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鬼漫画のおすすめ5選・鬼滅の刃にハマらなかった人へ贈るラブレター

鬼漫画おすすめ
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空前の大ヒットを記録している「鬼滅の刃」
連日メディアでも取り上げられ、漫画が社会現象になってくれるのはヲタクとしては嬉しい限り。

ただ俺の感想はこれ。

\タップで下に開く/

うん、20巻だけは良かったけど、それ以外は全然ハマらなかった……。
そこで同じように鬼滅イマイチだなぁって人へ本当に面白い「鬼がでてくる漫画」をプレゼンしようと思う。

今回「吸血鬼」は選択肢から外した。
ヴァンパイアではなく、ツノ生えた鬼をイメージしていただければ。

\マンガ読むならココ一択!!/

目次

キングオブ鬼異能バトル漫画【欲鬼】

欲鬼
©欲鬼|5巻
5段階評価
面白さ
5.0
構成力
5.0
画力
5.0

総評:(5.0)

25年前、人間の欲望から生み出された「欲鬼」が突如出現した。
奴らは超人的な能力を持ち、悪意あるものは人間に害をなす。

そのため警視庁に「欲鬼処理部隊」が結成され、取り締まりが強化された。
人間の持つ欲望が鬼化のキッカケのため、それぞれのキャラに「◯◯欲」が定義されている。

兄妹の鬼、主人公の家族は全滅、始祖の鬼がいて……。
あれ?大ヒットしてる某鬼漫画と同じだな。

しかし面白さは別格だと保証する。

主人公は「正義欲」の持ち主だが、善意ではないためかなり歪んだ性格。
妹は「被殺人欲(ひさつじんよく)」で殺されたい欲望を持つ。
クラスメイトの「椿」は「殺人欲」……。

いい、最高にイケてる。鬼漫画はこれくらいイかれてなきゃ楽しめない。

そして能力や部隊の設定もちゃんとしている。

欲鬼処理部隊

ほぼ欲鬼で結成された部隊

欲角(よくかく)

一角鬼、双角鬼、併角鬼などの力のパラメーター

顕現体(けんげんたい)

鬼の武器や技

欲痕(よくこん)

顕現体が欠けた結晶体

欲鬼保護施設

囚われた欲鬼が収監されている場所

などなど。

欲鬼
©欲鬼|5巻

さらに見事な伏線回収、読者の思考を揺さぶる演出、非情な拷問、歪みきった復讐心…。
そこにきて、この画力だ。

誰が悪で、正義とはなんなのか?
本当の敵は誰なのか?
人間の弱さ、醜さ、罪深さ…とくに5巻以降、怒涛の快進撃で読者を魅了していく。

そして一番評価しているのは、長くなりがちな異能系バトル漫画を9巻で終わらせた作者の構成力

ちなみに、打ち切りではなくしっかり話を完結させている。
鬼滅ファンの方にもぜひ伝えたい。
これが本物の「テンポの良さ」であると。

マニオ

俺の中では鬼漫画の最高傑作。
別に斬新な設定じゃないし、目新しさはないけど構成力が神。
しかも初連載&9巻でこの味出せるって才能しか感じないわ。

欲鬼

欲鬼
  • 作者:色原 みたび
  • 出版社:講談社
  • 掲載誌:少年マガジンR
  • 発売日:2015-11-15
  • 完結:9巻

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人間と鬼が共存する世界
【鬼さん、どちら】

鬼さん、どちら
©鬼さん、どちら
5段階評価
面白さ
3.5
構成力
4.5
画力
4.0

総評:(4.0)

3000人に1人発症する「先天性頭部突起症(せんてんせいとうぶとっきしょう)
人を喰うわけでも、襲うわけでも、特別な能力を持っているわけでもない頭にツノが生えているだけの人間。

中には頭部以外から生えている者もいる。
中身は人間なのに鬼というだけで世間は腫れ物扱いし、肩身が狭い。

「走ったら危ない、重いもの持っちゃダメ、伝染するから近寄らない」

一部の差別主義者の思想が鬼をこのような扱いにした。
鬼に生まれてきた者は個性として受け止め生きていくしかない。
中には重圧に耐えられず、ツノを摘出する者もいる。

手術する鬼は「普通の人間になれば世界が変わる、自分は鬼だから〇〇なんだ」こう考えている。

しかし人間になるということは、同時に「鬼だから」という言い訳を一切できなくなるということだ。

これは誰にでも同じことが言える。

「整形したら、、、金持ちになったら、、、障害がなければ、、、」

望んだ姿と同じスタートラインに立てば、〇〇だったからこそ受け取ることのできた優しさや哀れみは一切なくなる。

そして多くの人は実感するのだ。
今の悩みがなくなっても、すぐに新しい悩みが出てくることを。

もちろん何かを変えるために行動するのは大切なことだ。
最初の一歩を踏み出すのは怖いし、勇気もいる。

その結果が失敗であれ、他責思考の言い訳大魔神で一生何もしない奴の1兆倍は価値のある経験を積むことができるだろう。

鬼さん、どちら
©鬼さん、どちら

しかしだ、それは行動に移せた側の視点であり、何かしら実感できる結果を得た者の言い草なのである。
世の中の大多数は弱者であり、現状維持を望み、変化を嫌う。

この世に完璧な人間など存在しないし
生まれながらに格差は決まっているし
99%は「普通」でいることの壁にぶち当たる

でもだからこそ、人生は面白いのだ。

能力も資金も人脈も、何一つ抜きん出ているものを持たない弱者が数を武器にする強者に下克上を果たした時、最高の脳内エクスタシーが分泌される。

それが本物の個性であり、上部だけのうすら寒いポジティブワードは、一部の利己主義者や自分の弱さと向き合わず普通でいることを選択した者の戯言だ。

普通集合のまま人生を終えたくない人は、読んでみると良いだろう。

※ちなみに現実世界でも角が生えた人は確認されている。
摩訶不思議!頭から角が生えた世界の7人

マニオ

1巻完結だから、サクッと読めるよ。
俺はいつだって反骨心を剥き出しに生きていきたい。

鬼さん、どちら

鬼さん、どちら
  • 作者:有永 イネ
  • 出版社:小学館
  • 掲載誌:ビッグコミックス
  • 発売日:2015-11-11
  • 完結:1巻

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機械移植の黒鬼-VS-人体移植の怪物
【スモーキン’パレヱド】

スモーキン’パレヱド
©スモーキン’パレヱド
5段階評価
面白さ
4.0
構成力
4.5
画力
3.5

総評:(4.0)

妹の「美来みらい」は両足を失ってから、ずっと塞ぎ込んでいた。
そんなある日アメノトリ社で「脚の人体移植」を受けることに。

自分で歩けるようにまで回復した彼女は歓喜していた。

この日はお兄ちゃん「陽光(ようこう)」の誕生日、友達2人といつも優しかった兄のため料理に(いそ)しむ。

「ただいま〜、ゴンッ……」意識を失う兄……。

目が覚めると、両目をくり抜かれた友達、首が180度反対にねじ曲がった友達、そして両手と左脚が切り落とされた兄。というギャグの世界が広がっていた。

実は「人体移植者」の0.2%は、脳が侵され欲に狂う「8∞8(スパイダー)」に変わってしまうのだ。
そこに現れたのはバケモノから人々を守る組織「黒鬼(ジャガロープ)」のメンバー。

戦闘用超義肢(せんとうようちょうぎし)「ギアース」を装着している彼らは、あっという間に妹を破壊、ギリギリ息のあった「陽光」はジャガロープのアジトへ連れて行かれた。

そもそも「8∞8(スパイダー)」と「ジャガロープ」による戦争は、2人の天才姉弟によるもの。

姉:「間 暗曲(はざま くらま)」は人体移植にこだわり「特殊生体義肢(とくしゅせいたいぎし)」を研究中に闇落ち。

弟:「間 白曲(はざま しらま)」は人体と機械を融和させる「機械生体義肢(きかいせいたいぎし)」を研究し、人間をグレードアップさせていた。

いや登場人物ほとんどイカレ、主人公もヤバめの爆弾(ひみつ)抱えてて先を読ませない。

最新刊(8巻)では、姉弟対決なんかどうでもいいレベルの状況になってて、今のコロナショックに既視感を覚える。

あとは「鬼滅の刃」との対比も面白い。
妹がバケモノになるのは同じだけど、兄の考え方が真逆で印象的だったこのセリフ。

スモーキン’パレヱド
©スモーキン’パレヱド|5巻

「可愛い妹だからじゃん、兄貴のオレが殺してあげないと可哀想だろ、悪いバケモノは生きてちゃいけないんだ、それが『人間』として『フツー』だろ?」

まさにそうで、家族だからこそ他人に迷惑かける可能性があるなら殺してやるのもまた1つの愛。別にサイコ的に殺すわけじゃあるまいし。
※このアニキはかなりサイコだけど……。笑

涙しながら、叫び狂いながら、精神擦り減らしながらでも「殺す」ってのも優しさの形。

話変わるけど「ウォーキング・デッド」とかも同じで、死んだらゾンビになっちゃうからこそ、死ぬ前に脳にナイフ刺したり、銃で撃ち抜く”優しさ”がある。

母親を泣きながら殺した息子、その息子ものちにゾンビにやられるけど「俺は自分でできるよ」と銃を手に取った。
まだ10代のガキが愛する者の手を汚さずにこの世を去るカッコ良さ。
俺はこっちのが人間味を感じるんだよね。

結構グロい描写も多いからそういうの苦手な人と専門用語多めなので頭使いたくない人は合わないかも。
でも漫画をガッツリ読み込みたい人にはオススメ。

マニオ

内容はもちろん面白いが、夫婦で漫画を共作してるってのが本当に素敵だなと思う。
ちなみに著者の二人は「交響詩篇エウレカセブン」で一世風靡した名コンビ。

スモーキン’パレヱド

スモーキン’パレヱド
  • 共作:片岡 人生
    共作:近藤一馬
  • 出版社:
    角川コミックス・エース
  • 掲載誌:少年マガジンR
  • 発売日:2016-03-22
  • 既刊9巻:連載中

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ヤンキーと鬼で作り上げる新境地
【鬼門街】

鬼門街
©鬼門街|7巻
5段階評価
面白さ
3.0
構成力
3.5
画力
3.5

総評:(3.5)

天国が飽和(ほうわ)すると街に鬼が現れる。

平和な世の中では天国人が増えすぎるため、人間の弱みにつけ込む鬼が間引(まび)きしにくるのだ。

鬼に魂を売った人間は特殊な力を手にする代わりに、自身が死んだ時は地獄に落ちる。

主人公:川島マサトはなんとなく毎日を過ごし、事勿(ことなか)れ主義で生きてきた平凡な高校生。
そんなある日、母親が通り魔に刺殺(しさつ)されてしまう。

失意のどん底の中、マサトもまた不良に絡まれボコボコにされる。
抵抗するマサトに暴行はエスカレート、ついには身体が動かなくなってしまった……。

そこに鬼が現れ、取引を持ちかける。

  • このまま死んで天国へ逝くか
  • 鬼の力を手に入れ蘇るか

風前(ふうぜん)灯火(ともしび)の中、彼は取引した。
しかも上位レベルの地獄鬼、名は「豪鬼(ごうき)
回復力・動体視力・パワーすべてが揃ったまさに鬼がかった能力を手に入れた。

そもそも鬼の存在は取引した者にしか見えないため「デスノート」の死神や「ジョジョ」のスタンドみたいな感じだ。

聞けば世の中の犯罪はほとんど鬼が関わっていると言う。
マサトは母親を殺した犯人を見つけるために動きだす。

鬼門街
©鬼門街|1巻

いやぁ永田先生らしさ全開、なにせ鬼の口調が超ヤンキー。笑

読者に寄り添い、洗練(せんれん)された言葉で、(たく)みな構成の物語……ではなく、世の中の理不尽に、不器用な男が、不器用な言葉で、熱い思いを伝える……そんな漫画である。

正直、普通に読んでいたら退屈だし「下手くそかっ」とツッコミたくなる場面は多い。
しかしこの作品が生まれる約2年前、作者の幼なじみであり親友の彼は若者の集団暴行によりこの世を去っている。

あまりのショックでしばらく引きこもってしまったらしいが、漫画家の自分にできることは何か?を考えた時、この作品を思いついたそうだ。

そうしたバックボーンを知ると、作中の何気ない一言や起こる事件から受ける印象はまったく違ったものになる。

人として一線を越えるなよ」この1点を軸にすべてのストーリーは存在しているのだ。

※実はこれ、ブログの読者さんがオススメしてくれた漫画。第2章まで読んだよ、ありがとう。

マニオ

昨今のネット社会を見ていると、自分にブレーキをかけることが苦手な傾向を感じる。
抑止力を持たざる者はいつか必ず人を傷つけると、改めて肝に命じておきたい。

鬼門街

鬼門街
  • 作者:永田 晃一
  • 出版社:少年画報者
  • 掲載誌:ヤングキング
  • 発売日:2015-11-21
  • 完結:15巻(第二部あり)

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鬼の食料として作られた子供たち
【約束のネバーランド】

約束のネバーランド
©約束のネバーランド
5段階評価
面白さ
4.5
構成力
4.5
画力
4.5

総評:(4.5)

12歳までの子供を育てている謎の孤児院「GF農園(グレイス=フィールドハウス)

里親が見つかるまでの間、優しいシスター(ママ)が完璧に面倒を見ており、超絶ノンストレスでなに不自由ない生活を送れる天国。

しかしその実態は、鬼へ出荷する食用児の飼育場。
鬼たちは知能の高い子供を好むため、ガキの頃から英才救育をしているだけだったのだ…。

子供たちは上から「特上・上・佳・並・下」の階級に分けられている。
できの悪い子は、早々に出荷されわずか数年で食われてしまう……絶望のネバーランド……。

ある日、主人公「エマ」と仲間「ノーマン」は、出荷の事実を目撃してしまう。
この時はじめて、自分たちが飼われていることを認識し、農園から脱出を試みるのが第1章。

なんでも気合で乗り切ろうとする
ザ・ジャンプ主人公「エマ」

農園設立以来の天才児
「ノーマン」

狡猾(こうかつ)で冷静なクールガイ
「レイ」

3人の特上キッズたちが物語を盛り上げる。

そもそも鬼は他の生物を食し、遺伝子を取り込むことで進化する性質を持つ。その最終捕食先が「人間」だったのだ。

人間の遺伝子を取り込み、知性を持った鬼たちの生活は一変、文明を持ちさまざまな発展を遂げた。

鬼の中にも階級制度があり
「頂点→王→貴族→平民→下級→野良」の順に分かれ、貴族以上の鬼は上級国民のような生活をし、圧倒的な戦闘力を誇る。

約束のネバーランド
©約束のネバーランド

これこそが本来人間が抱く葛藤であり、最善策を模索するというこうとだ。ちなみに彼女は12歳。
いい大人が集まって、鬼=殺すという発想しか持たない鬼殺隊はやはり異常なのである。

全体的なストーリーを大きく分けると以下の3部構成。

  • 第1章では知力のみで大人に挑み
  • 第2章では知力+武力で鬼に挑み
  • 第3章では人造人間も登場し物語の核に迫る

流れるようなストーリー構成の中、徐々に成長する子供たち……。鬼の文化にも触れ様々な思考が交錯する。

作者は、食物連鎖(しょくもつれんさ)の頂点が人間である意味を我々に()いたいのではないだろうか?

もし人間より知能も武力も優れた生物が現れた時、奴らの主食が人間になった時、どう向き合っていくのか?

家畜にとって人間はどのように見え、何を感じているのか?

それは俺にも分からない……。

ただ1つだけハッキリしたことがある。それは「鬼滅の刃」より面白かったということだ。

マニオ

読み始めた時は「食用児」とかエグいテーマジャンプで扱いきれるのか?って思ったけど、いい意味でジャンプらしくまとまってる。
あと作画うめぇ。

約束のネバーランド

約束のネバーランド
  • 原作:白井 カイウ
    漫画:出水 ぽすか
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ
  • 発売日:2016-12-01
  • 完結:20巻

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結論:鬼滅より面白い鬼漫画はたくさんある

以上、おすすめの鬼漫画を5つ紹介してみた。

このキーワードを思いついてから鬼が出てくる漫画を100冊以上購入したている…。
また面白い作品があれば随時追加していくのでお楽しみに。

なかったらこれで終わりになるけど。笑

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気になる所をもう一度読む
鬼漫画おすすめ

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コメントはお気軽にどうぞ

只今のコメント数 (3件)

  • 紹介している全ての鬼作品知らなかった。漫画界って広いですねー
    漫画はスーパー銭湯や喫茶店で置いてあれば読むぐらいでしたけど、コロナで雑誌置かなくなったので漫画離れが個人的には超加速してます。

    個人的には鬼滅の刃は、ただ単純に、難解なところのある西尾維新作品を理解しやすく、わかりやすーく丁寧に噛み砕いて漫画化した作品と思ってました。
    そういった意味では上手くやったなあなどど思ってました。
    自分はそんなに漫画を読まない人間なんで見当違いでしたかね?
    根拠は特に無いんですけど、なんか西尾維新作品に非常に似通ったものを感じたんですよね。

  • 素晴らしい考察です。全部自分の言葉で語っている気がして、共感できました。私が感じていた鬼滅の刃の大ヒットに対する違和感を言語化されていて気持ちよかったです。おすすめされている作品、全て読んでみたいです。

あなたのご意見もぜひ聞かせてくれ

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