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マニオ
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【鬼滅の刃 つまらないし面白くない理由】アニメと漫画を全部見た感想

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鬼滅の刃感想

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「鬼滅の刃」ブームが異常なので、今(2019・12月)になってようやくアニメ全部見て、漫画も既刊(18巻19巻20巻21巻→22巻→23巻)まで読んでいる。

当方は普段からアホみたいに漫画を読んでる30過ぎのおっさんだ。
ぶっちゃけ最近はジャンプ系を読む機会はほとんどない。
ただワンピースの不敗神話を破ったってんでどんなもんか見とくかなと。
参考:中国サイト「捜狐(そうふ)

まず「U-NEXT」でアニメを見ていたんだが、しょっぱなから全然面白くなくて、いつ盛り上がるのかなぁと思っていたら26話終わっていた……。

続きは漫画の「7巻〜」だったので、最新刊まで読んでいるものの……う〜ん、つまらない。
「これ社会現象になるほど面白いか?」ってのが正直な感想だ。

このままほっておくと、あまりにもハマらなすぎてゲロ吐きそうなので
何でハマらないのか?どこが面白くないのか?
を一度しっかり考え、吐き出しておこうと思う。

マニオ

記事下のコメント欄では、中学生〜アラフィフまで10名100名200名300名400名500名→600名以上から様々なご意見をいただいている。
(管理人もできる限り返答)
あなたも何かあればお気軽にコメントしてくれ。

★ネタバレゴリゴリ含む★※19巻までの内容
当記事は鬼滅ファンの方には何のメリットもございませんので、読む場合はご注意くださいませ〜。
☆追記:2020年11月☆
文章が読めない(意味が伝わらない)一部の方向けに本文に大幅な修正(さらに分かりやすいように)を加えた。

鬼滅の刃11巻
  • 作者:吾峠呼世晴
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ
  • 発売日:2016-06-02
  • 完結:23巻
  • カスタマーレビューをみる

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目次

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ジャンプ黄金期を読んできた人はつまらないと思う

週刊少年ジャンプとは、集英社が発行している日本一の漫画雑誌である。
現在は月間200万部を割っているが、全盛期は650万部を超えるほど世の少年たちに夢を与えていた。

参考:日本雑誌協会・印刷部数公表

それゆえ当たった作品はとてつもない爆発力を持ち、一気に売れる傾向がある。
とうぜん競争率も高く、ジャンプで長期連載ちょうきれんさいできるのは選ばれし天才漫画家のみ。

その上で4年以上一度も休載することなく、描き続けてきた吾峠呼世晴ごとうげこよはる」先生は、紛れもない天才だ。
ただ単に俺がハマらなかっただけというのは重々ご承知しょうちいただきたい。

そんなマンガ界最強ジャンプは、過去に超弩級ちょうどきゅうの名作を数々生み出してきた。

ジャンプ黄金期漫画の一部
  1. こちら葛飾区亀有公園前派出所
    (200巻|完結)
  2. 北斗の拳(27巻|完結)
  3. ドラゴンボール(42巻|完結)
  4. SLAM DUNKスラムダンク
    (20巻|完結・電子書籍未対応)
  5. 幽☆遊☆白書ゆうゆうはくしょ(19巻|完結)
  6. ジョジョの奇妙な冒険
    (シリーズ120巻以上|連載中)
  7. ろくでなしBLUESブルース(25巻|完結)
  8. るろうに剣心(28巻|完結)
  9. ONE PIECEワンピース(95巻|連載中)
  10. NARUTOナルト(72巻|完結)
  11. BLEACHブリーチ(74巻|完結)
  12. 銀魂(77巻|完結)

黄金期の定義は、売上部数だけでなく、各々の青春時代の作品だと思っている。

上記はあくまで一部だ。
もちろんストーリーやジャンルはバラバラなので、本題の「鬼滅の刃」と単純な比較はできない。

しかし、このあたりを読んで大人になった俺の大脳皮質だいのうひしつには、これらの記憶が深く刻み込まれている。

そうした無意識化の記憶が「ストーリー・構成・キャラ設定」などを点と点で結んでしまい、浅く、物足りないと感じてしまったわけだ。

後述こうじゅつするが、ジャンプっ子にとって鬼滅は特別変わった設定でもなく、むしろ今までのジャンプ作品をうまく組み合わせている。

ソースが消されてしまったが、2019年鬼滅絶頂時の「news zero」インタビューを見ていると、流行りの火付け役になったのは30〜40代の女性だ。
おそらく少年誌をガッツリ読んでいた層は少ないだろう。

またストーリー構成は浅いほど、誰でも理解しやすい。
この点に関していえば、今の子供たちにウケる内容と言える。

なぜなら、現代っ子は全体的に「読解力どっかいりょく」が落ちてきており、漫画といえどあまり複雑な話を好まない(理解できない)傾向があるからだ。

参考:AIvs.教科書が読めない子どもたち

こういった点を考慮すると、時代をとらえた作品とも言えるだろう。

もしこれが作者や編集者のマーケティング戦略だとすれば、自分を含め、ジャンプ黄金期を熟読してきた男性層はターゲットから大きく外れており
「つまらない、面白くない」と感じてしまうのもいたし方ないと思った。

なぜストーリー構成が面白くないと感じたのか?

鬼滅の刃

鬼滅の刃」の基本構図は「人間」VS「鬼」
主人公「炭治郎たんじろう」の一家はある鬼に惨殺ざんさつされるも、妹の「禰豆子ねずこ」だけが鬼化して生き延びる。
その妹を人間に戻すために奮闘ふんとうする物語。

で、面白くない一番の理由は、総じて主人公に都合が良すぎるから。

例えば妹の話1つとっても、人間に戻すことが最終目的ならば、それまでの困難こんなん逆境ぎゃっきょうの総合値に応じて、戻った時に感動を覚えるものだ。

ところが本作は最初の方に少し暴れるだけで、そこから2年間眠って、起きたらある程度の理性を取り戻している。

基本的に他の鬼は人間を喰うか、殺すことしか考えていない。

その理由が

2年間寝ている間に鱗滝うろこだきってジジィが「暗示」をかけた。

「人間は皆お前の家族だ、人間を守れ、鬼は敵だ」
「人を傷つける鬼を許すな」

人を喰う代わりに眠ることで体力エネルギーを回復。

※つまり鬼になってから数年以上何も喰わずに過ごしている。

人を喰わないように竹の口枷くちかせをしている。

※呪印とかがあるわけでもなくただの竹。

はっ?こんなヌルい設定で人間に戻したとして、読者はどこに何を感じればいいわけ?

第一話では、今にも人を喰い殺しそうな目つきと風貌で「おっいいね〜」と観ていたが……

禰豆子(ねずこ)

その後の「禰豆子」はこんなに可愛くなってしまう……。

禰豆子(ねずこ)

オイオイオイ、可愛さとかいらないんだよー、最初の狂った禰豆子はどこいったんだよー。

鬼になってから喋ることはできなくなったが、ジェスチャーでやりとりできるほど……(後々少し話せるようになる)

俺的には、もっと日常的に妹が暴れて「炭治郎」をボコボコにするとか、キーマンの人間に襲いかかってしまうとか、最悪喰っちゃうとか、そういった生き地獄エピソードが欲しいわけ。

そうじゃないと「妹を人間に戻す」っていう本題の軸がズレて大変さとか辛さがまったく伝わってこない。

マニオ

この先”人間に戻るにしろ””死ぬにしろ”そこまでの過程がヌルゲーなんだから、感情移入できねーって。

こんなのは氷山の一角で、とにかく全体的にストーリーが練りこまれていないし、ミラクルビーチフルスーパーバリバリご都合主義だから面白くないと感じた。

※俺が本当に面白いと思った鬼マンガはこれ。

全キャラの過去篇が浅いので全く共感できない

面白い漫画の過去篇は必ずといっていいほど盛り上がる。
なんなら本編を超える話も往々にしてあるものだ。

鬼滅の刃に出てくる鬼は元人間であり、事情があって鬼になったパターンが多い。
「柱」になるような奴らも皆何かしら抱えているが、どいつもこいつも話が浅すぎる。

例えば「鬼殺隊」最強の男「悲鳴嶼 行冥ひめじま ぎょうめい」の過去は……

盲目もうもくの優しいガリ男が身寄りのない子供9人を寺で育てている。
血のつながりはなくとも本当の家族のように暮らしていた。

ところがある日、言いつけを守らず夜になっても寺に戻らなかった1人が鬼につかまってしまう。
その子は保身のため他の家族を喰わせることを約束。その夜、鬼に襲撃され結局1人しか助からなかった……。

信じていた子供に裏切られたのも辛いだろうし、目の前で子供たちが殺されていくのもこくだと思う。
しかし、1人だけ助かった理由が「悲鳴嶼ひめじま」がキレて夜明けまで鬼を殴り潰し続け、朝日を浴びて消滅したからなのだ。

基本的に鬼のスペックは人間をはるかに凌ぐ。

そして救った子供は4歳だったので混乱し、駆けつけた大人に「みんなあの人が殺した」と言ってしまう。
子供たちの亡骸なきがらだけを見た人々は「悲鳴嶼」が殺したと思い投獄されてしまったって話。

マニオ

え?ちょ待って?目が見えず喧嘩もしたことねー男がいきなり鬼に勝っちゃうの?しかも素手で?1mmも共感できねーわ。
あと最初から盲目設定は無理があるだろ。
そこは鬼と戦って目潰されたってことでよくねーか。

実は似たような話が「るろうに剣心安慈あんじ和尚の過去篇だ。

安慈もまた、身寄りのない子供を自分の寺で預かり、面倒を見ている。
「仏様はいつも私たちを見ている、だから祈ろう」とニコニコしている優しい僧侶だった…。

安慈(あんじ)
©るろうに剣心|13巻

ただ当時は廃仏毀釈はいぶつきしゃくにより、仏教とかやってる奴は殺すぞ?寺とか壊すぞ?的な感じだったので、このお寺は村長からマークされていた。

そんなある日、村長から直々に村から出ていくように言われ、移住を余儀なくされてしまう。

その帰り道、村長の付き人が
相手はボロ寺の貧乏坊主と小汚ェ親無し共、どんな風に扱ったってどこからも文句出ねェっしょ
とか言い出し、子供達が寝ている夜更けに寺に火を放つ鬼畜きちく所業しょぎょうを決行。

ちょうどこの時「安慈あんじ」は滝行中で、気配を感じ急いで戻るも、寺の入り口付近で頭を殴られ気絶してしまう。

うすれゆく意識の中
御仏みほとけよ…この子達こたちはこれまでずっとつらおもいをしてきた…どうかこれからは幸多さちおお未来みらいを…どうかこの子達こたち御加護ごかご
と必死に願った……。

しかし朝方意識を取り戻すと、寺は全壊ぜんかいし、子供達は全員焼死しょうし
「…何故?何故この子達を見捨てたもうた……」
と初めて仏像を殴りつける。

そして、祈りや願いなどでは誰一人救えないことを実感し、ブチギレて優しい和尚から仏の道を外れた「破戒僧はかいそう」となり復讐を決意。

安慈(あんじ)
©るろうに剣心|13巻

そこから5年修行をして、火を放った奴らを皆殺しにする。
この頃にはガタイも2倍くらいになって、人間の頭を素手で潰せる怪力および、対象物に高速の二撃目を加える破壊の極意「二重ふたえの極み」を会得していた。

たぶん修行して1年も経つ頃には皆殺しにする力はあったと思う。でも5年なんだよな。
子供達を殺された傷はそんな簡単に癒えないだろうし、己の甘さを完全に消しさり「破戒僧」になってから復讐を果たしに行っている。

るろうに剣心1巻
  • 作者:和月 伸宏
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ
  • 発売日:1994-09-30
  • 完結:28巻
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ブチギレたからって急に強くなったりしないし、想像を超える悲劇ひげきに襲われれば、修羅の道にちてしまうほど人間は弱い生き物なんですわ。

これくらいの背景をしっかり描くからこそ、読者は共感し心動かされるわけだ。

悲鳴嶼ひめじま」の話に戻すが、もとから強い奴が筋トレして、さらに強くなりましたってエピソードの何がおもしれーの?
最強のキャラがそんな雑な設定でいいのかよ。
もっと地獄を乗り越えてこいやと。

こんな感じで鬼ふくめ主要キャラの薄い過去篇を一人一人やってしゃくを取る割に、結局この物語に真の悪党はいないんでっせ〜風に持ってかれるので、ストーリーに緩急かんきゅうがない。

せっかく良い食材を見つけても、最後は全部カレーの具材としてぶっ込んじゃうわけ。
こちとら100g1万円の肉を味わいたいのに、毎回カレー出されてる気分。

食材(ストーリー)と食材(ストーリー)が混ざり合って、1つ1つの味が薄くなる=これといった衝撃的なエピソードがない。

というわけで、過去篇大好きマンとしては、もっとしっかりキャラの役割を分けて欲しかった。

全体的に戦闘力の設定が崩壊しているのでワクワク感ゼロ

鬼滅の刃(柱集合)

先ほどから出てきている「柱」は人間側最強の9人だ。
つまり現時点では強すぎる鬼を倒す唯一ゆいつの希望でもある。

そんな「柱」の1人が手を縛られた状態の主人公に頭突きかまされて出血した時は「????」でしたわ。

イヤイヤイヤ、もっと圧倒的であれよ。
「炭治郎」なんか小指で倒せよ。
なんなら気迫のみで黙らせろよ。
それがあって初めて「おぉー柱すげー」ってなるんじゃねーのかよ。

ネタバレになるが、単行本18巻では「柱」と「炭治郎」の力の差はほぼなくなっている。
キャラによっては「炭治郎」のが強いんじゃね?ってレベル…。

あと鬼ども、お前らもっと強えーだろ?主人公だからって遠慮すんなっ!!本気を出せ本気を。
世の中、気合いや運だけじゃどうにもならねぇ理不尽なこともあるってのを世の少年たちに教えてやるのがお前らの役目だろ。


ワンピースで冥王に2年も修行つけてもらって、四皇の幹部と死闘を繰り広げて、めたクソ強くなったと思ったルフィが「カイドウ」に一撃でやられた衝撃。


幽遊白書で幽助が魔族の血に目覚めて、S級レベルの仙水を子供扱いして、最強になったかと思いきや魔界にはS級なんてゴロゴロいて、1000年飯食ってない死ぬ寸前の親父を椅子から動かすこともできなかったラスボス感。


BLEACH藍染 惣右介あいぜん そうすけがちょっと本気出したら同じ隊長格の狛村 左陣こまむら さじんを鬼道の一撃で仕留めた格の違い。

マニオ

こういう圧倒的な絶望感や無力感が「鬼滅」にはないんだよな。
ちょっと修行しただけで強くなりすぎちゃうし、主人公が全然負けねーからワクワクしねぇ。

漫画だと技の見せ方が下手すぎてストレスを感じる

鬼滅の刃は絵が下手だから無理って声もよく聞くが、俺はそうは思わない。
これくらいの作画は世の中ゴマンとあるし、普段の描写はそんなに気にならない。

しかし、敵も味方も「技」を発動するシーンでは何をやっているのか全然わからないのである。
これは絵が下手なのではなく、見せ方が下手だと言っていい。

戦闘シーンは、もっとも盛り上がる場面なのに、それがわからないのは致命的ちめいてきだ。

上記の技の終わりから見るに、居合いを打ち合ったシーンだろう。
※解説のため「鬼滅」の中ではかなり分かりやすいシーンを抜粋&前後の文脈は無視している。

もちろんこれくらいの作画であれば、想像もつくし、読んで字の如く遠い雷と書いて「遠雷えんらい」なので、遠い間合いから雷の如き速さで距離を詰める技と仮定できる。

しかし、このバトルシーンは鬼滅の中で分かりやすい部類だ。
その他のシーンはあまりにも酷すぎて、引用すると悪意を感じさせてしまうため、あえて避けている。

例えば上記のシーンでも、直後の「善逸ぜんいつ」のコマで「何?あの間合いから一瞬で詰めてきやがった」って心境を入れたり
敵の「獪岳かいがく」が「ここから一瞬で距離を詰める俺の遠雷をくらえ」みたいなナレーション的な説明を入れることもできる。

そもそも漫画の強みとは、文字(読解)と作画(視覚)両方でバランスを取れるところだ。
作画が苦手なのであれば「解説」を足すことで、より多くの読者に訴えかけることができるということ。

リサリサ
©ジョジョの奇妙な冒険・第2部

さらに具体例を出すなら、ジャンプ史の中でも特に技(状況)の説明に力を入れているジョジョの奇妙な冒険だろう。

★豆知識★
鬼滅に出てくる全集中などの呼吸法は、ジョジョの「波紋呼吸法はもんこきゅうほう」から派生している。

そりゃ読み手としては絵で見せてもらえた方が嬉しいが、漫画家さんだって得意不得意はあるだろうし、誰もがわかりやすくキレイな絵を書けるなんてことはありえない。

だからこそ、ジョジョのような一手間(週間でここまでやるのは大変だが……笑)をかければ、視覚で理解できなくとも、読解できるようになる。

まぁこの辺の細かなニュアンスは漫画を読みすぎてきた故の弊害へいがいというか、バランス感覚というか、思いっきり主観であることは否めない。
とにかくアニメで見て「あぁこういう感じの技だったのね」てわかるものが多いのは事実だ。

さらに俺の場合は頭の中で模擬対戦もぎバトルをしながら読むのが好きなもんで「A」に対する返し技「B」それをかわして「C」さらにカウンターで「D」みたいな。

漫画では「技」の動きがほぼわからず、これができなくてストレスを感じた。
ただ「ufotable」のおかげもあり、アニメではよくわかるどころか普通に神ってる技もあるのは言っておく。

特に気に入ってるのがアニメ17話で「善逸ぜんいつ」が放つ「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃へきれきいっせん・六連」のシーン。
ここは厨二心をくすぐられるのでアニメ好きの人は見る価値ありだ。

ギャグが破壊的に面白くなくて眉間のシワが戻らない

ギャグシーンはマジで面白くない。
いくら子供向けに書いているにしてもしつこ過ぎる。

特に「善逸ぜんいつ」がヒーコラ言ってるシーンは漫画なら読み飛ばせるが、アニメだと地獄絵図そのもの。

マニオ

善逸のギャグシーンを平均すると1シーンに付き、約28秒もふざけてるわけ、だから「あぁウルセェ〜」しか感想が出てこない。

いやね、ギャグシーンが面白くないのは鬼滅の刃に限ったことじゃなくて、「ワンピース」だろうが「HUNTER×HUNTER」だろうが面白いと思わないよ。

けど、他のは尺が短かかったり、仲間全体でバランスを取るから適当に流せて嫌味がない。
仲間全体ってのはワンピースでいえば(ウソップとルフィとサンジ)・(ナミとゾロとルフィ)みたいな感じ。

それが1人で延々ふざけてるわけだから、眉間に寄ったシワが戻らないのである。

ちなみに、俺がジャンプで一番笑った記憶は
「銀魂」46巻・第四百二訓〜始まる
「ビームというひびきはあらゆるもののハートを射抜いぬく」だ。

ちょこっと解説すると、スターウォーズ

  • オビ=ワン・ケノービにかけて「尾美 一おび はじめ」と書いて「オビワン」と読む発想力
  • ライトセーバーにちなんで剣術流派を「ビームサーべるー」にした着眼点
  • ソードマスターをもじって「銀河剣聖ギャラクシーソードマスター」という絶妙な語呂

にはマジで爆笑した。

これだけふざけた入りで、オチは号泣に持ってくるあたり「空知先生」の変態(天才)さが遺憾無いかんなく発揮されているので、未読の方はぜひ読んでみてほしい。
スターウォーズを全く知らなくても面白いよ。

鬼のラスボスがクズ&ダサすぎて魅力なし

俺は味方よりも敵の設定こそこだわった方がいいと思っている。
なぜなら善悪ぜんあくの高低差によって正義の意義も変わってくるからだ。

ましてラスボスなら、単なる悪では魅力的にならず、悪の中のカッコ良さをどう見せるか?
具体的には「怒り」の矛先ほこさきをどこに向けているかで、共感値やファン層はほぼ決まってしまう。

要するに、敵が輝けば輝くほど、魅力的であればあるほど、相関関係により味方も輝くということだ。

鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)

鬼滅の刃のラスボスは「鬼舞辻 無惨きぶつじ むざん」なわけだが、圧倒的な強さに加え、見た目は悪くない。
でも中身がクソオブクソ。目的もやることも何もかもがダセェの一言。

ダサいなりにギャグキャラなり、イカれサイコキャラに振り切っているならいいが、どっちでもない中途半端キャラ。

正直「無」の感情しかない。この先は全く興味のないキャラを無理やり考察した。

無惨様のクズダサエピソード
  1. 酔っ払いの兄ちゃんに軽く絡まれただけでブチ切れてその場にいた3人を全殺し。
  2. 鬼の中でも上から7番〜12番目に強い下弦の奴らを集めて1体を残し、他は理不尽に全殺し
  3. 柱を1人殺したと報告に来た部下に対し「たかが柱を始末したから何?鬼が人間に勝つのは当然だろ」というブラック企業の上司ばりのクソっぷり
  4. 病床で今にも死にそうな鬼殺隊当主と初めて言葉を交わした時に出てしまう圧倒的ザコ感

例えば、2番目の下弦の鬼集めて全殺しした時は、「なんでお前らそんな弱いの?お前ら役に立たねーからいらねーわ」っていう鬼パワハラを振りかざして全殺し。

3番目の「鬼が人間に勝つのは当然だろ」ってセリフ、ここだけ聞くと悪くないが、コイツは普段から「鬼殺隊」にめちゃくちゃブルってすぐ逃げるような奴なんですわ。

こんな感じで終始小物しゅうしこものっぽさが前面に出ている。何千年も生きた経験や知識・知恵がある分、普通に考えたらチートキャラのはずが、オーラも知性もまるで感じないヘボ野郎

基本的に自分のことしか考えていないので、何度見返しても魅力は0のまま。

無惨が小物でワガママで成長できない理由

出てくるたびに自身の株を下げ、コイツはもうどうしようもねぇなっと思っていた矢先、12巻の22ページに違和感の正体が載っていた。

鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)
©鬼滅の刃12巻|集英社

無惨は”変化“を嫌っているのだ。
「状況・肉体・感情」あらゆる変化は劣化れっかでありおとろえだと考えており、逆に完璧で永遠に変わらない”不変“を望んでいる。

鬼滅の刃は大正時代を舞台にした物語、当時は第一次世界大戦(大正3年)が起こり、日本の産業革命が大きく進んだ時代だ。

この激動の時代に「不変」などと耄碌もうろくしているバカは無惨ただ1人くらいだろう。

かのチャールズ・ロバート・ダーウィンもこう述べている。

It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change.
訳:生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。

引用:名言+Quotes

鬼殺隊きさつたいは常に鍛錬たんれんを重ね「柱」ともなれば、己の寿命すら犠牲にし、わずか二十数年で生涯の幕を降ろす者もいる。
そこまでしなければ鬼との圧倒的な戦力差を埋められないからだ。

限られた時間の中で、粉骨砕身ふんこつさいしんする者たちと半永久的な時間があり、人を喰うだけでパワーアップし、変化=おとろえとしか考えられず、誰からの助言もない裸の王様では品性に差が出てしまうのも当然と言えるだろう。

独裁組織どくさいそしき最大の欠点は、俯瞰ふかんの視点から見てくれる者がいないことだ。
したがって「無惨」は小物であることをこの先も自覚できないし、力だけが増幅していき、心は成長しない典型的な老害といえる。

鬼滅の刃に対するネット(Twitter)の声

鬼滅の刃 おもしろい

鬼滅の刃 面白くない

上記はそれぞれのキーワードで検索した中から適当に抜粋した。

検索して気づいたが「おもしろい」と言っている人は「なぜおもしろいか?」を語っている人が異様に少ない。
また当ブログに引用されたからか、投稿を削除する方も多い。

断っておくが、俺は鬼滅を面白いと言っている人を批判しているわけではない。
ただ単に俺にこの作品が合わなかっただけだ。

面白いと思うなら、堂々と胸を張り発信すればいいし、他人の意見に流されず、自分の芯を持ってもらいたいと思う。

逆に「面白くない」の検索結果は、それなりに理由も述べられていて、多くの他作品に触れてきた傾向が見て取れる。

結論:鬼滅の刃は子供と漫画・アニメビギナー向けの作品

以上が鬼滅の刃にハマらなすぎて、いろいろ吐き出さないと窒息死ちっそくししそうだった俺の感想だ。

一言でいうと「子供・漫画ビギナー」向けの作品かな。
少なくとも、多ジャンルを読む漫画狂が人気にあやかると拍子抜ひょうしぬけする可能性大。

もちろん鬼滅ファンを否定する気はないし、誰が何を好きになるかは自由である。
アンチだなんだと低次元の話をしたいわけでもない。

ただ「鬼滅の刃」キッカケで、他作品にも興味を持ったり、ハマってくれたらオタク産業がより盛り上がるので嬉しいなぁと思っている。

※この記事の一番下にコメント欄があるので、あなたのご意見もぜひ。
10代〜50代まで10名100名200名300名400名→500名以上の方々が参戦して盛り上がってまっせ。(内76件管理人返答)

鬼滅の刃11巻
  • 作者:吾峠呼世晴
  • 出版社:集英社
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  • 発売日:2016-06-02
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鬼滅の刃感想

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只今のコメント数 (702件)

  • 現在高校一年生です。
    初めて鬼滅を見たのは本屋にあった一話読み切りでした 第一話の感想はあまり見かけない絵柄、王道なストーリーではあるもののかなり期待していました。
    しかし二回目に鬼滅の名を見た時私は絶望しました それは本編の名言集の一場面、炭治郎の「俺は長男だから〜」の台詞
    私は一話だけキチンと読みました、一話の内容だけは知っていました。彼には妹以外にも弟が居た、彼は「家族想いな長男」という肩書きもあった なのに彼は次男だったら無理だったろうと貶しました。もう死んでしまった弟を
    それを見た瞬間私の鬼滅の評価は地に落ちました
    話が少し変わりますが私は「走れメロス」の主人公メロスが大嫌いです。世間では友セリヌンティウスの処刑を回避するために死ぬ気で走った英雄のように扱われてますが、実際はメロスが王様を無計画に襲いかかり死刑になる前に「妹の結婚式だけは見たい」とワガママを言い、そのためにセリヌンティウスに人質になってもらったわけです
    しかもメロスは最悪な事に途中で完璧に走るのを辞めようとしてました
    「友よすまないしかし俺ももう限界なんだ〜許してくれ〜」などと宣って
    私が「走れメロス」を見て思ったのはメロスの偽善者ぶりが気持ち悪いというだけです
    特に解決方法もないのに勢いに任せ失敗しその事になにも反省をしていない所が嫌いでたまりませんでした
    しかしこんな偽善者には二度と会わないだろうと思ったところに竈門炭治郎が出てきたのです
    自分のやってる事になにも疑問を抱かない、鬼を殺すと言ったり鬼も可哀想と言ったりする優柔不断っぷり、相手がいいと言ってるのに無理やり金を渡す
    全て自分の自己満足のためにやってるようにしか見えませんでした
    なんで皆こんな奴が好きなんだ、何が哀しい鬼退治だ、何が心優しい主人公だ
    今でこそブームも去りつつあり落ち着いてますが鬼滅ブーム真っ盛りの時はTVをつけたら鬼滅 外に出たら鬼滅 ネットを見たら鬼滅で軽くノイローゼになりました
    読解力がない、まさしくその通りだと思います。鬼滅を普通に読んだ母に聞いたら「ストーリーは大まかにしか見てない、必殺技の所とかそういう目立つシーン以外は斜め読みしてる」と言っていました
    母の場合は老眼になりつつあるので細かいシーンを見るのが辛いのでしょうがまさか鬼滅鬼滅と喚き散らしてる人達もそんぐらいの感覚で見ているのでしょうか…
    自分も絵を描いてるので絵を描く大変さはよく分かってるつもりです
    しかし鬼滅に関しては力を入れてるシーンと手抜きシーンの落差が酷すぎで呆れてしまいます。本当に手抜きシーンは小学生が描いたのか?と思ってしまうレベル
    しかもその顔がなんとも言えない不気味さと気持ち悪さを持つグロテスク……
    最終回のオチといい「女子中学生が考えた創作漫画」のようでした。まさか公式で学パロと現パロを描くとは…逆に尊敬します
    本当に何故あのジャンプでこんな作品が最終回まで終わらせたのが気になって仕方がありません。言い方が悪くなってしまいますがジャンプ作品の価値を下げたようにしか見えません
    長文失礼しました。ただ私がずっと思ってた不満をぶちまけてしまいました……

  • 流行り始めた頃に三巻位までを夫(40代オタク)が読み、ん~面白くないなぁ,,,と言っていて、私(漫画はそこそこ読む)は一巻の途中で挫折。
    なので、我が家には鬼滅の刃のコミックはないし、アニメも見せていないのですが、子供たちは学校や幼稚園で友達から聞いたのか、鬼滅の刃ごっこをよくしています。
    ◯◯の呼吸!とか、セリフが覚えやすいからかなー?と思います。

    私が面白くないと感じた理由を解説して下さったみたいで、ウンウン頷きながら読みました。
    おすすめ鬼漫画も読んでみます!
    ありがとうございました。

  • 個人的にはアニメにしても映画にしても5分10分観て、面白いか面白くないかで決めるが、鬼滅は圧倒的なまでに面白くないので糞つまらないアニメに大決定しております。

  • 私は鬼滅がとても面白いとおもいました。
    下記は私が鬼滅を読みまた貴方の記事読んだ後の感想です。

    無惨が小心者と言うのは同意できますが魅力がゼロは言い過ぎかと、悪役の親玉として恐怖政治、血を使った洗脳とラストの太陽が出てくるのを感じ即座に逃げる等ら一貫して自分が生きる為に全力をかけると一貫性があり分かりやすいキャラだと思います。

    また、鬼滅読んでいて自分の命より大切なのもの為に戦う、人や鬼の一人一人にドラマがありそれをちゃんと描写も出来ていたと思います。戦闘描写云々は正直どうでも良いと思い読んでいました。

    好きか嫌いかは個人の自由だと思います。
    鬼滅が嫌いと言うマイノリティな意見の記事が有ればそこに同じマイノリティな方や大勢に属したく無い、斜に構え方はこの記事を読み自分はマイノリティでは無いのだと安心や自分は漫画がわかっている通で他の人とは違うと思いたいのかなとも思いました。

    • 無惨が小心者って言ってるのがとても的外れでそんな考えもする人がいるんだと私も思いました。「何をしてでも生きる」というような描写もあったはずなのにそれを小心者と捉えていることが腹を抱えて笑いました。現代っ子は理解力がないと仰っていたことも自分が理解力がないから現代っ子が理解力があるかどうかわかっていないと思い、とても気の毒に思いました。

  • 総集編やら劇場版放送でCMが流れて、どうしても目に入ってしまい苦痛で仕方ないです

    主人公「お前の絆は偽物だ!!」「俺とねずこの絆は・・・」
    ↑CMで繰り返し流れてた主人公のセリフですが、違和感を越えて嫌悪感しかないです。
    俺の絆は本物でお前のは偽物。って、「自分がすべて正しい、他の意見は間違ってる」と断罪する、昨今のネットの過剰なバッシングを彷彿とさせるような上から目線の傲慢さしか感じないのですが、この主人公が「優しい」と評されている意味が本当に分かりません。
    せめて「非情な強敵に毅然と立ち向かってかっこいい!」ならまだわかるのですが

    ここはアニメで見て、いわゆるDV息子が「家族」を暴力と恐怖で支配するのを「絆」って呼んでいて、それは確かに間違ってるとは思うけど、鬼で敵とはいえ他人が大切にしてるものを簡単に「偽物」呼ばわりする人間が優しいとはどうしても思えません。

    なんか・・・(自分にとって)間違っている相手を正義感で断罪して再起不能にまで追い込むような人が共感してるんじゃないのかなと(偏見)

    そもそも「絆」を軽々しく連呼するたびになんか冷めていく自分には合わないんだろうなあと思います。

  • この鬼滅の刃っていう作品を、好きとか面白いって感じる大概の人の「視点」を考えてみると「小中学生のバレーボール(例)大会を応援する母親」に近いんだと思う。作品(≒選手)を「愛でる、応援する」っていう視点で見ているんだと思う。

    「愛でる視点」とはどういうことか?
    つまりは大まかで厳密には設定れていないルール(物語の枠組み)の中で自分にとって可愛い選手達(キャラクター達)が頑張っている姿を愛でる。応援する。という事。
    逆に言えばそれ以外の要素に対してあまり関心がないって事。
    おおまかな整合性さえあれば、技術とか物語のクオリティとかって、取って付けたようなモノでもお構いなしの、協調性を盾に美術的価値を破壊する視点。

    私の言いたいことがわかる方はこの時点でどういう事かわかって頂けると思いますが。

    この「愛でる人達」の視点では「小中学生の試合」と「プロの試合」の楽しみ方が殆ど変わらないという事であり、それは「ポップ」と「マイナー」の違いでしかなく、むしろ難しいプロの試合(マイナー)より、わかりやすい小中学生の試合(ポップ)の方が「愛でやすい」という事。
    愛でる人達は「バレーボール」という「スポーツ」を観ているのではなく、「バレーボール」の「選手や大会」を観ているという事。そもそもの「視点」の違いが、鬼滅の刃を「面白くないと思う人」と「面白いと思う人」を分けているという事だと思います。

    個人的にはこの「愛でる視点」って本当に厄介だと思っていて、何故かと言うとこの視点はコンテンツを飛び越えて存在するという事、あらゆる視点と「混合しやすい」って事、そしてコンテンツ自体の魅力を楽しむ人からすればその視点は「侮辱」たり得るということ。

    この「鬼滅の刃」と比べる作品は他の多くの方が挙げている作品ではなく「黒子のバスケ」です。
    これの男ウケバージョンが魔法少女まどかマギカ。

    ファーストフードやファストファッションみたいな作品がトレンドになってる。
    展開が早くて(すぐ品が出てくる)、話が単純(安い)又は意味もなく複雑(ポテトとコーラ)、過去作品の良い所の上澄み(うまい、化学調味料)だけを切り取った形骸化した作品群。

    現代なのにむしろ童話に近い(桃太郎+泣いた赤鬼)×現代漫画=鬼滅の刃=老舗の高級ファーストフード。

  • 全部読んだ訳では無いのですが、面白い要素見つけられなくて悩んでたから助かりました。
    最近人気作品嫌いだと僻み云々言われるから怠いのです

  • 「面白くない理由」ではなく、「自分が好まない理由」ですね!一定数の読者がいる以上面白いと思っている人もいるわけですし。
    昔の漫画にとらわれすぎて面白さを感じれてない感じがします。
    あと、売れている、流行っている漫画に対して批判をする少数派でいることをかっこいいと思ってそうですね笑笑
    中学生とかにありがちな「他と違う俺かっこいい」状態です。そのせいか分かりませんが、「完璧さ」を求めてしまっているんだと思います!柱は圧倒的であれ、みたいなことを仰っていましたがあくまで人間ということを理解しておられないなと思いました。価値観の違いではありますがプライドの高さおもわせたのでしょう。現代っ子が理解力に乏しいと仰っていたことも自分を棚に上げすぎて面白かったです!あと、獪岳の「ここから一瞬で距離を詰める俺の遠雷をくらえ!」はセンス無さすぎて爆笑しました。そういう見せ方があることを学んだ方がいいですよ!作者は売れるように作品を作るんだから禰豆子を可愛くしたりっていうのはあると思います。それに納得しないのは一部のプライドの高いおじさんだけだと思います。この記事をよんでいて面白かったです。ありがとうございました!

  • ジャンプ黄金期で育ってきて、週刊少年誌は網羅して来たアラフォーだけど、普通に面白かったけどなぁ。
    絶望、グロさや無駄に複雑な人間関係や世界観が面白いと持て囃される方が理解出来ない。
    るろ剣やDBを面白く感じられなかったタイプだからブログ主さんとは漫画の好みが違うんだろう。
    ワンピも同じことの繰り返しで飽きてきたが、未だに楽しめているようだし。
    全てにドラマを求めてグズグズダラダラ何が面白いのかわからない。
    Dグレとか好きそうですね。

  • コメ失礼します。私は女子高生ですが、このブログに大いに共感してしまいました。
    去年一昨年まで読んでいる雑誌、動画あらゆる媒体がステマしてくる事のウザさといったらもう…そして、少し前の総集編でとりあえずアニメ最終話までは見ました。(原作も無限城のあたりからは一応追いかけていた。兄上と縁壱の話だけは好き。)
    でも、やばい。長い。つまらなすぎるシーンが長い。
    原作では軽く流せるギャグシーンが延々と続く。地獄。アニメのギャグの「間」の取り方が下手…というかそこら辺は銀魂の圧勝すぎて耳が耐えられないのだと思う。
    でも、良く受け止められるシーンもあるにはある。
    兄上の弟への歪んだ嫉妬と憧れ、先生の台詞回しなど。
    実際無限列車テレビ版の1話はアニオリで煉獄さんの話だったが、
    …。おもんない。なにこれ。原作を100分の1に希釈した二次創作だろこれ。先生なら鬼に「妹や自分が昔毒入りの食事を食わせられたせいで食べることへのトラウマがある」くらいはやってのけるだろ。
    とにかくアニオリ1話を見た感想は、「作画のおかげで流行ったと思っていたが、先生監修の台詞じゃないから薄いにも程がある。先生のセリフの力はやっぱ偉大やったんやな…つか柱の全集中の設定崩壊してんぞおい。」
    これだった。いやまあ、あくまで媒体は少年の名を冠した少年ジャンプ。
    絶望オブ絶望が欲しかったら映画なりヤング雑誌なりを見るのが一番だろうし、第一管理人様や世のおっさんおばさんのような高年齢層(失礼ですが…)が読むもんじゃないとは思う。
    けど今更読んでない人間は世捨て人か非国民扱いされる今の状況は流石にどうかと思う。
    これが流行ったおかげでポスト鬼滅と謳われた呪術は東卍に全ての客を奪われ、最終的に今ジャンプで熱い展開をしているのがヒロアカという結末。(ヒロアカは個人的に初期から追いかけ続けている作品なのでどうこう批判を言うつもりはない。デク君は可愛い。)

    正直今のジャンプで真の意味での「少年漫画」をしているのはもうワンピースとブラッククローバーぐらいだと思う。ブラクロは話してるやつ見た事ないけど…
    それまでがおかしかった。約ネバは初期が絶望オブ絶望、ラストメリーバッドエンド風味。鬼滅は作者の精神肉体リョナ性癖が隠しきれていない、ヒロアカは主人公と40代のトップヒーローへの作者の愛(虐待)がやばい、チェンソーはもうなんでヤングじゃなかったのかわからないレベルの狂気。(本誌史上初のヒロイン生姜焼きカニバリズム伝説)

    やだこいつら怖い。でも好き。

    結論から言うともう鬼滅は自然とそこにあるものになってしまった(国民的とは言ってない)ので、諦めて自分の好きな漫画読みましょうということです。

    でも遊郭編の梅ちゃんの声優がみゆきさんで同時期放送の徐倫がフィールズちゃんになったのは理解できない。フィールズちゃんは筋肉から声出てるから良いっちゃ良いけど。

    そんなことより7部を早くアニメ化するんだデヴィットプロダクショォォオッォオッォオォォォォンッッ!!

  • いくつか自分の意見のために曲解してるよねとなるところがあります
    例えば幽遊白書で仙水を子供扱いしたのは幽助ではなく幽助の血を覚醒させた雷禅でしょう
    この項で書かれてたこれにも疑問が起こる

    >こういう圧倒的な絶望感や無力感が「鬼滅」にはないんだよな。
    ちょっと修行しただけで強くなりすぎちゃうし、主人公が全然負けねーからワクワクしね
    ぇ。

    鱗滝さんのところの修行期間は2年でとても短いとは思えませんが?もっと短い修行期間のジャンプキャラも少なくないし何なら修行なんて殆どしない奴もいます
    強くなりすぎちゃうも何も主人公の炭治郎は明らかに仲間内では才能に劣りますし(度々善逸や伊之助に才能で劣るのを示唆される)、鬼との戦いは毎度苦戦で累などはヒノカミ+禰豆子のサポートですら倒しきれない始末、終盤に至ってはジャンプ主人公の中ではお世辞にも活躍度が高いとは言えません
    絶望感や無力感などは作中でもメインに近いキャラもバンバン死にますし、炭治郎カナヲは共に右目が失明しています。この後も炭治郎は痣も出てるのでほぼほぼ25までに死ぬでしょう
    正直、持論の展開には無理があるとしか思えません

    別に鬼滅を誉めなくても良いですが、もう少し意見を煮詰めてから言った方がいいのでは?

  • 面白い記事でした!
    鬼滅は自分も合いませんでした。
    超泣くから見てとお勧めされ、涙もろい私は飛びついてみましたが、銀魂の極道編やミツバ編の方がよほど泣けるし笑える。
    キャラクターに魅力を感じず、特にいいこと言われるけど感情的に人を詮索したり差別する炭治郎が苦手でたまりませんでした。優しいキャラはD Gray manにすら敵わない。
    残酷な悪党無惨の既視感。犬夜叉の奈落じゃね?
    煉獄さんがなぜ人気なのかわからない。ぱっと出てきて禰豆子殺せと言ってたのに、次の話では炭治郎と仲良しこよししてて、マジでご都合主義もいいところだと思ってました。

    次のいい漫画に早く出会いたいです。

  • 黄金期のアニメを見てないならまぁこれが面白いと感じるのかな
    素直な展開とキャラだし

  • 薄い、浅い、ご都合主義、美化しすぎ、
    と主人公の発言とかに感じた一人です。

    ここまで言葉にしてくれてるお陰でめちゃんこスッキリしました!
    一つ一つが「そうそう、そうなんよ!だからつまらなかったんよ!」と運転しながらもハマって読んでしまうほどでした。

    スッキリを有難うございました。

  • 食わず嫌いしていた鬼滅の刃を今さら全巻一気読みして来たばかりの30歳男です。
    読み終えた時に僕が思ったことや感じたことがそのままこの記事に書かれていて驚きました。
    まずキャラの死に方がワンパターン。
    味方の場合「誰かを守って死ぬ→兄弟や家族が殺される悲しい過去の回想→そいつらが迎えに来る→はい、みなさん感動」
    敵の場合「死ぬ→人間時代の記憶が蘇り悲しい回想→そいつらに許される→はい、みなさん感動」
    この繰り返し。
    誰かが死んだ時点で「あ、これまたお涙頂戴の回想入るな」ってすぐわかってゲンナリ。
    特に冷めるのが敵の死に方。
    「道を踏み外した奴にも悲しい事情がある。正義の反対はまた別の正義。」みたいな何十年も使い古されたような教訓を今さらドヤ顔で突きつけられる感じ。
    しかも短期間に何度も何度も。
    これで感動する人間はおそらく過去のジャンプ名作を読んだら内容が濃すぎて爆発するんじゃないですかね。
    あれだけみんなが泣いた泣いた言ってた煉獄の死も、煉獄自体に愛着が湧く前にあっけなく殺されて「え、これが今作屈指の名シーン??1巻くらい丸々読み飛ばしちゃった??」ってなりました。
    過去に時代を築き上げたジャンプバトル漫画の名シーンだけくり抜き、ラストに向かう前後の読者への刷り込みもすべて省き、良いところだけを切って貼り付ける、キメラのような作品。
    読み終えた時に僕が手に持っていた漫画のタイトルは「キメラの刃」に変わっていました。
    長らくジャンプの看板をワンピースとナルトに頼っていた穴を突く、まさにバトル漫画の入門編でありライト層に売れる理由もわかるし、後世に語り継がれる名作にリアルタイムで衝撃を受けて来た世代に毛嫌いされる理由も十分わかりました。
    ターゲットは少年だぞ、と言う人も多いですがそんなことはわかっているし、正論です。
    しかし残念ながら「過去の名作たちと違って」この作品をもう一度手に取る事は絶対に無いでしょう。
    記事の内容はとてもわかりやすく共感できて面白かったです。

  • ネットが普及し、あなたのような反発勢力によって殊更認知度が高まったのが、ヒットした一つの所以でしょうね。あとはアニメーションのデフォルメが全年齢に耐えうる絵柄なのが幸いしたのかと。他にも要素は色々。

    たしかに漫画を拠り所にしている人間からしたら、考察のし甲斐はないかもしれませんが、現実に縛られている人が片手間に読み、夢想するには丁度いい作品なんだと思います。そしてそれがジャンプの根幹だと思います。

    寄生獣のような作品が世間で流行るのは考える余力があるときなんすよ。

  • はじめまして。
    今更誰も見てないかもしれませんがせっかく見つけた記事なのでコメントさせていただきます。
    未だに毎週ジャンプを購入してる30代の男です。
    昭和時代全てとは言えませんが平成以降のJUMP作品ならほとんど読んでます。
    その中で鬼滅の刃も大好きで単行本も全て購入してます。
    この記事を読んで感想をコメントしますと「そりゃそうだよな」が正直な感想です(笑)

    鬼滅の刃連載当初は第1話から絵がとても慣れてないというか悪くいうと下手でしかも家族が鬼に殺され、鬼になってしまった妹と2人で旅に出るという話ですがJUMP掲載時の感想はほとんどの人がなんじゃこりゃでした
    2話目、3話目でも特に進展せずはっきり言って打ち切り候補まっしぐらの作品です。
    その中で絵の下手さ、ストーリーの重さと相反して各キャラのセリフがかなり特徴的であったことから2チャンネルなどでネタ漫画として少し話題になりました。
    鬼滅がピカピカ光ってるとイジられる事で打ち切りをなんとか避けているような状態でした。
    そのうち作者の先生が絵やストーリーの書き方が慣れてきた事と読者の方が鬼滅の読み方が分かってきたことで善逸や伊之助が登場するあたりから「あれ?鬼滅ちょっとおもしろくない?」と風向きが変わってきてコアな人気が出てきます。
    そして今までセンスだけで絵や表現の仕方か下手だったのがアニメ化されるとこでその辺が補完されファンがアニメが凄いと騒ぎ始めました。
    それにより、やたら人気が出始めるのですが、最初から鬼滅の刃を読んでいる古参としては「え?あの漫画がこんな人気出るの?」と違和感バリバリなのです。
    もちろん全巻買うほどのファンなので鬼滅の刃が人気出るのは嬉しいのですが個人的な感想としてはワンピースやドラゴンボールみたいな国民的漫画に比べると読者を選ぶ漫画だと思いますのでこのサイトの感想は当然といえば当然かなと(笑)
    第1話だけ読んだならよほど同時期に連載していたヒロアカやDr.ストーン、暗殺教室なんかのが人気でてもいいと思います。
    今は残念ながら人気は呪術廻戦に移っている為、自分のこのコメントも今更なのですがせっかくなので書かせていただきました。

  • 新年あけましておめでとうございます!
    個人的にはジョジョのパクりだとおもっています(前に書かかれてたら申し訳ない)
    呼吸→波紋 鬼→吸血鬼(DIO)鱗滝→ツェペリだと思ってます。自分が鬼滅を見てないのでここら辺しか分からないんですが、作者がジョジョ好に影響されてるのもあってパクってる部分が多い感じがします。

  • 前のコメントにもありましたが、鬼滅のよさの1つに一貫性があります。個人的には好きな要因として、これが大きい。逆に言うと、筋を貫き通せない作品の多いこと多いこと。しかもこんなに売れたのに潔かった。この作者は自分の作品を書き上げたかった。そして、世間がどうであれ、その通りに実行した。

    主はブリーチを面白いとか言っちゃってるあたり、ペラペラですね(笑)。浅いのはどっちだよ、というところでしょうか。映画とか小説とか読まない人なんでしょう。登場人物の過去エピソードで、ここをもっとこうすれば…とか、痛すぎ。じゃあ自分でそういうのを作ればいい。わざわざ他の作品持ち出して、ここが浅い、とかダサ過ぎる。お前さんが浅いんだって。
    筆者の示したものに対して俺たちがやれることって、精々個人の感想を述べるくらいだろ。

    連載誌は連載し続けることでマネーが入ってきますからね。作品が人気出ると出版社は当然として作者も、この作品どうやって続けましょうか、というあたりに気が向き始めます。だから時間稼ぎのような無駄な展開や、最初の考えになかったストーリーを重ねに重ねて、結局は作品の維持が目的になっちゃう。ブリーチ、フェアリーテイルのような作品のことです。自分からしたら美しさ0ですね。合理性が伴わない付け足しに魅力はないし、作者に知性を感じません。当然気持ちは入らない(俺は)。だから、明日のジョーやデスノートのように筋をずらさず書き上げる作品に対して、自分は心から称賛しますし、こういう作品作ってくれてありがとうとなります。
    今だったら王様ランキングとかそうですかね。
    ジャンル変わるけど、ファブルもいいですね。

    • そんなこと言ったら何も言えんよ。そういうのが、つまらん漫画を増やすんよ。
      そりゃ、評価するんだから他の作品と比べて当たり前、逆に比べずにどう評価すんだよw
      後、自分からその業界に入ったなら文句言われてもしょうがないんよ。文句言われたくないんだったら、夢諦めて他の仕事やれって話。もちろん「ゴミ」「4ね」みたいな過激なものはダメだけどね。

  • 家族が映画の切り抜きアニメ版を録画してみていたので隣で観ていましたがあれはなんなんだろう。
    柱で名前がよく上がっていた煉獄さんとやら、上司の指示を待たずに鬼だからという理由でネズコを殺そうとするヤバい人であるとは理解していましたが人格以外にも戦闘に対しても唯一鬼に戦える人達の中でもさらに一角になっているお方だから猗窩座との戦闘はさぞ凄い戦いをしてくれるのだろうと期待して観ていましたがあれはなんですか。
    終始猗窩座に押されボロボロになりながら猗窩座に(お前はここで死ぬには惜しい、鬼になって強くなろう)と言われむしろ鬼になった方がいいくらいに弱くこいつが柱ァ?って思ってしまいました。
    雑魚に対しては無双することができる列車の中では炭治郎御一行の雑魚達よりは仕事をきっちりされていましたが上弦?の鬼には全く話になりませんね。とても残念でした。
    (猗窩座が太陽から逃げるために仕方なく場かは離れようとした時に炭治郎が逃げるなと叫んでおりましたが、なら君も朝を狙って隠れ蓑にしている彼らの拠点をぶっ壊したのちに攻め入れば?と考えてしまいました。)
    主人公は喋るだけで戦闘能力は皆無としか見えませんし大体敵に攻撃が当たるのは相手が慢心または主人公が一時的な覚醒をしているからだとさらに主人公に魅力を感じれませんでしたね。(これが御都合主義か)今日も運が良くアニメを視聴できましたが完全に鬼の慢心と主人公のなんのバックボーンのない怒り覚醒で殴っていたので寝起き早々笑っちゃいました。
    書きたいことはたくさんありますが私が善逸?という金髪の子が苦手なため鬼滅の刃を観たくないという考えでしたが、更に見る覚悟が必要だと悟りました。(ついでに声優さんは悪くないですが声を聴くと今までの好きだったキャラより善逸が前に出てきてしまい声優も嫌いになりそうです。)

1 15 16

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