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【鬼滅の刃 23巻感想 レビュー】すみません最終巻までジャンル間違えてました

鬼滅の刃23巻

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遂に最終巻を迎えた鬼滅の刃。
長かった…本当にここまで長き道のりだった…。

おそらく今後の人生で、自分が心底つまらないと思っている作品をすべて揃え、さらにレビューとして創作するのは、後にも先にもこれ切りだろう。
約1年にわたる俺の鬼滅街道も本日をもって終焉を迎える。

光と闇は表裏一体であることをこれほど体現した作品も珍しい。
鬼滅フィーバーの裏側で、無名の個人ブログに430件以上のコメントが届いているのだから。

さて回想はこれくらいにして、本題のレビューへと移る。

ネタバレあり

まだ読んでない方は自己責任でよろしく。

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鬼滅の刃:23巻

鬼滅の刃23巻
  • 作者:吾峠呼世晴
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ
  • 発売日:2020-12-04
  • 完結:23巻

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目次

手段を選ばずが想像の斜め上から過ぎて大爆笑

鬼滅の刃23巻
©鬼滅の刃|23巻

前巻のおさらいだが、無惨にぶち込んだ薬の効果は4つあったとされていた。

これにより術も出せなくなり、疲労困憊、そして日光…この機を逃せば二度と無惨を倒すことは叶わない…。

一体どんな技で追い込むのか?
珍しく輝利哉も焦っている。
「次!!行きなさい!!」

鬼滅の刃23巻
©鬼滅の刃|23巻

必殺!!車ドゴン×3台

ここにきて急に出してきた大正感。
薬による手段を選ばない発言が目クソ鼻クソに思えるほどの節度のなさに大爆笑したわ。笑

マニオ

車が本格的に生産開始されたのって、関東大震災のあとだからこの物語は大正12年前後ってことだね。

伊黒と甘露寺の茶番劇が最高に面白い

鬼滅の刃23巻
©鬼滅の刃|23巻

虚な眼…もはや視力があるのかも怪しい…。
やっと、やっと崇高な死の儚さを拝めるのか?

からの〜〜〜〜〜〜

鬼滅の刃23巻
©鬼滅の刃|23巻

私のことお嫁さんにしてくれる?

あぁ笑った笑った。
最終巻で鬼滅の面白さにようやく気づけました。

視点をアラレちゃんレベルまで下げて読めってことね。
今まで今後に期待をして、無駄に考察をして、代替案を考えて、鬼滅がより良くなるには…なんてことを思ったのは出過ぎたマネだったようです。

\動画再生時間:2分38秒/

マニオ

今から外をキーン!!と走って、うんち突いて寝ます

追記:コメント欄で「お前さんわかってねぇなぁ」とツッコまれたので、Twitterで初の二次創作?なるものを作ってみたぜ。

わーんボカボカボカの伏線

鬼滅の刃23巻
©鬼滅の刃|23巻

わーん、ボカボカボカ

伊之助〜男らしさが売りだったお前がどうした?
炭治郎がやられて気でも狂ったか?

いや待てよ、そういえば煉獄が死んだ時も同じような描写があったな…。

鬼滅の刃8巻
©鬼滅の刃|8巻

わぁぁぁぁん、ポコポコ

鬼滅の刃23巻
©鬼滅の刃|8巻

わぁぁぁんぎゃぁぁぁぁん

すみません見逃してました。
悲しみの度合いを「ポコポコ」の上位互換「ボカボカボカ」で表したわけですね?

マニオ

これが本物の伏線ってやつか…恐れ入ります

究極の生物が信じるものは己の力のみ

無惨さんよ…最後の最後まで何やってんだよ、本当に。
「炭治郎待て!!待ってくれ頼む!!炭治郎炭治郎行くな!!私を置いて行くなアアアア!!」
じゃねぇんだよ。

お前は振られた直後のメンヘラか。

そんなに究極の生物を目指したいなら、齢16にして地上最強の生物となった男の話をしてやろう。

地上最強の生物の生態
  • 30過ぎたおっさんが満身創痍の15歳の少年をぶちのめして、臆面もなく高笑いできる精神性
  • グリーンベレーとたった一人で交戦中でもわずかな時間で女を貪る異常性
  • 人の決闘に突然現れて、ちょいと意見されただけで、フルスイングの裏拳をぶっ放し勝手に決着をつける独尊性
  • 毎日人を殺傷せずにはいられない極限まで高められた暴力性
  • 自分の妻にぶん殴られ、唾を吐きかけられ、首元に噛みつかれながら「なんていい女なんだ・・・・・・・・」と言いながら抱き殺すサイコ性

\動画再生時間:6分13秒/

マニオ

どうだ?知れば知るほど究極だろ?
これがお前の目指す究極生物のカタルシスだ。

仲間の弔いシーンはマジで笑えねぇ

ここまで散々笑わせてもらったが、ここだけはマジで笑えねぇ。

お前らみたいなチンチクリンを生かすために、生きたまま喰われ、足を切断され、腕をもがれ、耳を失い、目を潰され、およそ常人では理解できないほどの苦痛を味わい死んでいった仲間の弔いだろ?

鬼滅の刃23巻
©鬼滅の刃|23巻

無惨に蹂躙されて、身体震わすほど悔しかったんじゃねぇの?

なぜこんなにふざけてられる?
花を供えるより炭治郎んち行きたいってどういう神経?
花をぶん投げながら走るシーンは誰に向けて書いてんの?

大人は自己責任だからいいとして、今の子供達にこれを楽しめとでもいうのか?
平時どれだけふざけてても構わないけど、ここって時は締めなきゃ内容云々のレベルではない。

マニオ

それに死闘を繰り広げたあとの第一声が「髪切ったんですね!」ってありえねぇだろ

例えば「NARUTO」

ぶっちゃけストーリーは好きだけど、ナルト本人は全然好きじゃねぇのよ。
「だってばよ、だってばよ」ウルセェし、シカマルとかロック・リーとかヒナタとか他のキャラのが数億バイ魅力的だから。

たださ三代目火影が里を守って死んだ時の弔いシーンは今でも強烈に脳裏に焼きついてるんだよ。
普段からやかましいくらい元気と友情の押し売りで、空気読めない「ナルト」がこの表情だぜ。

面倒くさがりのシカマルだって、1mmもふざけちゃいねぇの。
ここに参列している数百人以上の忍びは全員、追悼の意を表しているんだよ。
幼稚園児じゃあるまいし、お前らチンチクトリオは鬼殺隊に入って何を学んだんだ?

結局これが本音だろ?

鬼滅を読んでなにも感じないのは、こういう所。
どれだけカッコイイ語彙を使おうが、痺れるセリフを吐こうが、それらしいナレーションを入れようが、絶対に外してはいけない見せ場やシーンでことごとく外す。

だからそれまでの全てが、茶番であり上部だけの言葉を綴っているに過ぎないと感じてしまうのだ。

NARUTO
©NARUTO|27巻

鬼殺隊に憧れる少年にこれだけは伝えたい

NARUTO
©NARUTO|42巻

誰がなんと言おうと、鬼滅の刃がヒットしているの事実であり、そこに対し非難するのは大人がするべきことではない。
それがたとえダッサいマーケティング戦略だとしても…。

今を生きる少年にとっては、かつて我々が「DB」や「るろ剣」に心を躍らせたのとなんら変わらないからだ。

まだ年端もいかぬ者であれば、炭治郎を本当に優しいと思っているかも知れない…。
だが本当の優しさとは、己に余裕のある人間からしか出てこないものである。

自己犠牲の上に成り立つ「優しさ」とは、所詮偽善であり、戯言に過ぎない。

  • 苦しい時は無理強いをせず苦しいと声を上げれば良い
  • 辛い時は辛いと信頼できる者に打ち明けて良い
  • 悲しい時は目が開かなくなるほど泣き叫べば良い

自分に余裕がない時に、他人に手を差し伸べる必要などないのだ。

藍染惣右介
©BLEACH|20巻

それこそ日本教育が長い年月をかけ、作り上げ、洗脳してきた利他主義こそ美しいの正体だ。

鬼滅における最大の失敗は、人格者の不在であることは言うまでもないだろう。

©るろうに剣心|12巻

応援してくれた読者さんへ

鬼滅の感想を最初にアップしたのが去年の12月。
そこから約2ヶ月後の2月に「鬼滅の刃 面白くない」ワードで検索順位一位になった。

そこから今日まで、たくさんの読者さんがコメントをくれて、議論したり遂には専用サイトに引越しまでしている。
またWEBマーケターとしても、批評というジャンルに挑戦し、日本一になれたことは新たな引き出しとして力になった。

このサイトは「漫画とアニメ」を語るためだけに作ったが、今本業とは別に4つのサイトを運営しており、ぶっちゃけ他のサイトの方が収益性が高いのだ。笑

俺自身まだまだ未熟であり、漫画の感想だけ書いて飯を食えるほどの余裕はない。
あくまで時間のある時に書くスタンスで、細々と運営していくつもりだ。

にも関わらず、こんな無名ブログを楽しみにしてくれていた読者さんには感謝しかない。
ありがとう。
かりそめの言葉や他人の言葉ではなく、あなた自身が感じた視点や感想は、今後も楽しみにしているぜ。

マニオ

今度は、本当に面白い作品で語り合おうや

結論:ダークファンタジーじゃなくてギャグ漫画でした

以上が鬼滅の刃23巻のレビューだ。

いや〜最高に笑えた最終巻だった(棒)
己の無知さを改めて思い知らされたよ。

この俺様としたことが、基本中の基本ジャンル規定を最終巻まで見誤ってしまった…。

こんな締め方で納得する読者がいるとは…世の中まだまだ広い。
井の中の蛙でした、出直してきます。

NARUTO
©NARUTO|42巻

鬼滅の刃:23巻

鬼滅の刃23巻
  • 作者:吾峠呼世晴
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ
  • 発売日:2020-12-04
  • 完結:23巻

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コメントはお気軽にどうぞ

只今のコメント数 (30件)

  • マニオさんのレビューに今まで救われていた者です。最終巻まで書いてくださってありがとうございました。
    本誌を追っていた当時、熱狂的な人気を博して鬼滅の話題を聞かない日はない今日この頃…周りが大絶賛するものだから、「私の感覚がおかしいのか?皆にとって違和感はないのか?」と日々悩んでおりましたが、このレビューを拝読して安心するの繰り返しでした。

    本誌で読んだときもラスボスとの戦闘がもはやギャグに思えるレベル、今にも死にそうな人間が元気に喋る、全く笑えない不謹慎墓参り、兄妹の絆どこいった?など…ツッコミが追いつかないほどに酷い最後だったように思います。
    マニオさんのレビューには全面同意です。
    今のブームが早く終わってほしいと常々思っています。

  • 初めまして!30代半ばの女ですが、普段からあまり漫画は読みませんが、子供の頃は弟の影響でジャンプを(ハマったものは)読んでました。ちなみにNARUTOが1番好きです。
    後輩からオススメだよ!泣けるよ!と言われて強引に鬼滅の単行本を読みましたが、全然面白くなくて、こんなに世間では流行っているのに、自分がおかしいのかなとずっとモヤモヤしており、アニメを見てみたりもしましたがそれでもダメで…この記事にたどり着き非常に共感しました。
    ハマっている方には申し訳ないのですが、私が鬼滅を読んだ感想は、今までジャンプの大作のキャラクターやストーリーの盛り上がった良いところだけをコピペしただけの内容にしか思えず、だからか内容が薄っぺらい。攻撃シーンでは何をしてるのかがマジでさっぱり分からない…、ギャグも無理やり頑張って入れたんだな〜っていうのが伝わってくる…(そして面白くない)、恋愛シーンもまさしくそれ。無理やり感半端ない。そして最後の無惨との戦いは、これは勝てない…どうやって倒すだ…?!とラストに期待していたら、逃げ出すやら、巨大ベビー化するやら、車で体当たりやらで爆笑!!無惨の顔が真っ二つに割れて、舌付きの巨大な口が出てきた時は爆笑しました!!漫画を貸してくれた後輩に「どのシーンで泣けました?」「どうでした?」と目をキラキラさせて聞かれたので、「うん…よかったよ…」と言って返却しました。どうしてもモヤモヤを吐き出したくてコメント欄をお借りしてしまいました。記事とても面白かったです!お疲れ様でした!

  • 韓国ドラマだったんじゃないかな
    水戸黄門?仮面ライダー?的な成分で出来てると思うよw

    暇な女性が嵌まったんだと思いますよ、キャラがイケメンが多いのでね
    敵も大変だったんだよー的な描写が多すぎるし、こういうのは女性が大好きな成分ですね

    キメツはアニメでブームになったと言われてるのでおおよそ当ってると思います
    主題歌が良かったのでそこからSNSで流行ったらしいですよ

    頑張って最後まで見ましたが糞つまらなかったですwストーリーが単調すぎるw
    アニメだと技がわかったけど漫画だと何してるかわけわからんわ、マジ糞漫画だった
    流行ってるから根性で見たけど面白くなりそうなところで終了みたいな感じ、こんなん小学生でも
    作れそうな展開だと思った

  • はじめまして

    脈絡なく愚痴らせてもらいます。

    鬼滅のアニメ、漫画、ファンブック1と2を集めて読みました。妹にアニメを教えてもらい、そこからはまって単行本を集め終わると本誌の方を読んでいました。黒死牟戦の頃です。戦国時代の回想シーン好きすぎて何度も読み返しました。無惨戦で住吉と縁壱のシーンが出てきたとき、彼にとって巌勝はどんな人だったのか、兄が鬼になったときどう思ったのかなどが知れると思ったらさらっと流されてポカンとなってしまいました。縁壱の内省とか聞きたかったです。(巌勝やうた、鬼殺隊、お館様らへの)

    最終回ひとつ前の話、本誌では見開きカラーがあったんですが、そこの炭治郎の台詞が「悪い鬼がいない世界になった」と書かれていて、この悪い鬼が無惨だけなのか鬼全てなのか議論になったのですが、単行本では「人を食う鬼」となっていたので後者であることが判明しました。無惨だけだった場合でももう少し別の表現はなかったのかと思ってしまいたしたが。

    鬼の人間時代の過去や鬼になった理由をたくさん描写してきたのに、全て「悪い鬼」と言うのだなと言うのだな、初期の手鬼の手を握った炭治郎なら「哀しい鬼」みたいな表現をするんじゃないかなと思いました。「悪い鬼」、「人を食う鬼」はいなくなっても「人を鬼にした人」はいなくならないわけで。鬼になることでしか生きられかった人に、そのまま死んでればよかったのにと言っているように聞こえてしまって。私の受け取り方の問題もあるかもしれませんが。

    苦手になってしまったのに漫画やファンブックを集めたり映画に行ってしまうのって、別れた恋人の近況を友達にきいてしまうみたいな気分です。
    脈絡なく愚痴を吐いて少しすっきりしました。ありがとうございます。

    マンニメさんには、大好きなものが変質していったのにそれでも追いかけてしまう経験はありましたか?

  • 初めてコメントさせて頂きます。

    「鬼滅の刃」…ジャンプ本誌を購読していましたが(去年卒業)、連載中は正直それほど注目していませんでした。
    あれよあれよという間に市民権を得て、我々の生活の隅々に入り込むようになった鬼滅。(コラボの数の多さに驚きますし、給食や体育祭といった学校行事にまで入り込んだり、最終巻の新聞ジャックは恐怖を覚えます…)
    私が注目し出したのは連載も終盤、アニメ第一期が終了した後の2020年の4月頃から。(アニメは未視聴)
    本編を浅く読んだ程度ですが苦手な作風でした…。
    この作品を取り巻く倫理観・雑な設定・未回収な伏線・界隈の民度の低さ・ギャグのセンスetc…合わなかったですね…。(初期の儚さを感じさせる絵のタッチが好きな人が多いというのは頷けるんです)
    最終決戦時、炭治郎が事切れ次号に続く回を読んだ時は「鬼になって復活すんじゃないの?コレ」と思ったら予想が的中。
    しかもすぐに元に戻り拍子抜け。
    悪い意味で期待を裏切らず、悪い意味であっさりしていました。
    それまでの上弦戦とは異なり、せっかく哀しい過去を持ったラスボスとサシで対峙し信念・意志・矜持等をぶつけ合えるお膳立てが整っていたのではないかと…。
    単行本のコソコソ話も例えるなら、赤点を取った学生がテスト返却直後に間違えた箇所を急いで書き直し「先生、ここ合ってます!」と無理矢理点数を稼ごうとしているように感じてしまいます。
    「鬼は人間の食べ物を摂取すると吐き戻してしまう」などという本編の最序盤で描写すべき設定を、連載終了後に発売され誰も彼もが買う訳じゃないファンブックで明かすなよ…と思わずにはいられませんでした。
    不都合な部分を取り除くために後付けばかりしその結果、キャラクターの性格や行動が本来の設定から矛盾した物と化した作品、これほど世間様の評価と自分の価値観が解離している作品は、コロコロコミックから始まり現在に至る我がマンガ人生の中で初でした。
    うまく言葉に出来ませんが、キャラクター・物語の舞台の薄皮一枚を破ったら作者が顔を覗かせているように感じてしまうんです。
    各々が独立した個を持ったキャラクターではなく、作者に役割のみを与えられた人形劇を見ている感じです。(命を軽視した作風もその印象に拍車をかけています)

    連載当初から熱心に応援し続けて終盤で嫌いになった方・最初はなんとも思わなかったのに過剰なメディア戦略で嫌気がさした方・最初からアンチだった方・本編やファンブックで不遇な扱いを受けたキャラ推しの方などのツイート・そしてこちらの皆さんのコメント欄を拝見していますが、皆さん深く読み込んでいて舌を巻いてしまいます。ファンの方々やアンチの方々の二次創作・考察が原作よりしっくりくる事が多いと感じます。20巻のレビューで「曲なりにも物書きをしていると、漫画家や作家の言葉遊び(選び)にはしょっちゅう妬やいてるぜ。」と仰いましたが、私としてはこの感覚を鋭い意見を読むたび味わっています。

    記事で取り扱われた「るろ剣」や「銀魂」などは巧く史実を取り入れたり、歴史上の人物をアレンジしているのに対して鬼滅は…といった感じです。
    同じ最終回発情期とカテゴライズされる事が多い「NARUTO」もその過程を描いたり、外伝や続編、劇場版に繋がったりと鬼滅とは異なります。
    (鬼化炭治郎のビジュアル等で)NARUTOに影響を受けたなら、20巻の作画ミスを技術と気力が無かったので直さなかった、ではなく岸本先生のように時間の無い中で2ページを修正するくらいの気概を見せてほしかった…。(NARUTO 22巻参照)

    「BLEACH」のセリフを丸パクリした時は読んでいて血が引く思いがしました。
    「ジョジョ」の影響を受けたとされる鬼滅ですが、ジョジョのような人間賛歌ではなく、人間至上主義と仰っていた方がいて胸にストンと落ちました…。

    最近、鬼滅に対して他愛も無い事ばかり考えるようになりましたよ…。
    恋柱の「恋」の字は大正時代なら「戀」じゃないのかな?とか、柱の給料は必要に応じて金銭を工面してもらえるらしいけど財源はどこだよ?錬金術使えんの?産屋敷の先読み勘が関係してるみたいだけどとか、全体的に見ると鬼殺隊も鬼も1000年以上何してたんだよ?やり方変えれば双方もっと損害を減らせるんじゃ?とか、無惨との決戦時の炭治郎のセリフの「肺が潰れた」はガキ使でモリマンにシバきまわされた山崎(現・月亭)邦正が同じ事言ってたなぁ…とか、胡蝶姉妹の両親は表情が笑顔の1パターンしかなさそう→血の海に沈んだ時も笑顔か?→田舎の川に投棄されたダッチ○イフみたいだなとか、「柱」…人間側最強の9人で強すぎる鬼を倒す唯一の希望がファンブック2でただの恋愛サークルになったと揶揄されてる事に同意しかないなとか、最終回のサブタイは「発情!そして繁殖へ…」でも話通じそうだなとか、色々なソシャゲとコラボしてる鬼滅だけどもう「薬」と「肉の壁」だけ出せば最強じゃね?とか、のべつ幕無しにコラボしてる鬼滅だけどそのうち鬼滅ラベル貼り付けて空気や家を売り出すんじゃね?とか、色々です。
    鬼滅関連で一本取られた!と思わされたのはパロディA○のタイトルぐらいです。

    次章の遊郭編が色々と議論を呼んでいるようですが、首や四肢が撥ね飛ばされる描写が満載の作風で何を今更…としか。終盤倫理観を著しく欠如した酷い言動が人間側から飛び出すぞ…と。

    年内にジャンプ作品らしく対戦アクションゲームがリリースされるらしいですが、どうせならマルチエンドのアドベンチャーで様々な結末(例:炭治郎死亡END・柱全員生存END・鬼勝利END・鬼殺隊と鬼の和解END・ギャグEND…etc.)がある、とかの方が個人的に見てみたい気がします。

    (因みに私のオススメの作品は、インパルス・板倉俊之さん原作の「トリガー」です。オムニバス形式・全5巻という短さでそれぞれの物語が絡み合ったり、伏線もスゴかったです。)

    最後になりましたが、単行本・アニメ・映画に触れた上での批評お疲れ様でした。
    コメント欄の皆様と同様、そんな世間の話題をさらう作品か?と違和感を覚えていたところ、このブログに行き着きました。
    「嫌いなら見るな」が困難なこの現状は否定的な感情を持つ方々にとって息苦しいと思います。
    そんな方々にとってこの場所はトランキライザーのような存在だと思います。
    言いたい事を言語化していただいた事でどれだけの方々の心理的な負担が軽くなったことでしょう。
    まるでコナンや金田一の推理を聞いているように鮮やかでした。
    そして、このような議論出来る場所を設けて頂きありがとうございます。
    お陰様でメールアドレスを入力してまで自分のマイナス寄りの意見を書き込んだのは人生初の事でした。(そもそもマイナス寄りの意見をブログのコメント欄に書き込んだ事自体人生初です。鬼滅以前は嫌いになった作品があった場合、それに関する情報をシャットアウトしていればよかったので…)。
    仰った通り、鬼滅を機に色々な作品が世の中に知られる事を私も願います。
    新鮮味の無い意見・拙文失礼致しました。
    本当に感謝致します。

  • はじめまして。
    私は、鬼滅の漫画・アニメを一度も見たことがありません。
    街の何処に行ってもグッズを目にするようになり、どんな作品なのか気になって調べてみたところ、こちらのブログに辿り着きました。
    鬼滅の絵を最初に目にした印象は、悪いものではありませんでした。好き嫌いもあると思いますが、個人的には、メインキャラクターのデザインが程よく和風・レトロなところが好みでした。
    ストーリーも、「鬼にされた者の痛みに共感し、癒す物語」と紹介されている方がいて、単なるバトル漫画ではない、素敵な作品なのだろうと期待したものでした。
    しかし、こちらのレビューを読ませていただいて、「うっかり作品を読まなくて良かった…」と感じた次第です。
    読まずに決めつけるのは、よくないことかもしれません。
    けれども、こちらで指摘されているいくつかは、自分にとって決定的に看過できない点が含まれており、なにも知らずに作品を見ていたら、相当なショックに打ちのめされたことでしょう。未然に防ぐことができたのも、冷静なご意見を綴られているこちらのブログのおかげです。

    私事になりますが、一昨年に兄弟同様の仲であった親友を病で亡くしました。
    鬼滅の絵柄を見たときに、親友も好きそうな作品だと思い、興味を持ちました。
    しかし、鬼に主人公の家族が惨殺されるあらすじを聞いて、そういうシーンを見るのが辛くなるんじゃないか、主人公に感情移入し過ぎてきつくなってしまうのではないかという恐れもあり、事前にどんな物語なのか、ネタバレも構わず調べたのでした。
    調べる程に、「あれ?思っていたものと違う…」という違和感が大きくなりました。
    こちらでのレビューや、コメント欄もじっくりと拝見して、「命の扱いが雑」という印象がどうにも拭えませんでした。
    作品の構造自体の雑さもあるようですが、人の死によって安易に感動仕立てにしている作品って、どうなのだろうと思ってしまいます。

    過大評価という指摘を受けている本作品ですが、あたかも深い意味が込められているかのように、仏教や神道と関連づけられたり、人間賛歌や、人の哀しみを描いた作品だと賛美されているのを、何処かで目にします。Amazonで考察本をすすめてきたり、人の心のありかたを説かれている方が本作品に触れていたり……その度に思うのです、この人たちは、この作品に描かれている命の扱いかたに、なんの疑問も抱かないのだろうかと。
    私は、こちらのレビューで紹介されていた、最終巻の墓参りのシーンは、マニオさんのご指摘同様に、全く笑えません。
    コロナという状況と重なり、親友の墓参りに行くことができない自分は、心で冥福を祈りつつも、やはり墓へ「会いにいきたい」という思いがあります。
    墓参りとは、儀礼的なものばかりではなく、死者を悼む行為であると同時に、会いにいく・対話する想いもあろうかと思います。
    主人公たちの場合、共に戦った仲間たちなのですから、言ってみれば特攻隊員の生き残った方が、戦友の墓参りに行くのと同様な気持ちになるのではないでしょうか。
    平和な世界になっても、散っていった彼らはいないのだという虚しさもあるでしょう。
    引用されていたシーンは、まるでお盆休みにイヤイヤじいちゃんちの墓参りに連れていかれた子供のよう……。いくら漫画とはいえ、まして本作品のテーマを考えたとき、拭えない不信感を抱いてしまいます。

    作品を見たことがない私ですが、鬼滅には確かに人を惹きつける要素もたくさんあるのだろうと感じます。
    キャラクターデザインや作品を彩る要素、世界観の雰囲気などなど。
    私自身、不信感を持ちつつも、何処か心が引っ張られる部分もあります。グッズの中には、素敵だなと思うものもあります。
    しかし、これだけ大きな影響力を持った作品が、よりにもよって、命の扱いがここまで雑なのってどうなの?それに疑問を思わない人たちもどうなんだよ……と、ガックリ感というのか危機感というのか、うまく言えない不安を感じているこの頃です。
    一方で、こちらのコメント欄にたくさんの方が、ご自身の考えや想いを寄せられていて、救いを覚えました。

    鬼滅に描かれている倫理観について、大正時代だから現代とは違って当然という意見も目にしましたが、そもそも日本古来の倫理観からも、本作品はズレているのではないかと思ってしまいます。
    鬼という存在を殺すことのみを目的にしている組織、多くの人に指摘されている主人公の描き方、それらは、決して本来の日本的な美意識を描いているとは思われないのです。
    表面的な日本的要素の裏には、ひどく異質な価値観が込められているのではないかと思ってしまうのです。

    作品を読んだこともない者が、こうした意見を書くのは、おこがましいのかもしれません。
    しかし、こちらのブログのおかげで、「読む前に分かってよかった」と安心したのもつかの間、あちこちで目にする過剰なまでの宣伝に、不安が募ってしまい、コメント欄に拙いながら自分の意見を書いてみたいと思いました。
    疑問点の多い本作品ですが、素敵なところがあることも確かで、だからこそ多くの人が惹かれてもいるのでしょうから、いつの日か、おかしな点を改善した改訂版が出されたらいいのにな、と思ったりもしています。
    長々と長文失礼いたしました。

    • 少し前にこちらにコメントさせていただきました。
      私のような作品を読んでいない者が、鬼滅について語っていいものかという迷いはありましたが、世の中には私と同じように、「作品を読む前に色々知り過ぎてしまって、今更読もうとは思えないけれど、世間のブームに思うことはある」という人もいるのではないかと思い、もう一度感じたことを書かせていただきます。
      私は多分、「本当は鬼滅が好きになりたかった」んだろうなと思いました。
      それというのも、キャラクターデザインや世界観、表紙デザインなどの絵柄(一部例外はあるけど)は、すごく自分の好みなのです。
      だから、最初に聞きかじったストーリー「鬼になった者の痛みを癒す物語」だったら、きっと好きになれていたことでしょう。
      でもストーリーを調べていくごとに「結局鬼は殺すんかい!」とか、「その倫理観はどうなんだよ…」と思うことが出てきてガッカリしました。そして、自分にとって受け入れられない部分があるとはっきり分かった以上、今更作品を見ても、もはや純粋な目では見られません。
      私は、鬼滅の内容をよく知らなかった頃、勝手に自分の中でこういう物語だろうかとイメージしていた頃が一番楽しかったし、鬼滅に対しても好意的でした。
      鬼滅の内容を知ってガッカリして終わりならよかったのですが、自分にとって一番きついのが、今まで好きで見ていた発信者の方々が、こぞって鬼滅について触れてくることでした。
      鬼滅ブーム以前から、呼吸法に興味があって、そういう関連のブログや動画を見ていたのですが、鬼滅に関連付けて説明してくるわけです。
      その発信者の方が普段説いている心のありかたと、あきらかに矛盾する倫理観が鬼滅にはあるのですが、そういうところには触れないで、鬼滅には真理が描かれているかのように語られると、好きだった発信者にまで不信感を持ってしまうのです。
      確かに、鬼滅にもよいところはたくさんあるのだと思うのです。でも、目を背けてはいけない部分もあるんじゃないのか?そこを、きちんと指摘したり、意見を言うことも大事なのではないか。
      なんというのか、ゴリ押しして賛美している人は、逆に鬼滅という作品を本当に読んでいるのかな?と思ってしまうのです。
      こちらのコメント欄や、ほかのレビューを拝見していて、きちんと意見を語っている方のほうが、真剣に鬼滅という作品を読んで、作品やキャラクターと向き合っているのではないかと思えました。
      あまり疑問を感じない人は、そもそもブームだからとサラっと目を通して、作品に散りばめられたモチーフに関心して、「いい作品だな」と感じたのかもしれないし、あるいはそもそも「漫画=架空の物語」であるからこそ、細かい人物の生死や設定にこだわらず読んでいるのかもしれません。
      そして、以前こちらに、「オタクじゃない人たちがブームを作る」とコメントされていた方がおられましたが、結局のところ大衆にとって物語の受け取り方って、ある意味ドライであって、「所詮物語なんだから、細かい部分はどうでもよくて、分かりやすく楽しめて感動できればいい」ものかもしれません。
      物語を受け取る前提が違えば、とても楽しくて魅力的な物語なのでしょう。デザインされた絵柄を見ていると、確かにワクワクさせられるところがあります。
      非難の感情が生まれる人ほど、物語の中に入って楽しむからこそ、世界観のほころびに気づいてしまうのでしょう。
      今まではブームが落ちつくのを待とうという気持ちでいましたが、「物語をどう受け取るのか」という価値観について、ものすごく考えさせられてしまいました。
      勿論、価値観は人それぞれであって構わないのですが、なんとなく好きだった人や友達との間に価値観の違いがあったと気づいてしまうと、仕方はないものの、さみしさも感じてしまいますね。

  • こんばんは。以前よりブログを拝見させて頂いておりました。当方連載時より鬼滅を応援していてあまりにも酷い終盤、そして信じられない最後のせいで未だに立ち直れていません。

    よく鬼滅は終わったから凄いだの、最後はアレだけど途中までは満点!だの。色んな絶賛を目にしますが私は鬼滅に限らず最後をきちんと締めれなかった漫画を神漫画と呼ぶ事は生涯出来ません。

    飛行機に例えるとどれだけ体に負担をかけずに離陸し、道中も完璧なフライトを行なっていたとしても着陸に失敗して乗客が全滅して機体が爆破してしまった場合「でも離陸とフライトは完璧だったから良いよね」なんて絶賛する人はこの世界にいないと思います。
    終わったから凄い、と言うのもいや機体爆破(物語、テーマ崩壊)して乗客全滅(キャラ崩壊)してますけどと苦笑いすら出ません。

    鬼滅は深く読み込むほど道中も崩壊しているのですが、それでも遊郭編までは締めが美しく情に訴えかけてくるのも上手で大好きでした。刀鍛冶編では締めが突然禰豆子が太陽を克服するという超ご都合展開に全くついていけずに「アレ…?」と思いましたがそれから一度も主要キャラは立て直せずに、最後には積み上げてきた優しかったり信念があったように見えていたキャラや情に訴えかけるテーマ全てをぶち壊したのは逆に秀逸でした。

    多くの漫画に触れてきましたが鬼滅は神漫画どころか近年稀に見る大崩壊漫画で、私はここまでテーマもキャラも最後に全て大崩壊した漫画は生まれて初めて読みました。
    大好きだったのにと今でも見かける度に悲しくなります。早く忘れたいのにネットでは鬼滅関連のもの調べなくても未だに鬼滅関連の話題が流れてきます。二期が始まれば紅白まではまた鬼滅ゴリ押しが始まるのが目に見えて吐きそうです…

    長文、失礼致しました。

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