思う
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週刊少年ジャンプとは、集英社が発行している日本一の漫画雑誌である。
現在は月間200万部を割っているが、全盛期は650万部を超えるほど世の少年たちに夢を与えていた。
それゆえ当たった作品はとてつもない爆発力を持ち、一気に売れる傾向がある。
とうぜん競争率も高く、ジャンプで長期連載できるのは選ばれし天才漫画家のみ。
その上で4年以上一度も休載することなく、描き続けてきた「吾峠呼世晴」先生は、紛れもない天才だ。
ただ単に俺がハマらなかっただけというのは重々ご承知いただきたい。
そんなマンガ界最強ジャンプは、過去に超弩級の名作を数々生み出してきた。
- こちら葛飾区亀有公園前派出所
(200巻|完結) - 北斗の拳(27巻|完結)
- ドラゴンボール(42巻|完結)
- SLAM DUNK
(20巻|完結・電子書籍未対応) - 幽☆遊☆白書(19巻|完結)
- ジョジョの奇妙な冒険
(シリーズ120巻以上|連載中) - ろくでなしBLUES(25巻|完結)
- るろうに剣心(28巻|完結)
- ONE PIECE(95巻|連載中)
- NARUTO(72巻|完結)
- BLEACH(74巻|完結)
- 銀魂(77巻|完結)
上記はあくまで一部だ。
もちろんストーリーやジャンルはバラバラなので、本題の「鬼滅の刃」と単純な比較はできない。
しかし、このあたりを読んで大人になった俺の大脳皮質には、これらの記憶が深く刻み込まれている。
そうした無意識化の記憶が「ストーリー・構成・キャラ設定」などを点と点で結んでしまい、浅く、物足りないと感じてしまったわけだ。
後述するが、ジャンプっ子にとって鬼滅は特別変わった設定でもなく、むしろ今までのジャンプ作品をうまく組み合わせている。
例えば「news zero」のインタビューを見ていると、流行りの火付け役になったのは30〜40代の女性だ。
おそらく少年誌をガッツリ読んでいた層は少ないだろう。
またストーリー構成は浅いほど、誰でも理解しやすい。
この点に関していえば、今の子供たちにウケる内容と言える。
なぜなら、現代っ子は全体的に「読解力」が落ちてきており、漫画といえどあまり複雑な話を好まない(理解できない)傾向があるからだ。
こういった点を考慮すると、時代を捉えた作品とも言えるだろう。
もしこれが作者や編集者のマーケティング戦略だとすれば、自分を含め、ジャンプ黄金期を熟読してきた男性層はターゲットから大きく外れており
「つまらない、面白くない」と感じてしまうのも致し方ないと思った。
なぜストーリー構成が面白くないと感じたのか?

「鬼滅の刃」の基本構図は「人間」VS「鬼」
主人公「炭治郎」の一家はある鬼に惨殺されるも、妹の「禰豆子」だけが鬼化して生き延びる。
その妹を人間に戻すために奮闘する物語。
で、面白くない一番の理由は、総じて主人公に都合が良すぎるから。
例えば妹の話1つとっても、人間に戻すことが最終目的ならば、それまでの困難や逆境の総合値に応じて、戻った時に感動を覚えるものだ。
ところが本作は最初の方に少し暴れるだけで、そこから2年間眠って、起きたらある程度の理性を取り戻している。
その理由が
2年間寝ている間に鱗滝ってジジィが「暗示」をかけた。
「人間は皆お前の家族だ、人間を守れ、鬼は敵だ」
「人を傷つける鬼を許すな」
人を喰う代わりに眠ることで体力を回復。
※つまり鬼になってから数年以上何も喰わずに過ごしている。
人を喰わないように竹の口枷をしている。
※呪印とかがあるわけでもなくただの竹。
はっ?こんなヌルい設定で人間に戻したとして、読者はどこに何を感じればいいわけ?
第一話では、今にも人を喰い殺しそうな目つきと風貌で「おっいいね〜」と観ていたが……

その後の「禰豆子」はこんなに可愛くなってしまう……。

オイオイオイ、可愛さとかいらないんだよー、最初の狂った禰豆子はどこいったんだよー。
鬼になってから喋ることはできなくなったが、ジェスチャーでやりとりできるほど……(後々少し話せるようになる)
俺的には、もっと日常的に妹が暴れて「炭治郎」をボコボコにするとか、キーマンの人間に襲いかかってしまうとか、最悪喰っちゃうとか、そういった生き地獄エピソードが欲しいわけ。
そうじゃないと「妹を人間に戻す」っていう本題の軸がズレて大変さとか辛さがまったく伝わってこない。

この先”人間に戻るにしろ””死ぬにしろ”そこまでの過程がヌルゲーなんだから、感情移入できねーって。
こんなのは氷山の一角で、とにかく全体的にストーリーが練りこまれていないし、ミラクルビーチフルスーパーバリバリご都合主義だから面白くないと感じた。
※俺が本当に面白いと思った鬼マンガはこれ。
全キャラの過去篇が浅過ぎて全く共感できない
面白い漫画の過去篇は必ずといっていいほど盛り上がる。
なんなら本編を超える話も往々にしてあるものだ。
鬼滅の刃に出てくる鬼は元人間であり、事情があって鬼になったパターンが多い。
「柱」になるような奴らも皆何かしら抱えているが、どいつもこいつも話が浅すぎる。
例えば「鬼殺隊」最強の男「悲鳴嶼 行冥」の過去は……
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盲目の優しいガリ男が身寄りのない子供9人を寺で育てている。
血の繋がりはなくとも本当の家族のように暮らしていた。
ところがある日、言いつけを守らず夜になっても寺に戻らなかった1人が鬼に捕まってしまう。
その子は保身のため他の家族を喰わせることを約束。その夜、鬼に襲撃され結局1人しか助からなかった……。
信じていた子供に裏切られたのも辛いだろうし、目の前で子供たちが殺されていくのも酷だと思う。
しかし、1人だけ助かった理由が「悲鳴嶼」がキレて夜明けまで鬼を殴り潰し続け、朝日を浴びて消滅したからなのだ。
そして救った子供は4歳だったので混乱し、駆けつけた大人に「みんなあの人が殺した」と言ってしまう。
子供たちの亡骸だけを見た人々は「悲鳴嶼」が殺したと思い投獄されてしまったって話。

え?ちょ待って?目が見えず喧嘩もしたことねー男がいきなり鬼に勝っちゃうの?しかも素手で?1mmも共感できねーわ。
あと最初から盲目設定は無理があるだろ。
そこは鬼と戦って目潰されたってことでよくねーか。
実は似たような話が「るろうに剣心」安慈和尚の過去篇だ。
安慈もまた、身寄りのない子供を自分の寺で預かり、面倒を見ている。
「仏様はいつも私たちを見ている、だから祈ろう」とニコニコしている優しい僧侶だった…。

ただ当時は廃仏毀釈により、仏教とかやってる奴は殺すぞ?寺とか壊すぞ?的な感じだったので、このお寺は村長からマークされていた。
そんなある日、村長から直々に村から出ていくように言われ、移住を余儀なくされてしまう。
その帰り道、村長の付き人が
「相手はボロ寺の貧乏坊主と小汚ェ親無し共、どんな風に扱ったってどこからも文句出ねェっしょ」
とか言い出し、子供達が寝ている夜更けに寺に火を放つ鬼畜の所業を決行。
ちょうどこの時「安慈」は滝行中で、気配を感じ急いで戻るも、寺の入り口付近で頭を殴られ気絶してしまう。
薄れゆく意識の中
「御仏よ…この子達はこれまでずっと辛い思いをしてきた…どうかこれからは幸多い未来を…どうかこの子達に御加護を」
と必死に願った……。
しかし朝方意識を取り戻すと、寺は全壊し、子供達は全員焼死。
「…何故?何故この子達を見捨て給うた……」
と初めて仏像を殴りつける。
そして、祈りや願いなどでは誰一人救えないことを実感し、ブチギレて優しい和尚から仏の道を外れた「破戒僧」となり復讐を決意。

そこから5年修行をして、火を放った奴らを皆殺しにする。
この頃にはガタイも2倍くらいになって、人間の頭を素手で潰せる怪力および、対象物に高速の二撃目を加える破壊の極意「二重の極み」を会得していた。
たぶん修行して1年も経つ頃には皆殺しにする力はあったと思う。でも5年なんだよな。
子供達を殺された傷はそんな簡単に癒えないだろうし、己の甘さを完全に消しさり「破戒僧」になってから復讐を果たしに行っている。
るろうに剣心

- 作者:和月 伸宏
- 出版社:集英社
- 掲載誌:週刊少年ジャンプ
- 発売日:1994-09-30
- 完結:28巻
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ブチギレたからって急に強くなったりしないし、想像を超える悲劇に襲われれば、修羅の道に堕ちてしまうほど人間は弱い生き物なんですわ。
これくらいの背景をしっかり描くからこそ、読者は共感し心動かされるわけだ。
「悲鳴嶼」の話に戻すが、もとから強い奴が筋トレして、さらに強くなりましたってエピソードの何がおもしれーの?
最強のキャラがそんな雑な設定でいいのかよ。
もっと地獄を乗り越えてこいやと。
こんな感じで鬼含め主要キャラの薄い過去篇を一人一人やって尺を取る割に、結局この物語に真の悪党はいないんでっせ〜風に持ってかれるので、ストーリーに緩急がない。
せっかく良い食材を見つけても、最後は全部カレーの具材としてぶっ込んじゃうわけ。
こちとら100g1万円の肉を味わいたいのに、毎回カレー出されてる気分。
食材(ストーリー)と食材(ストーリー)が混ざり合って、1つ1つの味が薄くなる=これといった衝撃的なエピソードがない。
というわけで、過去篇大好きマンとしては、もっとしっかりキャラの役割を分けて欲しかった。
全体的に戦闘力の設定が崩壊しているのでワクワク感ゼロ

先ほどから出てきている「柱」は人間側最強の9人だ。
つまり現時点では強すぎる鬼を倒す唯一の希望でもある。
そんな「柱」の1人が手を縛られた状態の主人公に頭突きかまされて出血した時は「????」でしたわ。
イヤイヤイヤ、もっと圧倒的であれよ。
「炭治郎」なんか小指で倒せよ。
なんなら気迫のみで黙らせろよ。
それがあって初めて「おぉー柱すげー」ってなるんじゃねーのかよ。
ネタバレになるが、単行本18巻では「柱」と「炭治郎」の力の差はほぼなくなっている。
キャラによっては「炭治郎」のが強いんじゃね?ってレベル…。
あと鬼ども、お前らもっと強えーだろ?主人公だからって遠慮すんなっ!!本気を出せ本気を。
世の中、気合いや運だけじゃどうにもならねぇ理不尽なこともあるってのを世の少年たちに教えてやるのがお前らの役目だろ。
ワンピースで冥王に2年も修行つけてもらって、四皇の幹部と死闘を繰り広げて、めたクソ強くなったと思ったルフィが「カイドウ」に一撃でやられた衝撃。
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幽遊白書で幽助が魔族の血に目覚めて、S級レベルの仙水を子供扱いして、最強になったかと思いきや魔界にはS級なんてゴロゴロいて、1000年飯食ってない死ぬ寸前の親父を椅子から動かすこともできなかったラスボス感。
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BLEACHで藍染 惣右介がちょっと本気出したら同じ隊長格の狛村 左陣を鬼道の一撃で仕留めた格の違い。
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こういう圧倒的な絶望感や無力感が「鬼滅」にはないんだよな。
ちょっと修行しただけで強くなりすぎちゃうし、主人公が全然負けねーからワクワクしねぇ。
漫画だと技の見せ方が下手すぎてストレスを感じる
鬼滅の刃は絵が下手だから無理って声もよく聞くが、俺はそうは思わない。
これくらいの作画は世の中ゴマンとあるし、普段の描写はそんなに気にならない。
しかし、敵も味方も「技」を発動するシーンでは何をやっているのか全然わからないのである。
これは絵が下手なのではなく、見せ方が下手だと言っていい。
戦闘シーンは、もっとも盛り上がる場面なのに、それがわからないのは致命的だ。
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上記の技の終わりから見るに、居合いを打ち合ったシーンだろう。
※解説のため「鬼滅」の中ではかなり分かりやすいシーンを抜粋&前後の文脈は無視している。
もちろんこれくらいの作画であれば、想像もつくし、読んで字の如く遠い雷と書いて「遠雷」なので、遠い間合いから雷の如き速さで距離を詰める技と仮定できる。
しかし、このバトルシーンは鬼滅の中で分かりやすい部類だ。
その他のシーンはあまりにも酷すぎて、引用すると悪意を感じさせてしまうため、あえて避けている。
例えば上記のシーンでも、直後の「善逸」のコマで「何?あの間合いから一瞬で詰めてきやがった」って心境を入れたり
敵の「獪岳」が「ここから一瞬で距離を詰める俺の遠雷をくらえ」みたいなナレーション的な説明を入れることもできる。
そもそも漫画の強みとは、文字(読解)と作画(視覚)両方でバランスを取れるところだ。
作画が苦手なのであれば「解説」を足すことで、より多くの読者に訴えかけることができるということ。

さらに具体例を出すなら、ジャンプ史の中でも特に技(状況)の説明に力を入れているジョジョの奇妙な冒険だろう。
そりゃ読み手としては絵で見せてもらえた方が嬉しいが、漫画家さんだって得意不得意はあるだろうし、誰もがわかりやすくキレイな絵を書けるなんてことはありえない。
だからこそ、ジョジョのような一手間(週間でここまでやるのは大変だが……笑)をかければ、視覚で理解できなくとも、読解できるようになる。
まぁこの辺の細かなニュアンスは漫画を読みすぎてきた故の弊害というか、バランス感覚というか、思いっきり主観であることは否めない。
とにかくアニメで見て「あぁこういう感じの技だったのね」てわかるものが多いのは事実だ。
さらに俺の場合は頭の中で模擬対戦をしながら読むのが好きなもんで「A」に対する返し技「B」それを躱して「C」さらにカウンターで「D」みたいな。
漫画では「技」の動きがほぼわからず、これができなくてストレスを感じた。
ただ「ufotable」のおかげもあり、アニメではよくわかるどころか普通に神ってる技もあるのは言っておく。
特に気に入ってるのがアニメ17話で「善逸」が放つ「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃・六連」のシーン。
ここは厨二心をくすぐられるのでアニメ好きの人は見る価値ありだ。
\動画再生時間:28秒/
ギャグが破壊的に面白くなくて眉間のシワが戻らない
ギャグシーンはマジで面白くない。
いくら子供向けに書いているにしてもしつこ過ぎる。
特に「善逸」がヒーコラ言ってるシーンは漫画なら読み飛ばせるが、アニメだと地獄絵図そのもの。

善逸のギャグシーンを平均すると1シーンに付き、約28秒もふざけてるわけ、だから「あぁウルセェ〜」しか感想が出てこない。
いやね、ギャグシーンが面白くないのは鬼滅の刃に限ったことじゃなくて、「ワンピース」だろうが「HUNTER×HUNTER」だろうが面白いと思わないよ。
けど、他のは尺が短かかったり、仲間全体でバランスを取るから適当に流せて嫌味がない。
仲間全体ってのはワンピースでいえば(ウソップとルフィとサンジ)・(ナミとゾロとルフィ)みたいな感じ。
それが1人で延々ふざけてるわけだから、眉間に寄ったシワが戻らないのである。
ちなみに、俺がジャンプで一番笑った記憶は
「銀魂」46巻・第四百二訓〜始まる
「ビームという響きはあらゆる者のハートを射抜く」だ。
ちょこっと解説すると、スターウォーズの
- オビ=ワン・ケノービにかけて「尾美 一」と書いて「オビワン」と読む発想力
- ライトセーバーにちなんで剣術流派を「ビームサーべ流」にした着眼点
- ソードマスターをもじって「銀河剣聖」という絶妙な語呂
にはマジで爆笑した。
これだけふざけた入りで、オチは号泣に持ってくるあたり「空知先生」の変態(天才)さが遺憾無く発揮されているので、未読の方はぜひ読んでみてほしい。
※スターウォーズを全く知らなくても面白いよ。
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鬼のラスボスがクズ&ダサすぎて魅力なし
俺は味方よりも敵の設定こそこだわった方がいいと思っている。
なぜなら善悪の高低差によって正義の意義も変わってくるからだ。
ましてラスボスなら、単なる悪では魅力的にならず、悪の中のカッコ良さをどう見せるか?
具体的には「怒り」の矛先をどこに向けているかで、共感値やファン層はほぼ決まってしまう。
要するに、敵が輝けば輝くほど、魅力的であればあるほど、相関関係により味方も輝くということだ。

鬼滅の刃のラスボスは「鬼舞辻 無惨」なわけだが、圧倒的な強さに加え、見た目は悪くない。
でも中身がクソオブクソ。目的もやることも何もかもがダセェの一言。
ダサいなりにギャグキャラなり、イカれサイコキャラに振り切っているならいいが、どっちでもない中途半端キャラ。
正直「無」の感情しかない。この先は全く興味のないキャラを無理やり考察した。
- 酔っ払いの兄ちゃんに軽く絡まれただけでブチ切れてその場にいた3人を全殺し。
- 鬼の中でも上から7番〜12番目に強い下弦の奴らを集めて1体を残し、他は理不尽に全殺し
- 柱を1人殺したと報告に来た部下に対し「たかが柱を始末したから何?鬼が人間に勝つのは当然だろ」というブラック企業の上司ばりのクソっぷり
- 病床で今にも死にそうな鬼殺隊当主と初めて言葉を交わした時に出てしまう圧倒的ザコ感
例えば、2番目の下弦の鬼集めて全殺しした時は、「なんでお前らそんな弱いの?お前ら役に立たねーからいらねーわ」っていう鬼パワハラを振りかざして全殺し。
3番目の「鬼が人間に勝つのは当然だろ」ってセリフ、ここだけ聞くと悪くないが、コイツは普段から「鬼殺隊」にめちゃくちゃブルってすぐ逃げるような奴なんですわ。
こんな感じで終始小物っぽさが前面に出ている。何千年も生きた経験や知識・知恵がある分、普通に考えたらチートキャラのはずが、オーラも知性もまるで感じないヘボ野郎。
基本的に自分のことしか考えていないので、何度見返しても魅力は0のまま。
無惨が小物でワガママで成長できない理由
出てくるたびに自身の株を下げ、コイツはもうどうしようもねぇなっと思っていた矢先、12巻の22ページに違和感の正体が載っていた。

無惨は”変化“を嫌っているのだ。
「状況・肉体・感情」あらゆる変化は劣化であり衰えだと考えており、逆に完璧で永遠に変わらない”不変“を望んでいる。
鬼滅の刃は大正時代を舞台にした物語、当時は第一次世界大戦(大正3年)が起こり、日本の産業革命が大きく進んだ時代だ。
この激動の時代に「不変」などと耄碌しているバカは無惨ただ1人くらいだろう。
かのチャールズ・ロバート・ダーウィンもこう述べている。
It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change.
引用:名言+Quotes
訳:生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。
鬼殺隊は常に鍛錬を重ね「柱」ともなれば、己の寿命すら犠牲にし、わずか二十数年で生涯の幕を降ろす者もいる。
そこまでしなければ鬼との圧倒的な戦力差を埋められないからだ。
限られた時間の中で、粉骨砕身する者たちと半永久的な時間があり、人を喰うだけでパワーアップし、変化=衰えとしか考えられず、誰からの助言もない裸の王様では品性に差が出てしまうのも当然と言えるだろう。
独裁組織最大の欠点は、俯瞰の視点から見てくれる者がいないことだ。
したがって「無惨」は小物であることをこの先も自覚できないし、力だけが増幅していき、心は成長しない典型的な老害といえる。
鬼滅の刃に対するネット(Twitter)の声
鬼滅の刃 おもしろい鬼滅の刃 面白くない
上記はそれぞれのキーワードで検索した中から適当に抜粋した。
検索して気づいたが「おもしろい」と言っている人は「なぜおもしろいか?」を語っている人が異様に少ない。
自分の本音というより、流行りに乗っかっているだけの人が多い印象だ。
逆に「面白くない」の検索結果は、それなりに理由も述べられていて、多くの他作品に触れてきた傾向が見て取れる。
結論:鬼滅の刃は子供と漫画・アニメビギナー向けの作品
以上が鬼滅の刃にハマらなすぎて、いろいろ吐き出さないと窒息死しそうだった俺の感想だ。
一言でいうと「子供・漫画ビギナー」向けの作品かな。
少なくとも、多ジャンルを読む漫画狂が人気にあやかると拍子抜けする可能性大。
もちろん鬼滅ファンを否定する気はないし、誰が何を好きになるかは自由である。
アンチだなんだと低次元の話をしたいわけでもない。
ただ「鬼滅の刃」キッカケで、他作品にも興味を持ったり、ハマってくれたらオタク産業がより盛り上がるので嬉しいなぁと思っている。
※この記事の一番下にコメント欄があるので、あなたのご意見もぜひ。
10代〜50代まで10名→100名→200名→300名→400名以上の方々が参戦して盛り上がってまっせ。(内76件管理人返答)
鬼滅の刃

- 作者:吾峠呼世晴
- 出版社:集英社
- 掲載誌:週刊少年ジャンプ
- 発売日:2016-06-02
- 完結:23巻
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只今のコメント数 (555件)
アニメの2話くらいで早々に限界がきました笑
なるほどやっぱり自分と同じくなぜこの漫画が人気あるのか疑問を持っている人が居るんだなーと心強くなりました笑
この作品をほとんど見ていなくてもこのサイトの説明は腑に落ちまくりです。ていうかよく最後まで見られたものですね、私にはそんな忍耐力は無かった笑
アニメ2話見て確かに最初は設定も良さそうで、おーっと思ったけど、奥深さというか、パンチが足りなかった感じですね。家族が殺されてるだけなのもよくわからんかった。鬼は人を喰うんですよね?その辺は私自身がちょっと細かいのかな。
あと妙に説明チックなセリフとか心の声がこぼれまくりでご丁寧すぎてくどいし、浅薄に感じてしまった。
好きな人たちの理由は特になく、好きでない人たちの理由は多く見られるというのが肝なのかもしれませんね。テレビなどで人気度合いを見聞きはしていたが、確かに具体的にここがっていうニュアンスは伝わってこなかったような。
色々批判したけど2話しか見てないのでファンの方、お許しください。私にもっと忍耐力があればいつか面白さが解ってハマったのかもしれません。
何も考えずに無心で見るのがいいのかもしれない。
30代です。アニメは見ておりません。
5巻くらいから読み始めてはいましたが、なんとなく読んでいた程度で、現状の社会現象っぷりにはただただ困惑しております。
ジャンプっぽい作品といえばそうなんですが、いくら王道路線であっても、腕や首が吹き飛んで敵も味方もズバズバ死んでいく復讐劇が老若男女に受けている理由がいまいちよくわかりません。
読み返しはしていないので解釈違いがあるかもしれませんが、まず、序中盤の基礎鍛錬と刀に対する年の入れ用から『るろうに剣心』のような本格的な殺陣が見られるのかと思っていたら、柱が介入した途端に異能バトルになった点が面食らいました。
え?あれだけ剣を一本打つのに大立ち回りしたのに、最終的に剣じゃなくて剣から出る波動みたいなので攻撃するの?ずっと遠距離攻撃でよくね?と。
体捌きや立ち回りは剣士のそれなのに、やってることが遠距離範囲攻撃なせいか、まさしく何をやっているのかわかりづらい。各人が何をしたいのかもわかりづらい。
話や戦闘のテンポはいいのに、肝心の見せ場がこれでは、と思う次第。
次に、個人的にものすごく気になったのが台詞回しでした。
句読点が欲しい。切実に欲しい。
切羽詰まってる感じを出したいのか、情報を詰め込みたいのかはわかりませんが、とにかく殺し合いの最中に頭をよぎる文量ではない。のわりに内容がない。常時早口言葉みたいで、読んでいて息切れを起こす。
語尾や口調で無理なキャラ付けをしない点は好感が持てますが、この場合はこれがマイナスに働く稀有な例だと思います。炭治郎を筆頭に、みんな似たような状況下で似たようなことをまくしたてるものですから、台詞回しにメリハリがない。
最期に、禰豆子の沈静化やその他諸々のご都合主義の連続は目を瞑れたとして、それでもなんとも飲み込みきれなかったのが、縁壱とかいうチートオブチートの存在でした。なんなんですかあのキャラは?
強くなった経緯がどれほどのものだとしても、幾星霜の時を経てなお影響の残る斬撃っていうのがもうよくわからない。強いとか弱いとかそういう概念なのだろうか?
やたらと過去を掘り下げる作品なのに、このお方の戦闘力に関して掘り下げられないのは、たぶん到底説得力のある説明ができないからなのでしょうけど。
顔がシリアスじゃなかったらただのギャグキャラ。ジャンプ繋がりでワンパンマンにでもご出演ください。
……といった次第でした。長々とすみません。
最近までは「人気があろうが自分にとっては面白くない。自分は自分」と冷静でいましたが、メディアで騒がれ、周りにファンが増え、居心地が悪くなっていたときにこちらに辿り着きました。笑
記事の内容にはうんうんと頷くばかりです。
アニメはとてもクオリティーが高くて迫力という点ではとても良かったです。しかしストーリーが好きかというと……。
自分はアニメから見たので技がカッコいい善逸が気になって(筆者さんの言うとおり、ギャグシーンはやかましすぎてくどいと思いましたが。笑)、ファンの語りから、アニメ後のストーリーでメイン回がある雰囲気を感じ、それ目当てに単行本を買いました。
自分に自信のない善逸の成長過程が描かれているかもしれないと期待していました。
しかし現実は「じいちゃん死んだ」「兄弟子鬼になった」「いつのまにか強くなってて兄弟子瞬殺」で終わり。ダイジェストか?
雑魚鬼ではなく、そこで過去編を何話も使って繰り広げてほしかったのですが。
にも関わらず、ファンは毎日のように善逸について解釈やら妄想やらを語っていました。
例えば自分たちが作者から美味しい料理を出してもらうのを待っているのだとすると、そのファンは作者に渡されたリンゴと自分の持ち寄った具材でアップルパイ・ジュース・カレーなど様々な料理を大量に作り出して自分で食べて喜んでいる、そんなふうに感じました。
読解力がないだけのファン・料理上手なファン・ファンの料理を食って作者を褒めるファン・長いものに巻かれるタイプのファン・人気だと聞いたから見てみてがっかりする自分たち。
いろんなタイプの消費者によって生まれた売り上げなのかもしれませんね。
炭治郎については好きになれません。
くどいくらい「完璧優しいキャラアピール」がされますが、そうは見えないからです。
作者が優しさのつもりで描いているところが「大人の対応」や「八方美人」に見えたりします。逆に冷めて感じるのです。
禰豆子を救うことが何よりも大切なはずなのに禰豆子を陽の下に置き去りにして鬼を追うことを選択してしまうなど、彼の心には芯が感じられません。
禰豆子は修行中は寝込んでいたり、都合の良いタイミングで陽を克服したり、陽を克服したので最後はお兄ちゃんとコンビで戦うのかと思ったら人間に戻る薬()を投与されてまた寝込んだり、そんなに邪魔なの?と思えてくる始末です。
映画で人気爆発中の煉獄についても「知り合って間もないただの良い人」であり、「良い人の死は悲しい」以上の感情を抱きませんでした。
煉獄の死を目の当たりにしたとき真っ先に浮かんだ比較対象はNARUTOの自来也でした。
第一印象はエロオヤジだったけどナルトのお父さんのような存在になってくれた人。ナルトを強くしてくれた人。ナルトに名前をくれた人。そんな人の死によってナルトに生まれかけた復讐心と、それを抑える力。
ペインに敗れたけれど最後の力を振り絞って情報を木の葉に渡したところもかっこよかったですね。
対して煉獄は戦闘狂との決闘に敗れただけにしか見えませんでした。
炭治郎が「俺たちはお前らに有利な夜に戦ってやってるんだぞ」と叫ぶのもわけがわからなかったです。
昼に鬼を見つけられない、後手に回り続けてるのはただの力不足だろうと。
一点だけファンを擁護しますと、感想を詳しく書かない人が多いのはネタバレ防止というのはあるのかもしれません。笑
もちろん感想なんて書けないという人も居るとは思いますが、ふせったーなどを使っている方は多いかもしれませんね。
まとまりのない意見になってしまいましたが、遠慮なく書かせていただきました。笑
意見を募集してくださりありがとうございます。
初めまして。30後半の女性です。
鬼滅の刃、はっきり言ってジャンプだけでなく、他作品のパクリ感満載で昨今の異常な売れ行きにモヤモヤしていたところ、ここに辿り着きました(笑)
るろうに剣心もですが、キャラといい話しの構成といいマガジンの『進撃の巨人』を彷彿とさせる描写が多いように感じます。
●そもそもの根底が人間vs化け物
(進撃は人間vs巨人に対し鬼滅は人間vs鬼)
●第一話で家族が殺される
●鬼を倒す為に鬼殺隊を結成
(=進撃だと巨人を倒す為の調査兵団)
●朱紗丸の投げた鞠で吹っ飛んだ愈史郎の顔が再生する
(=巨人化能力を持つ人間が身体の一部を再生する描写に酷似)
●アニメ主題歌名まで酷似(笑)
(鬼滅「紅蓮華」=進撃「紅蓮の弓矢」)
etc…
キリがないですが、『約束のネバーランド』といい、『魔女の守人』(だっけ?)といい進撃のパクリが酷くて、あれだけ進撃の巨人を門前払いしたくせに虫が良すぎるジャンプに憤りを感じてます(笑)主観かもしれませんが。。
あと伊之助。猪に育てられた美少年って、どこかで見たことあると思ったら、『もののけ姫』のサン(狼に育てられた美少女)
ジブリまでパクるんかいっっ!!(笑)
それって大概の人外vs人間の作品で言えることじゃないですかね
トピ主さんの言っていることが妥当すぎて、そして、私が思っていたことと同じすぎて笑える。
初めまして初投稿になります。
私は漫画よりも先にアニメを視聴しました。その後に漫画を見ました。
最初から漫画から見ると見てなかったかもしれない。
答えに成ってないかもしれませんが、絵が綺麗とか文字が多いとか人それぞれなのかなと思う。
話の構成に関してはアニメ見ても漫画でも、ここおかしいなと思う所も無く
要するに、面白いと言ってる人は私も含め「アニメ版を観て、LISAの歌と臨場感と兄弟愛」が合致し
記憶に残りやすいとしか言いようがない。劇場版も煉獄さんと炎の歌で感動しました。
それはタイタニック、アルマデドンも同じような物かなと私は思う・・・
タイタニックやアルマゲドンみたいな名作を同列に並べんな、失礼だろ
鬼滅の宣伝の仕方がどうこう書かれてらっしゃるみたいですが、それならばなぜワンピースに関してノータッチなのでありましょうか?
先日欧米では違法のバスターコールで集英社が謝罪されました。
あとやたらワンピースは発行部数4億7千万部をアピールしていらっしゃいます。
実売数は3億部くらいでありましょうか?
一方鬼滅は刷った分だけ売れておりますし同時に販売している電子版も絶好調です。
ワンピースは紙の売上の印象操作のためか内容同じなのに敢えて一月遅れで電子版販売しております。
印象操作はどちらが上か明白かと思われるんですが。
ワンピースは300万刷ったところで150万くらいの売上で残りは返品の山です。
なんのためにこのようなことをなさるのでしょうか?
作者に発行部数分印税は入るのでしょうが
返品分は会社負担の赤字かと思われます。
現在ワノ国編盛り上がってるとおっしゃておられましたが、世間的にも懐疑的な発言なのですが。
ただ単に薄い内容で延々続けてると専ら言われているようですけど。
内容自体も分かりにくいですしね。
鬼滅のようなテンポの良さと分かりやすさは微塵もありません。
他にも色々な方法でワンピース無理矢理盛り上げようとしている事例は散見されます。
鬼滅ディスるのは一般の方もおられるでしょうが現役のプロあるいは志半ばで廃業された方もおられるようです。
ただの嫉妬にしか思えないのですが。
結構世間的に認められている方は評価されておられる方が多い気がします。
新海監督の君の名は。やテレビドラマの半澤直樹を思い出してしまいます。
冒頭の話に戻りますけどワンピースの数多くの宣伝の類いは管理人さんはどう説明するのかなぁと思ってしまいますね。
鬼滅は最初の頃はあまり期待されていなかったせいか至って普通だったと思いますけどね。
外的要因だけであれだけのヒットってありえないでしょうから。
狭く深くマニアックに指示されるより幅広く受け入れられる方が難易度が高く真の実力者だと思うんですけどね。
上層部がワンピース派閥のせいなのか最大の売りがなくなることを危惧してなのか分かり兼ねますが、鬼滅の23巻の初版ワンピースの全盛期より5~10万部少なかったですね。
全盛期のワンピースより売上がよく瞬殺されるのがわかりきっていたんですけどね。
先日の岸本先生の件もありましたしね。
ワンピースの件管理人はどう思っていらっしゃるんでしょうね。
それぞれの漫画の面白さはまあ人それぞれでしょうけど出版社の扱いはまた違う問題で鬼滅はいうのにワンピーススルーはどうかなと正直思ってしまいます。
繰り返しになってしまいますが90数巻全般はさておいてワノ国最高とおっしゃるのはまことに失礼ですけど説得力お欠きになるかとどうしても思ってしまうんですが。
長文失礼しました。
P.S.本来ここは漫画の内容書くべきところだと思うんですけど個人的にそういうのはどうでもいいと思っております。
どういうものであれいいものはいいって姿勢でいいと思いますので…
ただ事実はどうあれ鬼滅だけの流行らせ方うんぬんおっしゃるだけなのは不公平かと思いましてつい…
他にもっとひどいのあるのになあと思ったんでつい言及しました。
失礼ですけどここ見辛いので鬼滅のマーケティングの件他のサイトで見たものと混同してたらすいません。
再確認しようとしたら見つかりませんでした。
ワンピースみたいにいちいち目を皿のようにして見ると必要があったので以前の記憶に頼りました。
最終巻購入したので再度来た次第です。
差別的なことを言うならやめなよ
ワンピースの件の実売3億とか間違ってると証明出来る事を実情としてケチ付けてる時点でどっちが目の敵にしてるのか明らかですね
72巻発売までの国内発行部数が3億2千万部、そこまでは全部重版されてるのが店舗に出てる時点で72巻までの売上がそれ以上は確定
そこから97巻まで少なくとも数千万部は売れていて更に国外の7000万合わせたらどう低く見積もっても余裕で4億超えますね
店で半分も盛り過ぎ
コンビニ集計はしてないオリコンですら1ヶ月で6割切ったら初版下げてるのに売れてないのが5割って・・・
ましてやオリコン以外の期間が売れるの止まるわけでもなし
感情論抜きで間違ってると証明しました
要するに貴方の言う酷いやり方扱いは捏造が基本、鬼滅は普通にあらゆる番組で出してますし、捏造して他sage記事を出しまくり
バスターコールなんて公式・非公式は偽っても何故かアニメ会社攻撃したりステマどころかネガキャンにしかなってないです
どう見ても鬼滅が最悪です
ヤフコメにキメツが、面白くないとコメントとしたら、批判されまくりました。ほんと、どこがそんなに面白いのか…
仕事柄、流行り物は興味がなくても見る事にしています。社会現象にまでなっていて周りでも称賛する人も多くいます。
ところが…見てみると酷くて、何故これがこれだけ話題になるか理解出来ず、ネットで検索してこの記事に辿り着きました。
このコロナ不況の世の中に、大人達が仕掛けた「鬼滅の刃」ブームという儲け話し。それに多くの企業やメディアが乗って、審美眼のない人々が乗せられた。
少しは見る目があった人々も「これだけ皆が良いって言うから…」と疑問を抱きつつも認めてしまう。これが「鬼滅の刃」社会現象の正体ではないでしょうか。
鬼滅の刃はアニメ化前の連載初期から
著名な漫画家(面白い漫画で挙げてるこち亀の秋元先生、ハンターハンターの冨樫先生等)やアニメーター(ガンダムの富野さん、fateのきのこさん等)から高い評価を受けている漫画でした。
それがアニメ化されたことで、世間に見つかってしまい、結局今のように大流行しただけです。
鬼滅の面白さが分からないようであれば、残念ながら漫画を読む才能がないようなので、宝の持ち腐れですし、手元にある漫画全部燃やして芋でも焼いた方が貴方にとっては有意義だと思います。
漫画を読む才能なんてものがあるのか疑問に思いますが、鬼滅が面白いと思っている時点で「漫画、アニメに全然触れたことがないんだな」と世間でオタクと扱われるような人間なら誰しも思いますよ。
・化け物になった妹を元に戻したいのにその妹は従順で無害。元に戻すことになんのカタルシスもない。
・水の呼吸?炎の呼吸?どちらがどちらに比べて何が優れて何が劣っているのかまるで描写されない。呼吸の使い分けに何の意味もない。
・主人公が優しい?取ってつけたように鬼に同情したり鬼を褒めたり誰にでもいい顔したがるコウモリ野郎でしかない。しかも会って間もない上司が負けて死んだら「こっちはお前らに有利な状況で戦ってやってんだし!負けても仕方ないし!てかお前ら卑怯だし!」みたいなことを言う。言い訳かよ!情けな!!だっさ!!!
なんてほんの少し考えるだけで足りてない、稚拙な点が出てきます。
まあミーハーな鬼滅キッズに上記の指摘が理解できるかも疑問ですがね
そもそも日常的にジャンプ漫画を読んでいるような漫画オタクの人からはアニメ化前から既に評価されていた漫画です。
ここで鬼滅の面白さが分からないと言っている人は、逆張りすれば通ぶれると思っている、アニメ化後に鬼滅を読んだような自称漫画オタクです。
貴方の挙げた稚拙な点についてはそれを稚拙だと思う貴方が稚拙なだけです。
ちなみに漫画オタクから良く挙げられる鬼滅の稚拙な点は、戦闘描写が下手なことと、デフォルメ絵が可愛らし過ぎてキツいことです。これからもネットでオタクぶりたいならこれらの点を挙げると良いと思います。
自称オタクさんへさんへ
君にコメントを返す欄がなぜか無かったので同一人物であろうここに返信する(コメントされないように返信ボタンを表示しないようにするやり方があるのかな?)
よく帯にある○○先生も絶賛!みたいなやつを本気にしてるのか知らんけど、内容を詳細に語ったわけでもないでしょ
大体プライベートのコメント拾ってんじゃないんだからどんな漫画でも褒め言葉が載るに決まってるじゃん
> 逆張りすれば通ぶれると思っている
ブログ主もそうだと思うけどそんな低次元な理由で批判する人がわざわざ長文ブログ書いたり詳細に問題点を指摘しないから。自分が見てきた作品群の中での評価と世間の評価との乖離が激しすぎるから自分の意見はこうだと発信するんだよ。今は鬼滅が目立つけどこういうことって漫画アニメ好きな人なら良く直面するんだけどもしかして分からないのかな?だから逆張りなんて低次元な感想しか出ないのかとさえ思うよ。
> 貴方の挙げた稚拙な点についてはそれを稚拙だと思う貴方が稚拙なだけです。
いやこの返しは流石に情けない。バカって言った方がバカっていうレベル。問題点じゃないと思うならそこは具体的に反論するべき。
まさにこのブログで言われてる事だよね。鬼滅好きなやつは具体的な事が言えないって。
鬼滅が本当に好きで否定派の意見が間違ってると言いたいなら反論は具体的にしよう。もし否定派は稚拙なので反論する気も起きません。とか言って具体的に言わないつもりなら最初から否定派の意見を取り合わず流さなきゃいけなかった。
この記事とコメント欄に共感、そしてほっとしています。
ママ垢のTwitterでも鬼滅の刃RTが多く回っています。テレビでも書籍、ランキングでもよくみかけるのでアマプラでみてみましたが、面白さが全くわかりませんでした。
ジャンプは幽白、スラダン、ドラゴンボール、るろ剣、封神、HUNTER × HUNTER、REBORN、BLEACH、ワンピース初期などを読んでいます。同じ少年漫画だとハガレンもハマってました。
手元にあるジャンプ漫画は厳選してジョジョ、レベルE、ヒカ碁です。
漫画を読まない人に聞かれて勧めるのは 動物のお医者さん。
宇宙兄弟、ダンジョン飯、かわぐちかいじ や 浦沢直樹 よしながふみ いくえみ綾 森本梢子 なども好きなので、
鬼滅が合わないのはジャンル違い世代違いかとしれないという考えもよぎりました。
でもその言葉で片付けてしまうのはどうにも違和感がある。
進撃の巨人も弱ペダもSNSやテレビで人気だったけど好む好まないは別で話は面白かった。
でも鬼滅は、面白いけど好みじゃないという話ではない、でも世間では空前のブーム。
本当に?みんなこれが面白いの?キャラデザが受けそうなのはわかる。アニメが丁寧なのもわかる。でも全部どこかで読んだような話を薄めて無理やり嵌め込んだような話。取ってつけたようなストーリーなのに?ニチアサ三部作の方がまだ話はしっかりしてるよ!
個人の感想なので流してしまえばよかったのかもしれませんが流せませんでした。。
そんな感想と世間の評価のギャップにもやもやしていたところ、検索でこの記事に辿り着いてものすごくスッキリしました。
違和感が言語化されて例もあげられて説明されていて、何故鬼滅の魅力がわからないのかと問われた時にここの記事をみせて説明したいと思ったほどです。(機会はないと思いますが)
読解力もそうですが、ゲームも簡単に出来て爽快感を得られるものをランキングでよくみかけるので、全体的な傾向として単純でわかりやすく成果が得られるものが選ばれているのかもしれないですね。
同じジャンプの呪術廻戦は、今までのジャンプ作品の面白いところを面白く融合した作品だと思うのでこちらも流行ってくれないかと思うのですが、そこまで話題にならないところをみるとやや玄人寄りになるのかな。
個人的には寂しいところではありますが。。
SPY×FAMILY、ムーンランド、薬屋のひとりごと、アンという名の少女(海外ドラマ)など最近でも面白いと思った話は沢山あるので、私は私で好きなものの魅力を伝えていこうと思えました。
私の好きな作品たちがもっと評価されないかなーーー!!!!(暴論)
二十代中間男性。ジャンプでいうとナルト、ブリーチ、銀魂世代です、
数ヶ月前に気になりすぎて既巻全てヤフオクでまとめ買いし
最近残りの巻が出たらしいので、それも読みました。ちゃんと読破した上での感想です。
コメント欄見る限り、酷評が許される記事と判断しだため、便乗して言葉に最大限の配慮しつつ鬱憤書き散らかせていただきます。
まず、単純な面白さの感想は「中の中の下」くらいでした。
ぶっちゃけここまで話題になってなかったら、買ったとしても10巻行かずに退場してるレベル。購入して読んだのも話題になりすぎてて自分の目でちゃんと確かめようと思ったからでした(笑)
面白くないと感じたところはもはや記事内容やコメント欄やら何やらで出尽くしてるし、自分も大した意見が変わらないのであえて控えます。(めっちゃ書きたいけど)
自分が考えてるのは、みんな色々真剣になって面白さ、面白くなさ、考察してるけど、集英社だか電通だかは置いといて超超超超精密なマーケティングの手法でバカ売れまでこぎつけた漫画なのでは?wwwwって割と最初っから思ってます。(そうじゃなかったらただの超常現象だと思ってます。)
最近になって擁護の意見や「何でもかんでもステマに結びつけるな」って意見も見えて来てるんですが、今回ちょっとあからさますぎませんか?
まず、売上の伸び具合がシンプルに不自然すぎる。この短期間で、何千万部、下手したら億に到達しかねないレベルって、本屋が常に在庫なしレベルの勢いじゃないです?
周りを見渡しても、こんだけ売れてたら本当に周囲に鬼滅の刃好きが老若男女で溢れかえっててもおかしくないのに、これが意外と少ない。小・中学生では人気ありそうなのは確かなんですけど、このレベルで売れてたらそれだけじゃ追いつきませんよね?
それに、自分の周りだと面白いって言ってる人まだあんまり見たことありません。何なら、「タピオカの次は鬼退治かよ」って失笑気味なくらい。
鬼滅が騒がれ始めた頃のことはよく覚えてます。ツイッターとかで少しずつバズり始めて、書店で在庫なしが相次いで、でもその時ですら面白いって言ってる人は自分の周りでは少数でした。しかもミーハーで流されやすい意志薄弱タイプの人。
それから一年弱、驚異の成長ぶりとのことですが、その割には自分含めて批判的な意見が多いこと多いこと。
名作と呼ばれて、バカ売れしてる漫画って大概アンチはつきものですし、万人が納得する思想がないように、万人が好む作品なんて存在しない。それはもちろん仕方のないことだと思います。
でも、名作って呼ばれてる漫画って、この記事みたいに徹底的に読破されてまで批評されたり、youtubeで超論理的なアンチ動画が上がって高評価が圧倒的に上回ったりとかって何やかんやしないと思うんですよね(笑)少なくとも自分は見たことありません。
ちなみに自分も、オタクとまでは行かないと思いますが、結構漫画は好きな部類です。
ジャンプの王道作品は大方通ってるし
平成を代表する問題作の進撃の巨人、ハガレン筆頭にガンガン全盛期作品、AKIRAとか手塚作品とかみたいな後世まで語り継がれるような爪痕残してる作品も好きです。
あと、少年向けってより少女向けのダークファンタジーなんですけど、伏線だらけで登場キャラの心理描写がエグいほど上手く書きれてる「パンドラハーツ」ってGファンタジーの漫画が大好きです。
女性作家さんの作品で強い傾向にある、キャラの心理表現とか、儚い雰囲気漂う漫画は結構好きな部類なので、正直いうと鬼滅も「ハマれるんじゃないか?」と思って期待して読みましたが、飛んだ期待はずれでした。
特に一番ひどいと思うのは、鬼の扱い。ぶっちゃけ鬼めっちゃ可哀想じゃね?って思いながら読んでたんですが、本当容赦無く斬り伏せますよね(笑)
柱とか、鬼に恨みが強いキャラならまだわかるんですが、主人公のタンジロー君、鬼に同情しつつも全く容赦ありません。いや、まぁ殺さなきゃいけない環境なのはわかるんだけど、にしても戦闘中に投げかける言葉とか慈悲のカケラもなくないです?もうちょっと葛藤したりドラマがあってあげてもよくない?
そんでもって何かにつけて、頑張れ、頑張れ、の一点張り。自分結構努力家タイプとか根性論とかは好きなんですけど、なんかこいつらは違う。頑張らなきゃいけない状況なのはすごく読んでてわかるけど、なんか違う。そう感じるのは何でだろう(笑)困ったら「頑張れ」の一言に頼ってる感じ。いや、その状況そのものが悲惨だってことを伝えたかったのかな。
でも何だか、少しだけ右翼的な思考を感じちゃって少し怖くなったりもするんです。
「鬼」っていう、理解できない存在を一方的に全否定して悪役に仕立て上げて、っていうかみんな色々抱えてるはずの複雑な事情とか全く考慮せずに一方的に悪いように書ききって
全くそういうのを表現してないわけではないんですけど、本当に申し訳程度の過去編だったり、上限の鬼たちはもうちょっと詳しく掘ってるけど、結局滅ぼせ滅ぼせの一択。鬼がいなくなればみんな平和の超単純思考。人間こそが完全なる美徳。
ジョジョも人間賛歌なんだけど、なぜか鬼滅からはかなり偏屈なものを感じる。まぁ、今考えてみればタイトルが「鬼滅」ってくらいだもんね…もともとそういうのを狙ってたんだろうか?意地でも殺しつくすみたいな。進撃のエレンでさえ地ならし発動するのにめちゃくちゃ葛藤しながらやってんのに…
なんとなく、これを見てる子供達が超偏った思想の戦前の日本人みたいな人間に育たないか心配。
論理がめちゃくちゃな例えになるんですけど、鬼滅ブームに乗っかったり感動したって言ってる人たちが不毛な竹槍の訓練してる昔の日本人のような感覚で見えちゃって怖い。
根性ないよりかはあったほうがいいけど、だからと言って、「頑張れ、頑張れ」の一点張りで、「悪鬼滅殺」という名の下の魔女狩りを現実で実行しちゃったらいよいよこの世の終わりですよね。(笑)
色々とツッコミどころあげちゃったらキリがないんですが、さらに不自然に感じるのはその「薄気味悪さ」を感じる点すら、批評的な意見を塗りつぶすかのようにネットで賞賛する記事が乱立してる。しかも、ちょっと鬼滅について調べたら後でグーグルの予想検索で出てくる。やめてほしい。
結局色々書いちゃったんですが、書くのも疲れてきたし、自分が不毛なことをしてるのは自覚してるんでそろそろ終わります。
自分みたいに「はだしのゲン」みたいな気分に陥ってる人間にはこういう記事とかコメント欄、めちゃくちゃ救いだと思います。ありがとうございました。
最後に、鬼も人間も大して変わらんがな!!!
30代の女です。私はにわかですがアニメマンガ好きです。ワンピース、ブリーチ、NARUTOスラムダンクドラゴンボール、ろくブル、マギ、鋼の錬金術師、アルスラーン戦記キングダム…言い出したら止まりません。これらはすっごいハマりました。ちなみに今は呪術廻戦にハマってます。
ただ、残念ながら鬼滅にはハマらなかったです。ハマらなかったなんて周りには 言えないから、この記事を見て嬉しくなりました!!語りたくなりました!!面白くなくてサラサラ読んで、途中でやめてしまったので、語ったら失礼と承知で…
まず、全体的に感情移入ができませんでした。あんなに家族いたのに禰豆子だけ生きてたり、禰豆子が鬼なのにすぐ良い子になったり…そこまでして治す必要性ある?ってなりました。で、柱、弱くないですか…??最初れんごくさんが出てきた時はかっこいいと思いましたが。私的には、ブリーチの剣八や、NARUTOの柱間みたいに、先輩は最強であってほしかったです(;_;)しかもまだ感情移入できてないのに死んでしまって!ネタバレごめんなさい!泣くに泣けないやん、って。その後れんごくさんの家族のとこに炭治郎が行って、その時の内容がもうちょっと濃かったら良かったんですが、それも全く面白くなかったですし…とにかく、柱が弱いのが残念すぎました。それを周りに言うと、鬼が強すぎるんや!と言われました。鬼が強すぎるとしても!なんか、違うんですよね…うまく言えないですが!私はもうちょっと敵にも味方にもふかーいストーリーが欲しかったです。作者の人はそれをはぶいて短く終わらせたかったのかな。ながながと失礼しました。語れるところがなかなかなくて、こういったところで初めてコメントしましたm(__)m
少女漫画中心に読んでいる20代中旬女です。
ご考察面白く拝見しました。4巻ぐらいまでしか読んでいませんが、同意見でした。
好きな漫画は火の鳥、ベルバラ、ガラスの仮面、はいからさん、学園アリス、NANA、H×H、スラムダンク、ヒカ碁、ナルト、JOJO、結界師などです。
大学受験前日でも止められないくらい漫画が好きですが、鬼滅は途中でギブアップでした。
おっしゃる通り、ストーリーがサクサク進みすぎてキャラクターに愛着を持てないですし、水の呼吸!とか獣の呼吸!とか何それおいしいの?という感じです。
ナルトのチャクラにしろJOJOのスタンドにしろ、特殊能力モノは能力の設定が1番の肝だと思うのですが、鬼滅は(少なくとも4巻までは)説明がないですよね。
何がどういう技か全くわからないので、戦闘シーンが面白く感じられませんでした。
それと、これも仰る通り、ラスボスに魅力を感じませんでした。見た目普通だし。それならそれでJOJOの吉良吉影みたいに魅力があればいいんですけど。
全体的にあっさりしすぎて引っかかるところがありませんでした。
鬼滅ブームにモヤモヤしていたのでこのサイトを見つけて嬉しいです。
初めまして。
鬼滅のアニメを全て視聴し、今のブームになる理由が解らず漫画も読み、それでも解らないままに、ネットを彷徨いこちらに辿り着きました。
ずっとモヤモヤしておりましたが、記事を読ませて頂きやっと納得しました。
浅いんですよね、キャラも設定も。
鬼が人を喰らう理由は、食料だから。
と言う割にあまりそのシーンは出て来ない。
主人公の家族も、惨殺はされても食べられた訳ではない。
時々、人を鬼に変えるイベントが起こっても食べられる、または身内が喰らうシーンは出てこないんですよね。
進撃の最初の、泣きながらエレンが巨人を駆逐すると誓うシーン。
あれは目の前で母が食べられる衝撃の後だからもの凄い説得力がありました。
マニオさんが言う、鬼になった妹が暴れたりした方が、な部分は本当に納得しました。
鬼になった妹が、特に人を襲うわけなくずっと眠り、気が付けば術まで使えた。
炭治郎から禰豆子で苦労した部分があまり感じられない。
だから早く人に戻ると良いね、と応援する気持ちも湧かない。
鬼化した妹が暴れたりした部分がある方が、人だった時に優しかったと思い出すシーンがより悲しく切ない。
私はあまり感情移入する事も出来ず、淡々と読み気が付けば終わっていました。
しかも薬で戻ったし。
今までの苦労??は何だったんだ。
あまりに浅く薄い物語だったので、ポカーンとしてしまいました。
そんな感じにブームに着いて行けずこちらに辿り着き、記事を読ませて頂き本当に納得しました。
ありがとうございます。
長々と一人語り本当に失礼致しました。
これからも応援しております。
とてもわかりやすい考察・解説、面白く読ませていただきました。
黄金期の少年漫画が好きなせいか30代女性ですが私もハマらなかったのです。
周りに面白いよと言われ、食わず嫌いはいけないと読んでみましたが、漫画はバトルシーンで何をしているのかよくわからず5巻で挫折。それを言ったら皆アニメの方がわかりやすいよと言われてアニメも観てみました。(この時点で鬼滅はみんな好きになるはず思想が強い)確かにバトルシーンはアニメでわかりやすくなっていて動きの理解が出来ましたが、鬼殺隊になったところまででやはり観るのが辛くなってしまいました。
漫画・アニメを観てどちらも自分が最初に「ん?」と違和感を感じたのが炭次郎がはじめて水の呼吸を使うシーン。
いきなり「水の呼吸 〇〇の型」で技を出してきたところです。
あれ?これを習得したのいつ? 確かに修行の時に呼吸で頑張って岩を切ろうとしてました。でも型とかどこでやってた?え?みたいな。そうなってからはまったく頭に入ってこず……それを友人に言うと「それ言ってたら何もおもしろくないやん。ファンタジーだしそういうもんなんでしょ」で終わらされて共感を得れず…そして総じて皆いうのが「我慢して読んでみたらだんだんおもしろくなるから」
いやいやいや、そういう漫画もあるかもしれないけどそれは話の時間軸や背景を理解しているうえで伏線を回収していってるから面白くなってくるのではないのかなと
こう改めて文章にしてみると頭が固いおばさんのような気分になってきました。
こうであって欲しいという希望があり、頭が固いのかもしれないのですが、ある一点から疑問を持ってしまい入り込めなかったです。
面白くなりそうな話の基盤があるからもう少し肉付けされた鬼滅の刃が読んでみたいなと思っています。
こういう批判的な意見を言えない世の中ですのでこのコメント欄にて吐き出させていただきました。ありがとうございました。
自分は読んでいて近年稀に見る清々しいまでの勧善懲悪だなと思ったのですが、twitterなどでは「ただの勧善懲悪じゃないのがいい」とか「鬼にも悲しい過去があるのがいい」などの意見をよく見かけたのですが、ランキングサイトなどで人気キャラランキングなどを見ると、大抵の少年漫画は上位に敵キャラが入って来るのと対照的に、味方キャラで埋め尽くされているのに違和感を覚えていたのですが、自分の中で一つ結論が出ました。
敵キャラでも人気が出るのは、恰好よくて憧れを覚えたり、思想や言動、行動などに共感するからです。
鬼滅の敵キャラに人気が無いのは、あくまで主人公側に自分が立ち、正義を執行する快感を得て、悲しい過去に同情して優越感に浸り、理解した気になった自分に酔うための道具でしかないからです。
人間の醜さをとことん描かないことで、それに群がる人間の醜さが露わになっているように思えます。
流行っているんだから面白いんだろうな、と思って友人から借りました。
現在コミック17巻くらいまで読み途中なのですが…
こんなに流行っているんだからどこかで面白くなるのだろうと思って読んでいたのですが、半分以上読み終わってもまだよくわからず。
あれ?自分がおかしいのか?それともここから爆発的に面白くなるのか?
と我慢できずググった結果こちらの記事にたどりつきました。
記事で考察いただいている所に概ね同感です。
バトルシーンが何をやっているのかよくわこらないとか、ギャグシーンが寒すぎるとかは他の漫画でもまぁ感じることがあるのでいいとしても、そもそものキャラクターやストーリー、設定が薄すぎて感情移入ができなかったのです…。
最もこれだけ?と思ったのが煉獄杏寿郎のエピソード。
心を燃やせ!という言葉を遺し、鬼滅隊になりたての炭治郎に強い影響をあたえる立ち位置のキャラかと思うのですが…
最初は柱の一人としてちらほら出て来て、強くていいやつっぽいなというくらいの印象です。
本格的に炭治郎達と関わりを持つ無限列車でも
紹介されて会いに行く→急に「気に入った、継子にしてやる!」と言われる→そのまま鬼に襲われ一緒に戦う(しかも前半の戦いは炭治郎と別の場所で)→みんなを守り良いこと言って死ぬ
と、炭治郎との関わりはこれだけです。
炭治郎と杏寿郎は2回くらい会っただけでなんの苦労もなく継子にしてやると言われ、一緒に修行するでもなく、共にいくつもの死線を越えるわけでもなく、1回だけ一緒に戦って死んでしまいます。
杏寿郎の家族との過去編があったとしても、キャラへの思い入れが蓄積されていないので、そうなんだと思うだけで…。
死に場所に炭治郎が居合わせたとは言え、主人公に影響を与えて、日の呼吸の糸口にも繋がる人物としてはエピソードが無さすぎるし、せっかく死が描かれたのに あぁ大事な兄貴が死んでしまう!みたいな感じには思えませんでした。
人気があるキャラらしいということをなんとなく聞いていたので、期待してしまっただけなのかもしれませんが…
ただ、いまはこうったスピーディーでわかりやすいもののほうが流行りやすいんだろうなという理解をしました。
一応このあとも全巻読もうとは思っていますが、期待せずにさらりと見ようかと思います。
むしろ、あまり深く読み込まないほうが楽しめる作品かもしれないですね。
銀魂とBLEACHはジャンプ黄金期の漫画ではないです。
しかも比較的新しい漫画ですね。
なんていうか大人ぶりたい、ゆとり世代の子が同族嫌悪で流行りに乗っている流されている子を叩いているように見えてならない。
本当のジャンプ黄金期の漫画である変態仮面やキン肉マンにウイングマンあとラッキーマンなど有名どころを挙げてないのが疑問。
漫画、アニメ、ゲーム、映画、ドラマ、小説、ラノベと一通り見てきた人間です。
鬼滅のアニメ見ました。なので原作とは差異があるかもしれませんが感想をば
全体的にキャラクターを人格ある一人の人間として描いてるとはとても言えません。
キャラクターの行動がブレてます。説得力がありません。プロットアーマーに守らていてその自覚がない。等
それに関連して倫理観も欠如しています。
例として主人公の妹が鬼になり、それを討伐する人に生殺与奪がどうこう言われ討伐しにきた人間を殺そうとします。
他の作品ではなかなかないですよねこれ。”世界とヒロインどっちを取るんだ?”とラスボスに詰問される主人公なんかは定番ですが、世界にしろヒロインにしろ両方取るにしろ選択には葛藤や苦悩や絶望、そして覚悟を伴います。
デスノートのライトですら最初に悪人二人を殺したあと葛藤しています。
対してこの漫画の主人公にはそれが一切ない。ノータイムで鬼を退治する善人側の人間を殺しに行く。
斧を投げてしまったせいで「斧を寸止めして実力だけ示し殺すつもりはなかった」といった言い訳も選択できない。
もし斧があたって死んでしまったらどうするつもりだったんでしょうね?
一事が万事プロットがそうだから、と因果を軽視した結果それがキャラクターやストーリーにも反映しとても浅い作品になっています。
内容としてはお世辞にも褒められたものではないですが、マーケティングとしては興味深く勉強になりますね。
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