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【鬼滅の刃 つまらないし面白くない理由】アニメと漫画を全部見た感想

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鬼滅の刃レビュー

「鬼滅の刃」ブームが異常なので、今(2019・12月)になってようやくアニメ全部見て、漫画も既刊(18巻19巻20巻21巻→22巻→23巻)まで読んでいる。

当方は普段からアホみたいに漫画を読んでる30過ぎのおっさんだ。
ぶっちゃけ最近はジャンプ系を読む機会はほとんどない。
ただワンピースの不敗神話を破ったってんでどんなもんか見とくかなと。
参考:中国サイト「捜狐(そうふ)

まず「U-NEXT」でアニメを見ていたんだが、しょっぱなから全然面白くなくて、いつ盛り上がるのかなぁと思っていたら26話終わっていた……。

続きは漫画の「7巻〜」だったので、最新刊まで読んでいるものの……う〜ん、つまらない。
「これ社会現象になるほど面白いか?」ってのが正直な感想だ。

このままほっておくと、あまりにもハマらなすぎてゲロ吐きそうなので
何でハマらないのか?どこが面白くないのか?
を一度しっかり考え、吐き出しておこうと思う。

マニオ

記事下のコメント欄では、中学生〜アラフィフまで10名100名200名300名400名500名→600名以上から様々なご意見をいただいている。
(管理人もできる限り返答)
あなたも何かあればお気軽にコメントしてくれ。

★ネタバレゴリゴリ含む★※19巻までの内容
当記事は鬼滅ファンの方には何のメリットもございませんので、読む場合はご注意くださいませ〜。
☆追記:2020年11月☆
文章が読めない(意味が伝わらない)一部の方向けに本文に大幅な修正(さらに分かりやすいように)を加えた。

鬼滅の刃11巻
  • 作者:吾峠呼世晴
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ
  • 発売日:2016-06-02
  • 完結:23巻
  • カスタマーレビューをみる

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目次

ジャンプ黄金期を読んできた人はつまらないと思う

週刊少年ジャンプとは、集英社が発行している日本一の漫画雑誌である。
現在は月間200万部を割っているが、全盛期は650万部を超えるほど世の少年たちに夢を与えていた。

参考:日本雑誌協会・印刷部数公表

それゆえ当たった作品はとてつもない爆発力を持ち、一気に売れる傾向がある。
とうぜん競争率も高く、ジャンプで長期連載ちょうきれんさいできるのは選ばれし天才漫画家のみ。

その上で4年以上一度も休載することなく、描き続けてきた吾峠呼世晴ごとうげこよはる」先生は、紛れもない天才だ。
ただ単に俺がハマらなかっただけというのは重々ご承知しょうちいただきたい。

そんなマンガ界最強ジャンプは、過去に超弩級ちょうどきゅうの名作を数々生み出してきた。

ジャンプ黄金期漫画の一部
  1. こちら葛飾区亀有公園前派出所
    (200巻|完結)
  2. 北斗の拳(27巻|完結)
  3. ドラゴンボール(42巻|完結)
  4. SLAM DUNKスラムダンク
    (20巻|完結・電子書籍未対応)
  5. 幽☆遊☆白書ゆうゆうはくしょ(19巻|完結)
  6. ジョジョの奇妙な冒険
    (シリーズ120巻以上|連載中)
  7. ろくでなしBLUESブルース(25巻|完結)
  8. るろうに剣心(28巻|完結)
  9. ONE PIECEワンピース(95巻|連載中)
  10. NARUTOナルト(72巻|完結)
  11. BLEACHブリーチ(74巻|完結)
  12. 銀魂(77巻|完結)

黄金期の定義は、売上部数だけでなく、各々の青春時代の作品だと思っている。

上記はあくまで一部だ。
もちろんストーリーやジャンルはバラバラなので、本題の「鬼滅の刃」と単純な比較はできない。

しかし、このあたりを読んで大人になった俺の大脳皮質だいのうひしつには、これらの記憶が深く刻み込まれている。

そうした無意識化の記憶が「ストーリー・構成・キャラ設定」などを点と点で結んでしまい、浅く、物足りないと感じてしまったわけだ。

後述こうじゅつするが、ジャンプっ子にとって鬼滅は特別変わった設定でもなく、むしろ今までのジャンプ作品をうまく組み合わせている。

ソースが消されてしまったが、2019年鬼滅絶頂時の「news zero」インタビューを見ていると、流行りの火付け役になったのは30〜40代の女性だ。
おそらく少年誌をガッツリ読んでいた層は少ないだろう。

またストーリー構成は浅いほど、誰でも理解しやすい。
この点に関していえば、今の子供たちにウケる内容と言える。

なぜなら、現代っ子は全体的に「読解力どっかいりょく」が落ちてきており、漫画といえどあまり複雑な話を好まない(理解できない)傾向があるからだ。

参考:AIvs.教科書が読めない子どもたち

こういった点を考慮すると、時代をとらえた作品とも言えるだろう。

もしこれが作者や編集者のマーケティング戦略だとすれば、自分を含め、ジャンプ黄金期を熟読してきた男性層はターゲットから大きく外れており
「つまらない、面白くない」と感じてしまうのもいたし方ないと思った。

なぜストーリー構成が面白くないと感じたのか?

鬼滅の刃

鬼滅の刃」の基本構図は「人間」VS「鬼」
主人公「炭治郎たんじろう」の一家はある鬼に惨殺ざんさつされるも、妹の「禰豆子ねずこ」だけが鬼化して生き延びる。
その妹を人間に戻すために奮闘ふんとうする物語。

で、面白くない一番の理由は、総じて主人公に都合が良すぎるから。

例えば妹の話1つとっても、人間に戻すことが最終目的ならば、それまでの困難こんなん逆境ぎゃっきょうの総合値に応じて、戻った時に感動を覚えるものだ。

ところが本作は最初の方に少し暴れるだけで、そこから2年間眠って、起きたらある程度の理性を取り戻している。

基本的に他の鬼は人間を喰うか、殺すことしか考えていない。

その理由が

2年間寝ている間に鱗滝うろこだきってジジィが「暗示」をかけた。

「人間は皆お前の家族だ、人間を守れ、鬼は敵だ」
「人を傷つける鬼を許すな」

人を喰う代わりに眠ることで体力エネルギーを回復。

※つまり鬼になってから数年以上何も喰わずに過ごしている。

人を喰わないように竹の口枷くちかせをしている。

※呪印とかがあるわけでもなくただの竹。

はっ?こんなヌルい設定で人間に戻したとして、読者はどこに何を感じればいいわけ?

第一話では、今にも人を喰い殺しそうな目つきと風貌で「おっいいね〜」と観ていたが……

禰豆子(ねずこ)

その後の「禰豆子」はこんなに可愛くなってしまう……。

禰豆子(ねずこ)

オイオイオイ、可愛さとかいらないんだよー、最初の狂った禰豆子はどこいったんだよー。

鬼になってから喋ることはできなくなったが、ジェスチャーでやりとりできるほど……(後々少し話せるようになる)

俺的には、もっと日常的に妹が暴れて「炭治郎」をボコボコにするとか、キーマンの人間に襲いかかってしまうとか、最悪喰っちゃうとか、そういった生き地獄エピソードが欲しいわけ。

そうじゃないと「妹を人間に戻す」っていう本題の軸がズレて大変さとか辛さがまったく伝わってこない。

マニオ

この先”人間に戻るにしろ””死ぬにしろ”そこまでの過程がヌルゲーなんだから、感情移入できねーって。

こんなのは氷山の一角で、とにかく全体的にストーリーが練りこまれていないし、ミラクルビーチフルスーパーバリバリご都合主義だから面白くないと感じた。

※俺が本当に面白いと思った鬼マンガはこれ。

全キャラの過去篇が浅いので全く共感できない

面白い漫画の過去篇は必ずといっていいほど盛り上がる。
なんなら本編を超える話も往々にしてあるものだ。

鬼滅の刃に出てくる鬼は元人間であり、事情があって鬼になったパターンが多い。
「柱」になるような奴らも皆何かしら抱えているが、どいつもこいつも話が浅すぎる。

例えば「鬼殺隊」最強の男「悲鳴嶼 行冥ひめじま ぎょうめい」の過去は……

盲目もうもくの優しいガリ男が身寄りのない子供9人を寺で育てている。
血のつながりはなくとも本当の家族のように暮らしていた。

ところがある日、言いつけを守らず夜になっても寺に戻らなかった1人が鬼につかまってしまう。
その子は保身のため他の家族を喰わせることを約束。その夜、鬼に襲撃され結局1人しか助からなかった……。

信じていた子供に裏切られたのも辛いだろうし、目の前で子供たちが殺されていくのもこくだと思う。
しかし、1人だけ助かった理由が「悲鳴嶼ひめじま」がキレて夜明けまで鬼を殴り潰し続け、朝日を浴びて消滅したからなのだ。

基本的に鬼のスペックは人間をはるかに凌ぐ。

そして救った子供は4歳だったので混乱し、駆けつけた大人に「みんなあの人が殺した」と言ってしまう。
子供たちの亡骸なきがらだけを見た人々は「悲鳴嶼」が殺したと思い投獄されてしまったって話。

マニオ

え?ちょ待って?目が見えず喧嘩もしたことねー男がいきなり鬼に勝っちゃうの?しかも素手で?1mmも共感できねーわ。
あと最初から盲目設定は無理があるだろ。
そこは鬼と戦って目潰されたってことでよくねーか。

実は似たような話が「るろうに剣心安慈あんじ和尚の過去篇だ。

安慈もまた、身寄りのない子供を自分の寺で預かり、面倒を見ている。
「仏様はいつも私たちを見ている、だから祈ろう」とニコニコしている優しい僧侶だった…。

安慈(あんじ)
©るろうに剣心|13巻

ただ当時は廃仏毀釈はいぶつきしゃくにより、仏教とかやってる奴は殺すぞ?寺とか壊すぞ?的な感じだったので、このお寺は村長からマークされていた。

そんなある日、村長から直々に村から出ていくように言われ、移住を余儀なくされてしまう。

その帰り道、村長の付き人が
相手はボロ寺の貧乏坊主と小汚ェ親無し共、どんな風に扱ったってどこからも文句出ねェっしょ
とか言い出し、子供達が寝ている夜更けに寺に火を放つ鬼畜きちく所業しょぎょうを決行。

ちょうどこの時「安慈あんじ」は滝行中で、気配を感じ急いで戻るも、寺の入り口付近で頭を殴られ気絶してしまう。

うすれゆく意識の中
御仏みほとけよ…この子達こたちはこれまでずっとつらおもいをしてきた…どうかこれからは幸多さちおお未来みらいを…どうかこの子達こたち御加護ごかご
と必死に願った……。

しかし朝方意識を取り戻すと、寺は全壊ぜんかいし、子供達は全員焼死しょうし
「…何故?何故この子達を見捨てたもうた……」
と初めて仏像を殴りつける。

そして、祈りや願いなどでは誰一人救えないことを実感し、ブチギレて優しい和尚から仏の道を外れた「破戒僧はかいそう」となり復讐を決意。

安慈(あんじ)
©るろうに剣心|13巻

そこから5年修行をして、火を放った奴らを皆殺しにする。
この頃にはガタイも2倍くらいになって、人間の頭を素手で潰せる怪力および、対象物に高速の二撃目を加える破壊の極意「二重ふたえの極み」を会得していた。

たぶん修行して1年も経つ頃には皆殺しにする力はあったと思う。でも5年なんだよな。
子供達を殺された傷はそんな簡単に癒えないだろうし、己の甘さを完全に消しさり「破戒僧」になってから復讐を果たしに行っている。

るろうに剣心1巻
  • 作者:和月 伸宏
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ
  • 発売日:1994-09-30
  • 完結:28巻
  • カスタマーレビューをみる

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ブチギレたからって急に強くなったりしないし、想像を超える悲劇ひげきに襲われれば、修羅の道にちてしまうほど人間は弱い生き物なんですわ。

これくらいの背景をしっかり描くからこそ、読者は共感し心動かされるわけだ。

悲鳴嶼ひめじま」の話に戻すが、もとから強い奴が筋トレして、さらに強くなりましたってエピソードの何がおもしれーの?
最強のキャラがそんな雑な設定でいいのかよ。
もっと地獄を乗り越えてこいやと。

こんな感じで鬼ふくめ主要キャラの薄い過去篇を一人一人やってしゃくを取る割に、結局この物語に真の悪党はいないんでっせ〜風に持ってかれるので、ストーリーに緩急かんきゅうがない。

せっかく良い食材を見つけても、最後は全部カレーの具材としてぶっ込んじゃうわけ。
こちとら100g1万円の肉を味わいたいのに、毎回カレー出されてる気分。

食材(ストーリー)と食材(ストーリー)が混ざり合って、1つ1つの味が薄くなる=これといった衝撃的なエピソードがない。

というわけで、過去篇大好きマンとしては、もっとしっかりキャラの役割を分けて欲しかった。

全体的に戦闘力の設定が崩壊しているのでワクワク感ゼロ

鬼滅の刃(柱集合)

先ほどから出てきている「柱」は人間側最強の9人だ。
つまり現時点では強すぎる鬼を倒す唯一ゆいつの希望でもある。

そんな「柱」の1人が手を縛られた状態の主人公に頭突きかまされて出血した時は「????」でしたわ。

イヤイヤイヤ、もっと圧倒的であれよ。
「炭治郎」なんか小指で倒せよ。
なんなら気迫のみで黙らせろよ。
それがあって初めて「おぉー柱すげー」ってなるんじゃねーのかよ。

ネタバレになるが、単行本18巻では「柱」と「炭治郎」の力の差はほぼなくなっている。
キャラによっては「炭治郎」のが強いんじゃね?ってレベル…。

あと鬼ども、お前らもっと強えーだろ?主人公だからって遠慮すんなっ!!本気を出せ本気を。
世の中、気合いや運だけじゃどうにもならねぇ理不尽なこともあるってのを世の少年たちに教えてやるのがお前らの役目だろ。


ワンピースで冥王に2年も修行つけてもらって、四皇の幹部と死闘を繰り広げて、めたクソ強くなったと思ったルフィが「カイドウ」に一撃でやられた衝撃。


幽遊白書で幽助が魔族の血に目覚めて、S級レベルの仙水を子供扱いして、最強になったかと思いきや魔界にはS級なんてゴロゴロいて、1000年飯食ってない死ぬ寸前の親父を椅子から動かすこともできなかったラスボス感。


BLEACH藍染 惣右介あいぜん そうすけがちょっと本気出したら同じ隊長格の狛村 左陣こまむら さじんを鬼道の一撃で仕留めた格の違い。

マニオ

こういう圧倒的な絶望感や無力感が「鬼滅」にはないんだよな。
ちょっと修行しただけで強くなりすぎちゃうし、主人公が全然負けねーからワクワクしねぇ。

漫画だと技の見せ方が下手すぎてストレスを感じる

鬼滅の刃は絵が下手だから無理って声もよく聞くが、俺はそうは思わない。
これくらいの作画は世の中ゴマンとあるし、普段の描写はそんなに気にならない。

しかし、敵も味方も「技」を発動するシーンでは何をやっているのか全然わからないのである。
これは絵が下手なのではなく、見せ方が下手だと言っていい。

戦闘シーンは、もっとも盛り上がる場面なのに、それがわからないのは致命的ちめいてきだ。

上記の技の終わりから見るに、居合いを打ち合ったシーンだろう。
※解説のため「鬼滅」の中ではかなり分かりやすいシーンを抜粋&前後の文脈は無視している。

もちろんこれくらいの作画であれば、想像もつくし、読んで字の如く遠い雷と書いて「遠雷えんらい」なので、遠い間合いから雷の如き速さで距離を詰める技と仮定できる。

しかし、このバトルシーンは鬼滅の中で分かりやすい部類だ。
その他のシーンはあまりにも酷すぎて、引用すると悪意を感じさせてしまうため、あえて避けている。

例えば上記のシーンでも、直後の「善逸ぜんいつ」のコマで「何?あの間合いから一瞬で詰めてきやがった」って心境を入れたり
敵の「獪岳かいがく」が「ここから一瞬で距離を詰める俺の遠雷をくらえ」みたいなナレーション的な説明を入れることもできる。

そもそも漫画の強みとは、文字(読解)と作画(視覚)両方でバランスを取れるところだ。
作画が苦手なのであれば「解説」を足すことで、より多くの読者に訴えかけることができるということ。

リサリサ
©ジョジョの奇妙な冒険・第2部

さらに具体例を出すなら、ジャンプ史の中でも特に技(状況)の説明に力を入れているジョジョの奇妙な冒険だろう。

★豆知識★
鬼滅に出てくる全集中などの呼吸法は、ジョジョの「波紋呼吸法はもんこきゅうほう」から派生している。

そりゃ読み手としては絵で見せてもらえた方が嬉しいが、漫画家さんだって得意不得意はあるだろうし、誰もがわかりやすくキレイな絵を書けるなんてことはありえない。

だからこそ、ジョジョのような一手間(週間でここまでやるのは大変だが……笑)をかければ、視覚で理解できなくとも、読解できるようになる。

まぁこの辺の細かなニュアンスは漫画を読みすぎてきた故の弊害へいがいというか、バランス感覚というか、思いっきり主観であることは否めない。
とにかくアニメで見て「あぁこういう感じの技だったのね」てわかるものが多いのは事実だ。

さらに俺の場合は頭の中で模擬対戦もぎバトルをしながら読むのが好きなもんで「A」に対する返し技「B」それをかわして「C」さらにカウンターで「D」みたいな。

漫画では「技」の動きがほぼわからず、これができなくてストレスを感じた。
ただ「ufotable」のおかげもあり、アニメではよくわかるどころか普通に神ってる技もあるのは言っておく。

特に気に入ってるのがアニメ17話で「善逸ぜんいつ」が放つ「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃へきれきいっせん・六連」のシーン。
ここは厨二心をくすぐられるのでアニメ好きの人は見る価値ありだ。

ギャグが破壊的に面白くなくて眉間のシワが戻らない

ギャグシーンはマジで面白くない。
いくら子供向けに書いているにしてもしつこ過ぎる。

特に「善逸ぜんいつ」がヒーコラ言ってるシーンは漫画なら読み飛ばせるが、アニメだと地獄絵図そのもの。

マニオ

善逸のギャグシーンを平均すると1シーンに付き、約28秒もふざけてるわけ、だから「あぁウルセェ〜」しか感想が出てこない。

いやね、ギャグシーンが面白くないのは鬼滅の刃に限ったことじゃなくて、「ワンピース」だろうが「HUNTER×HUNTER」だろうが面白いと思わないよ。

けど、他のは尺が短かかったり、仲間全体でバランスを取るから適当に流せて嫌味がない。
仲間全体ってのはワンピースでいえば(ウソップとルフィとサンジ)・(ナミとゾロとルフィ)みたいな感じ。

それが1人で延々ふざけてるわけだから、眉間に寄ったシワが戻らないのである。

ちなみに、俺がジャンプで一番笑った記憶は
「銀魂」46巻・第四百二訓〜始まる
「ビームというひびきはあらゆるもののハートを射抜いぬく」だ。

ちょこっと解説すると、スターウォーズの

  • オビ=ワン・ケノービにかけて「尾美 一おび はじめ」と書いて「オビワン」と読む発想力
  • ライトセーバーにちなんで剣術流派を「ビームサーべるー」にした着眼点
  • ソードマスターをもじって「銀河剣聖ギャラクシーソードマスター」という絶妙な語呂

にはマジで爆笑した。

これだけふざけた入りで、オチは号泣に持ってくるあたり「空知先生」の変態(天才)さが遺憾無いかんなく発揮されているので、未読の方はぜひ読んでみてほしい。
※スターウォーズを全く知らなくても面白いよ。

鬼のラスボスがクズ&ダサすぎて魅力なし

俺は味方よりも敵の設定こそこだわった方がいいと思っている。
なぜなら善悪ぜんあくの高低差によって正義の意義も変わってくるからだ。

ましてラスボスなら、単なる悪では魅力的にならず、悪の中のカッコ良さをどう見せるか?
具体的には「怒り」の矛先ほこさきをどこに向けているかで、共感値やファン層はほぼ決まってしまう。

要するに、敵が輝けば輝くほど、魅力的であればあるほど、相関関係により味方も輝くということだ。

鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)

鬼滅の刃のラスボスは「鬼舞辻 無惨きぶつじ むざん」なわけだが、圧倒的な強さに加え、見た目は悪くない。
でも中身がクソオブクソ。目的もやることも何もかもがダセェの一言。

ダサいなりにギャグキャラなり、イカれサイコキャラに振り切っているならいいが、どっちでもない中途半端キャラ。

正直「無」の感情しかない。この先は全く興味のないキャラを無理やり考察した。

無惨様のクズダサエピソード
  1. 酔っ払いの兄ちゃんに軽く絡まれただけでブチ切れてその場にいた3人を全殺し。
  2. 鬼の中でも上から7番〜12番目に強い下弦の奴らを集めて1体を残し、他は理不尽に全殺し
  3. 柱を1人殺したと報告に来た部下に対し「たかが柱を始末したから何?鬼が人間に勝つのは当然だろ」というブラック企業の上司ばりのクソっぷり
  4. 病床で今にも死にそうな鬼殺隊当主と初めて言葉を交わした時に出てしまう圧倒的ザコ感

例えば、2番目の下弦の鬼集めて全殺しした時は、「なんでお前らそんな弱いの?お前ら役に立たねーからいらねーわ」っていう鬼パワハラを振りかざして全殺し。

3番目の「鬼が人間に勝つのは当然だろ」ってセリフ、ここだけ聞くと悪くないが、コイツは普段から「鬼殺隊」にめちゃくちゃブルってすぐ逃げるような奴なんですわ。

こんな感じで終始小物しゅうしこものっぽさが前面に出ている。何千年も生きた経験や知識・知恵がある分、普通に考えたらチートキャラのはずが、オーラも知性もまるで感じないヘボ野郎

基本的に自分のことしか考えていないので、何度見返しても魅力は0のまま。

無惨が小物でワガママで成長できない理由

出てくるたびに自身の株を下げ、コイツはもうどうしようもねぇなっと思っていた矢先、12巻の22ページに違和感の正体が載っていた。

鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)
©鬼滅の刃12巻|集英社

無惨は”変化“を嫌っているのだ。
「状況・肉体・感情」あらゆる変化は劣化れっかでありおとろえだと考えており、逆に完璧で永遠に変わらない”不変“を望んでいる。

鬼滅の刃は大正時代を舞台にした物語、当時は第一次世界大戦(大正3年)が起こり、日本の産業革命が大きく進んだ時代だ。

この激動の時代に「不変」などと耄碌もうろくしているバカは無惨ただ1人くらいだろう。

かのチャールズ・ロバート・ダーウィンもこう述べている。

It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change.
訳:生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。

引用:名言+Quotes

鬼殺隊きさつたいは常に鍛錬たんれんを重ね「柱」ともなれば、己の寿命すら犠牲にし、わずか二十数年で生涯の幕を降ろす者もいる。
そこまでしなければ鬼との圧倒的な戦力差を埋められないからだ。

限られた時間の中で、粉骨砕身ふんこつさいしんする者たちと半永久的な時間があり、人を喰うだけでパワーアップし、変化=おとろえとしか考えられず、誰からの助言もない裸の王様では品性に差が出てしまうのも当然と言えるだろう。

独裁組織どくさいそしき最大の欠点は、俯瞰ふかんの視点から見てくれる者がいないことだ。
したがって「無惨」は小物であることをこの先も自覚できないし、力だけが増幅していき、心は成長しない典型的な老害といえる。

鬼滅の刃に対するネット(Twitter)の声

面白い派

つまらない派


上記はそれぞれのキーワードで検索した中から適当に抜粋した。

検索して気づいたが「おもしろい」と言っている人は「なぜおもしろいか?」を語っている人が異様に少ない。
また当ブログに引用されたからか、投稿を削除する方も多い。

断っておくが、俺は鬼滅を面白いと言っている人を批判しているわけではない。
ただ単に俺にこの作品が合わなかっただけだ。

面白いと思うなら、堂々と胸を張り発信すればいいし、他人の意見に流されず、自分の芯を持ってもらいたいと思う。

逆に「面白くない」の検索結果は、それなりに理由も述べられていて、多くの他作品に触れてきた傾向が見て取れる。

結論:鬼滅の刃は子供と漫画・アニメビギナー向けの作品

以上が鬼滅の刃にハマらなすぎて、いろいろ吐き出さないと窒息死ちっそくししそうだった俺の感想だ。

一言でいうと「子供・漫画ビギナー」向けの作品かな。
少なくとも、多ジャンルを読む漫画狂が人気にあやかると拍子抜ひょうしぬけする可能性大。

もちろん鬼滅ファンを否定する気はないし、誰が何を好きになるかは自由である。
アンチだなんだと低次元の話をしたいわけでもない。

ただ「鬼滅の刃」キッカケで、他作品にも興味を持ったり、ハマってくれたらオタク産業がより盛り上がるので嬉しいなぁと思っている。

※この記事の一番下にコメント欄があるので、あなたのご意見もぜひ。
10代〜50代まで10名100名200名300名400名→500名以上の方々が参戦して盛り上がってまっせ。(内76件管理人返答)

鬼滅の刃11巻
  • 作者:吾峠呼世晴
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ
  • 発売日:2016-06-02
  • 完結:23巻
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鬼滅の刃レビュー

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コメント一覧 (727件)

  • 人類それぞれ好みがあるから「だけでは無い」理由が、確り述べられているので納得しました。
    そして、面白くないと言ってる人の理由が分かりました。
    その理由を、乱暴ながら統合して述べてみると

    「現在の文明社会上で『問題を起こさない様にコントロールされたモノ』に仕上げてある」

    からですね。だから面白味の「深み」が無いんですよ。
    面白くないと言ってる人たちを(好みはあるだろうが)満足させるモノに作り込むと、現社会、文明社会に潜むある特定の集団(<モノの作りにより該当集団は異なる)から、猛烈なバッシングを受けるんです。『現実世界で同じ思想/言動を持つ者が出る』と。
    その集団は、ここぞとばかりに煽動を行いトラップを仕掛け(ネガティブキャンペーン)、そのモノの「存在自体を全否定」し、社会の問題に発展させる。
    それが、アンチステマになれば良いですが、そうなる事は滅多に無い。ほんの一握りです。
    それが、現在の(特に日本という国の)文明社会です。

    問題の発現を重視するあまり、味はうっす~いモノになってます。
    安心安全だけど、何の味もしないのが良いか。多少、毒を含んでも旨い方が良いか。
    平々凡々な人生と波乱万丈な人生と、どっちが知的生命体的には興味深いのか。

    毒を毒だと教える事の徹底ではなく、毒の完全排除に動く。
    だから、面白く(させて/でき)ないのだと思いますよ。

  • 鬼滅の刃のアニメは僕も見ましたが…まあそこら辺のアニメだな。と思っていた矢先何故か社会現象に…なんでだあっ!?
    教室の周りは鬼滅ごっこでいっぱい…そうかここが地獄かって思いましたよ
    もうみんな洗脳されてるんじゃないかって思いましたよ…
    そう考えたら
    自然と鬼滅が面白いと思いかけて…
    もう鬼滅の刃って危険宗教団体なんじゃないかな
    今は人気も衰えてますが僕は思います

    “あれ”は何だったんだ

  • こんにちは、黄金期を知っている30代女性です。
    というか、あの頃から(自分も含めて)女性が「少年漫画」に介入して来たという記憶があります。それでも、作り手側はあくまで「少年漫画」ターゲットは「男性」という形を壊す事は無かったはずです。男性に受けるお色気満載だったし…(女性に受けそうなキャラくらいは増えましたが、あくまで作品の一部分)。
    それが、最近の少年誌は「もう少年とかつけて誤魔化すの止めれば?」と言いたくなるくらい、女性に「媚び」が酷いなぁと感じます。ハイ〇ュー面白いけど、ターゲットは8割女性じゃん…みたいな…。
    鬼滅の刃、漫画もアニメも見ましたが、上記の意味も含めて
    「これ、少年は楽しんでいるのかな?」という疑問だけが浮かんでしまいました。
    そして、まったく仰る通りに…あらゆる設定や世界感が…薄っぺらい!
    ファンには申し訳ないけど、この薄さのどこに惹かれる・没入できるの?と思ってしまいました。
    漫画業界全体的に、作り手の説得力が弱くなっているなぁと感じています。
    読み手が「二次創作ありき」(コスプレとか同人誌とか)という風潮もアレなのかなぁ…とも思いつつ。
    長文、失礼いたしました。

  • 進撃、エヴァ など考察をファン達が色々重ねてそれでもなおかつそうきたか!!という作品ばかりを楽しんできたせいで、鬼滅は何というか、まぁ、先が読める。
    展開も結末もそうなるだろうなってだから見たときの驚きや感動も薄い。キャラ一人一人の掘り下げも薄いし
    死ぬまでが早すぎて、え?主人公とこのキャラそこまで絆なくね??ってなったら主人公目線で進むストーリーでは感情移入厳しいです。
    ただ、キャラデザは本当に恵まれているし声優も素晴らしい。だからアニメを見た声オタとかにはうけたですかね?
    あと、子供でも理解でする単純なストーリーなので子供と一緒に見たお母さん世代がハマっているのかも?
    どちらにしても他のジャンプ作品や他の漫画、アニメを大量に漁ってきた人たちには内容が薄いのかと。

    以上です。

  • 初めまして私はいま大学生です。
    ちなみに鬼滅民ではないですが腐女子です。腐女子という存在自体不快に感じたらごめんなさい。

    巷で鬼滅鬼滅!友達もみんな鬼滅最高!!鬼滅で進められたのでアニメをみたのですが、正直アニメ見た感想はまさにマンニメさんのブログの内容、みなさんがコメントしてる内容とほぼ一致でめちゃくちゃ共感できます。

    これ流行るほどか?と言うのが正直な感想でした。

    勿論作者さんの命削って描いている漫画だし、好みは人それぞれだから私の好みに合わなかっただけという認識ではあります。

    ちなみに好みの傾向はダークファンタジー系の重めのお話、割とグロい系が好きなので(ハガレン、ベルセルク、地獄少女、亜人、東京喰種、ジョジョ、今そこにいる僕、ゴールデンカムイ、チェンソーマンとか)傾向から鬼滅ハマるかなと思ったのですが、全くハマらなかったしこれからが面白くなるのか!19話から面白くなるなら我慢してみようと見たのですが全然、、、そしてハマらないくせにアニメ全部見てしまいました。

    100歩引いてキャラデザは良いにしろ(個人的に絵を描くのは割と楽しいキャラデザです)キャラに全く共感できずすごく世間が騒ぎ立ててることに対しての疑問、ツッコミどころがありすぎるガバガバな物語(修行、最終戦別、禰豆子の設定、火のダンスのよくわからんやつ、家族愛がくどい、鬼絶対殺すマンみたいな、、、あとギャグが私は好みじゃない。とかです、、まじでファンに申し訳ない)

    ジョジョの荒木先生も言ってたのですが週刊誌は勢いで読むみたいな多少の設定ガバガバはゆるしてねみたいなこと言ってたのですが、ジョジョも4部の仗助助けた人何者!?主人公ラスボス補正、とか色々あるけどあまり気にならないが(もはや考察するのが楽しい)、鬼滅はちょっと無理があるだろとなってしまいました、、、比較して劣ってるとか言いたい訳では無いのですが。
    下手するとプリキュアの方が物語深い気がしてきました(最近のものは分かりませんが初期ら辺は割と敵にも美学、魅力があって面白いんですよ、初期だったらプリキュアの詮索するために敵がプリキュアの通ってる学校に通ってくうちに人間の心が宿ってたり、出世したいがために自分を犠牲にするものに手を出してしまい死んでいく仲間に敵自身の組織に疑問を抱く敵、敵なのにプリキュアなっちゃうパターンそしてその中でも葛藤、とか子供向けなのに割と深いんですよね、、、)

    そして鬼滅がどうこういう以前に私はまさに現代人の読解力と思考力の方が怖くなりました。私の文からも分かるように支離滅裂で読みずらいのですが常々ネット依存になった中学生から楽しむという事の深さが失われて、軽いその場だけの楽しみ(SNSやYouTubeの短い動画)ばかり充実して受動的にばかりなり言語化する、具体化するという重要性がこのブログで気がつけました。そしてそれが出来ない自分に対して焦りが出てきました。最近漫画を描くのに挑戦してみたいと想ったのですが、ここまで考える力がないと物語に深みが出ないのかとなり、論理展開的な思考力、いくら漫画でも読者に伝える力は大切なのだなと感じました。
    やはり深く設定が練り込まれてる漫画だけ長く愛させるし、読み応えがあるのか、その場だけの感動だけではなく人生とはという哲学というか心の支えになるんだなと感じました。

    これを機に自分を帰るためネットやSNSは控えようと思えました。鬼滅関係なくなりましたが、鬼滅を批判、絶賛するにしろただ貶すだけ、クソつまらん、最近の漫画はゴミだ!とか面白い!まじで鬼滅尊い〜、はぁしんどい〜けど鬼滅最高〜!と浅い人間にはなりたくないなと思いました(楽しみ方は人それぞれなので私は楽しむなら深く楽しみたいなという意見)

    正直コメント欄の高校生、中学生の文書力の高さに嫉妬しちゃいました私も彼ら彼女らに負けないように、良い感想絵だけじゃなくて文書も書けるようになりたいですねw
    最後におすすめの本教えてください本読む事からが第1ステップかなと思って。
    論理力、読解力、思考力を鍛えたいのですが何読めばいいか分からず、、、趣旨が狂ってごめんなさいあと全体的なアドバイスお願いします。

    • 思考停止してる猿人様

      私は腐女子や夢女子?キャラ萌え?などの分野は、よくわかりませんが偏見は全くないのであしからず。

      質問をいただいたのでお答えします。

      一言でいうと「漫画を描くにあたって人に響く文章を書けるようになりたい」ということでしょうか?

      であれば、おすすめの本はありません。正確には特定の本を読んだだけで「論理力、読解力、思考力」はつかないからです。

      少なくとも私は上記に上がっているようなことは「自分の経験や体験」からしか身につかないと思っています。

      例えば本を読むってのも体験ですよね。その場合これから何十冊、何百冊の本を読んでいくうちにようやく「点と点が繋がっていく感じ」とでもいっておきましょうか。

      なので現在の「漫画を描きたい」という目標に対してノウハウ本を読むってのは非効率だと思います。

      ところで「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」というアニメをみたことはありますか?

      主人公のヴァイオレットは、頭も要領もいい、語彙力も高い、タイプも早いとまさに文章を書く人が欲しい能力が備わっています。
      でも最初はメタクソ怒られるんですよね。

      なぜなら、人の気持ちを理解していないから。

      もう少し言うと「読み手は誰なのか?」ってことが欠落しているからです。

      文章なんて究極これだけなんですよ。(漫画のセリフも同じ)

      要するに、言葉を響かせるのに「論理的な文章」だの「正しい日本語」だの「高い語彙力」だの「難解な構成」なんてのは二の次です。

      質問者様は漫画を描くために、文章も書けるようになりたいとのことだったので、具体的なアクションとしてはこんな感じ↓ですかね。

      まず、どんな漫画を描くのか?誰に向けて描くのか?男性向け?女性向け?(ターゲット層を明確に決める)

      題材を決めてから、必要なことを逆算して学んでいくといいかと思います。

      例えば恋愛漫画を描くなら、恋愛心理学などの小手先のテクニックではなく、実際に売れている恋愛漫画を何十種類か読んでみて、都度自分が響いたセリフを抜き出しておく→ネットでレビュー検索して世の中の人はどこで響いてるか?を調べて自分と比べてみる。

      そこであまりにも自分の感性と差異があるのであれば、自分の感性で勝負すると大衆ウケは難しいことが分かります。

      かといって大衆向けに描く必要性もないですから、自分の感性を信じて狭い層に向けて描いてみるのもアリですよね。

      これは適性なので、やってみないことにはなんとも言えないんですよ。

      金や知名度のために自分が書きたくねーものでも書ける能力があるかもしれませんし、好きなもの以外は書けないかもしれません。

      実際私も鬼滅に興味ないですけど、これだけ反響をいただけたりしてるので、どっちが良い悪いとかでもなく本当に適性なんですよね。

      もちろん今まで漫画を10,000冊くらいは読んできたので、これも漫画をたくさん読んだ経験が生かされています。

      ただ趣味でやる分には好き勝手に描けばいいんですが、漫画で金を稼ぎたいのであれば、読者目線は必須になってくるので、自分が書きたいことだけでは難しいと思います。

      最近だと「note」なんかは無料で試せる良いプラットフォームだと思うので、まずは練習として何か発信してみてはどうでしょうか?

      ちなみに、私も鬼滅の感想がヒットするまでに3年かかっています。ブログを始めて3年ってことですね。

      最初に書いた文章なんて、今見たら発狂するレベルのゴミ文で、自分で自分に引きますよ。笑

      あとは気になった点をいくつかお話しします。

      まずここのコメント欄のレベルが高い件についてですが、それはこちらで意図的に”スクリーニング”をかけているからです。

      コメントは全承認で載せていますが、そもそもアホなコメントをしにくいように見えない施策(この返信もその一環)をいくつもしているので、読み応えのあるコメントが多く見えるだけですよ。

      YouTubeで「鬼滅の刃 面白くない」で検索して、そこのコメント欄を見てみてください。

      当記事とはコメント数が桁違いであっちが世間の平均です。

      その辺と比べれば質問者様は普通に文章を書けていますので、そこまで気にするほどのことでもないのかなと。少なくとも言いたいことは伝わっています。

      変に気にしすぎて、手が止まってしまう方が勿体無いですし、最初から質の高さを求めても良い作品はできないと思います。

      例えば、ワンピの尾田先生、進撃の諫山先生、キングダムの原先生がデビュー作で成功しているのは、天才の事例なので凡人には全く参考になりません。というより「キングダム」ですら火がつくまで(世間が魅力に気づくまで)そこそこ時間かかってますからね。

      そもそも世の中の比率でいえば

      自分を成長させたいと思ってる時点で、上位20%

      思ったことを実際に行動に移せたら、上位10%

      その行動を続けられたら、上位1%

      なので、大学生の時点でやりたいことがあって、わからないことは素直に人に聞けて、向上心もあるので、あとは行動し続けていればいつの間にか自分の周りから浅い人間は淘汰されていきます。

      なんにせよ、インプット(受動的)<アウトプット(能動的)の比率は時代関係なく変わらないので、自分を成長させるなら発信してみるのが一番良いですよ。

      現在はこれ以上ないほどインフラは整っていますから、個人の実力を手軽に試せる場所はいくらでもあります。あとは「やるか、やらないか」だけ。

      ありきたりで耳タコかもですが、実際これだけなんですよ。

      ぜひ漫画を書いたら教えてくださいね。陰ながら応援しています。

      マンニメ

  • アニメをそれなりに見てきた30代ですが、まったく同じこと思ってました。
    まさに面白くもつまらなくもない、普通。
    少なくとも社会現象になるほどとは思えない。
    世間の評判と自分の感想が違いすぎて、自分だけ偽物を見てるのかと思ってたくらいだったのでw 同じことを思ってる人がいてホッとしました・・・

    現在アニメの最終回前まで見ましたが、ここまでの人気作品だしそのうち面白くなるんだろうなーっと思ってたら終わりそうです(汗)

    もしかしたら、話題になってなかった頃に見ていたら多少は面白く感じたのかもしれません。
    ハードルが上がりすぎて足引っ張ってるような。
    が、今まで社会現象になったアニメで流行ってから見てきたものも多いですが、評判通り面白かったなと素直に満足したり、自分の好みではないけど人気出るの分かるなというある程度の満足感を得た作品ばかりで、
    ここまでハズレだと思ったのは初めてです(ハズレ=つまらない ではない。ただひたすら普通なので満足感がない)

    特に昔の評価の高いアニメって、設定が無理やり後付けだったりツッコミどころ満載だったり、3か月たっても同じ敵と戦ってるようなテンポの悪いものも多いですが、そんなのが気にならないくらい面白いと感じるものもありました。
    ただ綺麗にまとまっててもハマるとは限らないんだなと妙に感心しました。

    今度TVで総集編をやるらしいので、最終回見る前に再チャレンジしてみようと思ってます。
    面白かったらいいなあ(棒)

    • 漫画好きの40代女性です。
      共感しかないです。きっと面白いと信じてみたアニメ…いつ面白くなるのか見てたら終わったという感じ。
      見せ場が弱く淡々としてる。シリアスとギャグがちぐはぐでキャラに共感できない。たんじろー優等生すぎ。など思うところ色々ありました。
      作者は女性と書きましたが納得。やはり男性に比べて良くも悪くも突き進むバカさがないから話が小さくなってる。何というか都合よく現実的。
      なんでこんなに人気なのか謎すぎるーーー。
      でも周りのママさんは好きな人が多いので声を大にして言えない…

  • 大学生(男性)です
    文章下手なので率直な感想を書かせていただきます。
    まず、他の方が仰っているように鬼滅は面白いけど社会現象を起こすほどではないと思いました。というのも、なにより鬼滅にはワクワク感がないという一言に尽きます。最初から最後まで6,7割で完走した気がしてならなかったです。なんなら、自分的にですけど那田蜘蛛山編をピークに感じるほどでした。禰豆子もいつの間にか回復するし、クライマックスの無惨も意外とあっさり倒されますし、炭治郎が鬼化した後も数話で解決されますし、満足感に欠ける印象でした。
    あと、とりあえず柱が死ぬストーリーを作ってお涙頂戴感も否めませんでした。同じジャンプの作品の「家庭教師ヒットマンREBORN」の雲雀や骸のような強さなのかと思っていたのでさすがに残念でした。

  • 漫画は読まない派です。ジャンプの中アニメはある程度観てます。単刀直入に鬼滅は絵が苦手なので観たことがないです。話を聞く限りとてもつまらないと思います。自分は小さい頃からドラゴンボールZなど戦闘アニメを観てて、サイヤ人襲来、フリーザ、セル、ブウと常に強くなる敵にどうやってあんなの倒すの⁉️ってワクワクしながら観てました。 敵の強さを強調するのも大事だが、その敵の悪の度合いも大事な表現の一つだと思います。主人公は弱きを守り悪を挫いてこそヒーローなんだから、炭治郎の様にただ妹を救うって設定は余りにヒーローらしく無い。人は逆境に争い、どんなに汚名や屈辱に耐え、ただ唯一守りたい、救いたいと思うものを貫き通す姿やそこに至る過程を見て涙したり、共感する。

  • ジャンプ黄金期を読んで育った30代女性です。
    共感しかないです。とにかくキャラの過去が薄いので全然感情を動かされない、ワクワクしない。5歳と4歳の子供達が理解するにはちょうど良いみたいです。あんまり漫画を読まないママ友達は子供と一緒にハマってる人が多いですね。

    • 40代、ジャンプ世代です。
      旦那さまに、夏目友人帳好きな人はハマるらしいよ、、といわれ、ワクワクしながら見たけど、

      あら、これは無理、、、どこで盛り上がる?
      何が面白いんやろう??怖くないし悲しくないし。
      10分と耐えられず録画全部消してしまいました(笑)
      絵が好みじゃないのは、仕方ないとして
      ボケツッコミが寒い!!
      しょーもない芸人の掛け合いを見たかのような後味の悪さ!

      妖怪みたいな?猪豚みたいなやつは子供の落書きかと思った。

      私が読んできた王道のjojoやスラムダンク、最近は炎炎ノ消防隊、Dr.ストーンと、面白いアニメは主人公が魅力的ですよね!
      ちなみに名探偵コナンとワンピースも同様で、10分以上見られません(笑)

  • 鬼滅、仕事先の子どもがハマっていて2巻の途中まで読むには読んだものの、違和感が拭えなかった。
    主人公が水の呼吸?を習得して技を繰り出しまくるシーン。特に技の説明も描写も無く、技の名前だけしか情報が無い。どうしてこの技を選んだのか?どういう技なのか?こちらが知りたい情報が一切含まれていなかった。
    それこそ記事に書いてあったジョジョは大好きなので、その理由は技をしっかりと解説してくれる部分にあったのかもしれない。

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